プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

戸田奈津子さんの字幕翻訳は、話の流れを考えていない意訳や誤訳が多くて、面白い話も面白くない話にしてしまう場合が多いのに、大きな問題にならないばかりか、第一人者ということになっている理由を教えてください。批判は出てこないのでしょうか。

A 回答 (6件)

#4のお礼に対する補足の回答です。


例えば、「ファイトクラブ」の場合には、検索サイトのgoogleで"fight club" script と入力すると、スクリプトのサイトを検索することができます。
私は聞き取りにまったく自信がありませんので、この方法でスクリプトを入手して確認しています。
ミッション・インポッシブル2の場合、ウイルスの培養の話のところで"in vitro" という言葉が出てきました。字幕には「ヴィトロ ウイルス」と出ていて、興ざめした記憶があります。"in vitro"という言葉を御存じなかったことを批評するつもりはありません(ただ、ニュースでもこの言葉を時々聞きます)。辞書を調べる手間を惜しんで、結果的に商品の価値を下げたとはいえるでしょう。これは、意訳とか日本人に受けるようにとかいう話とまったく別の次元の問題です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

重ね重ね、ありがとうございます。
その方法は思いつきませんでした。今度使ってみます。
しかし、外国映画を、日本語字幕でも、安心して観たいものです。
どうにもならない問題なんでしょうか?

お礼日時:2001/08/19 18:18

以前、雑誌で読んだんですが、翻訳の世界は年功序列みたいなものがあるらしく、最初に地位を築いた人がその仕事をしている限り、その人を優先的にして仕事が回るそうですよ。

だから、いつまでたっても翻訳(中でも映画)の世界では、新人に良い仕事は回ってこないそうです。
あと、映画の字幕翻訳は、文字制限や、使ってはいけない言葉など、かなり制限が厳しいらしいです。
だから、それらのことをふまえて、ストーリーの流れをおかしくせず、「日本人に受ける」ように訳すことが一番重要だそうです。
だから、映画翻訳の場合、単なる語学としての翻訳ではなくて、訳す人のセンスによって大きく変わってくるそうですよ。

だから、戸田さんが良い悪いとは、一概に言えないのではないでしょうか・・・。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答どうもありがとうございました。
実力じゃなくて、年功序列で動いているというのは、いかにもありそうですよね。他の世界でも、まだまだ残ってますから。それに、実力主義という場合、その実力を判断できる体制が必要になると思うのですが、そういうものがあるという話も聞かないので、実力主義ではないのだろうという想像ができます。
制限の話ですが、文字数以外の制限や、「日本人に受ける」基準がどのようになっているのかに興味があります。その辺は、ご存じでしょうか?
訳す人のセンスによって翻訳は大きく変わるということには同感です。私は、戸田さんのセンスに大きな問題があるような気がするのですが・・・、シナリオの面白さやポイントをあまり理解できないという・・・。しかし、戸田さんだけの問題ではないということは、今回のみなさんの回答を読みながら、切実に思いました。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2001/08/19 17:55

誤訳が「多い」かどうかについては判断しかねますが、私の乏しい英語力でも、明らかに誤訳というか、辞書を調べればすぐにわかるのに、というものがいくつか発見できます。

もっと英語力のあるかたはおそらく皆さん大人で、公開の場で誤訳を論じるよりも、自分が聞き取った内容によって映画を楽しんでおられるものと想像しています。
映画の字幕も料金の内ですから、建設的な批評はあってしかるべきだと思います。
どの字幕翻訳者の仕事についてかは記憶していませんが、映画ファンのサイトの掲示板で、おかしい訳を指摘しているのを読んだことがあります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速のご返事ありがとうございました。
私の場合、英語力が中途半端で、自分で修正できる誤訳もあるのですが、英語の聞き取り自体ができないときもあるので困りものです。そういう場合に限って、戸田さんの字幕を読むと何かストーリーや設定から外れているような訳になっていたりして、もっと困りものです。
「ファイトクラブ」なんか戸田さんの訳のせいで、かなり話の内容がつまらなくなっていて(中途半端な英語力の指摘で申し訳ないですが)、あれなんかは観客動員にも相当響いているんじゃないでしょうか。という風に、映画会社も考えて欲しいのですが・・・・・、そんな動きなどはないんでしょうか。
shadow81さんも含めて、今まで4人の方に回答をいただいているのですが、それだけでも、何となく問題の輪郭が見えてきたような気がします。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2001/08/19 14:40

