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「こころ」で先生とKさんが昔下宿していたお嬢さんの家の間取りについて考えたことがある方はいらっしゃいますか?本文中にいくつか手がかりはあるんですが、よく分からないので助言をおねがいします!

A 回答 (8件)

ある教科書にこころの間取りが描かれています。

その図面をごらんになりたければ、つぎのあどれすをご覧ください。

参考URL:http://www.sowa-net.com/meisaku.pdf
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こんにちは。

現役高校生です。丁度2年生なので今年「こころ」について学習をしたばかりです。

え~。間取り・・・・私の手元に「浜島書店 常用国語便覧」たる物があります。
この本の夏目漱石のページにそっくリそのまま推定図が載ってます。

持ってないといけないので、訳がわからなくなるかも知れませんが、説明させていただきます。これを読みつつ、図に表していくと解かりやすくなるかも・・・。
 

玄関から向かって、左側に4畳のKの部屋、Kの部屋の左隣が8畳の先生の部屋。
玄関から向かって、右側に下女の部屋。(右隣がトイレ)
玄関から向かって、前の廊下の奥が茶の間。廊下は下女の部屋の前まであります。        (茶の間の右が台所)
茶の間の奥が6畳のお嬢さんの部屋
                            になります。
また、参考に奥さんは茶の間またはお嬢さんの部屋にいた事になっています。
そして文章中にもあるようにKの部屋、先生の部屋、茶の間、お嬢さんの部屋は庭向きの縁側廊下でひとつながりになっています。
あと、押入れですが、先生・K・お嬢さんの部屋にあります。 

先生の部屋はこのうちの中で一番いい部屋と言うことになっています。

ちなみに、galaxy-classさんがおっしゃっているKの自殺のときに襖が少しあいていた事についてですが、真っ先に自分の死体を見て欲しいにではなく、実はKの思いやりなんですって。
「自分(K)は先生を恨んで死んでいくのではなく、先生にこころを開いて死んでいく。だから先生が後悔することはないんだよ。」
と言う意味らしいです。でも、先生には通じなかったみたいですね。
      
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詳しい間取り解説は他の方に譲るとして、私は、問題は、先生とKの部屋がふすま一枚で、しかも、Kが自殺したときに、その戸がわずかに開いていた部分が文学的興味をそそられました。


おそらくKは、先生にまさっさきに自分の死体を見て欲しかったんでしょうね。Kのアッパーカットです。Kは、先生の卑怯な(?)行動に無言のダメ出しをしたのだと思います。試験で「自殺をしたと時のKの心理状態をどう分析するか」みたいな質問があったら、これを参考に考えるとよいと思いますが、、、。
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あまりお役に立つ情報ではないのですが、文学(特に漱石)と住まいの関連書を


紹介しておきます。

名作文学に見る「家」―謎とロマン編
小幡 陽次郎 (著), 横島 誠司 (著) 文庫 (1997/08/01) 朝日新聞社

名作文学に見る「家」―愛と家族編
小幡 陽次郎 (著), 横島 誠司 (著) 文庫 (1997/08/01) 