批判がありましたので、参考URLを見てください。


あと、平尾圭吾さんって人に注意されて字幕を直した事があるそうです。噂ですけど。
ぼくも今度から戸田さん翻訳の映画の時は気をつけて見て見ます。なんか楽しみ。

参考URL:http://tokyo.cool.ne.jp/zap2/oldtozenso/tozenso9 …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速のご返事ありがとうございました。
参考URL、大変勉強になりました。それを読んでいると、字幕翻訳って、とても奥が深い作業なのに、いい加減なかたちで、堂々と客に売っているんだなあ、というのが見えてきました。URLの指摘を読んでいると、もし映画会社に普通の良心があるなら、字幕翻訳はその分野に詳しい人も含めたチームを組んで作業するはずだと思うのです。映画会社は、実際にはそうしているのかも知れませんが(実態を知っていたら教えてください)、もしかしたら戸田奈津子という「一流の人」を仕立て上げて、翻訳に充分時間がかけれそうもないときに、彼女の名前でごまかしたりしているんでしょうか?と思ってしまいました。
いやあ、奥が深い問題なんだと言うことがよくわかりました。で、どうすりゃいいんでしょう?
とにかくありがとうございました。

お礼日時:2001/08/19 14:24

うーん・・・


#1の方の回答も一理ありそうなので自分の意見には自信がないのですが。

洋画の字幕って1秒間につき4文字までって決まってるみたいです(それが人間が目で追える字数なんですって)。だから、その制約に合わせると、とても内容通りのモノは書けない場合とかあると思うので、ストーリーをおかしくしない程度に、作ったりもしてるんじゃないでしょうか。
映画字幕の翻訳には、そういったスキルもいるので特殊な訓練が必要だと聞いたコトがあります。
もしかすると、そうやって字数に合わせて適当に(?)創作できるコト自体が、評価される技術なのかと・・・
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速のご返事ありがとうございました。1秒間に4文字という制限があって、ストーリーをつくり直す必要があるという話は、なるほど、と思いました。そうすると、翻訳する人がSFなり、コメディーなり、その分野のセンスを持ってなくてはいけないということですよね?何でもかんでも訳している戸田奈津子さんって・・・・・。戸田さんが、どの分野も得意だという感じは、全然しないのは、私だけでしょうか?
うーん、すごく業界自体の問題に思えてきました。こっちは高い映画代払って観ているのに・・・。
情報ありがとうこざいました。

お礼日時:2001/08/19 14:11

 全く、こんな訳は絶対しないョというものが数多く有りますネ。

字幕が変で、気になり、最後に訳者を見るとこの人だったということが多くあります。

 大昔には、他に優秀な同業者がおらず、決められた締め切り内に仕上げられるものも無く、今では大御所となってしまって、誤訳は多いが意訳のスタイルがある程度は業界内では評価されている(かも知れない)し、リスクも少ない。

 第一に、訳をチェックするシステムや人がいないし、大先輩を批判・批評したら、業界で干されてしまうかも知れないので、誰もあからさまには言わない。

 優秀な訳者がいないのが悲しい。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速のご返事ありがとうございました。自分の英語力に自信があるとは言えないのですが、その自分が観ていても、途中から字幕にムカムカしはじめると、最後に戸田奈津子さんの名前があるという状況が頻繁にあります。最初にこの人の名前が出る場合は、心構えして観るようにしています。私が一番頭に来るのは、ストーリーをぶち壊す意訳です。まだ直訳の方がいい場合に、そんなことをするなんて、意地が悪いとしか思えません。まさかそういうところで自己満足しているということはないですよね?
素人目で申し訳ないですが、戸田さんより優秀な方は、たくさん居るような気がしないではないのですが、どうなんでしょう?字幕は、その分野に強いネイティブも含めた共同作業でやって欲しいです。なるべく。
とにかく、ご返事ありがとうございました。同じく不満に思っている方が居るだけでも少し安心しました。しかし、映画会社は、何か思っているんでしょうか。

お礼日時:2001/08/19 13:56

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!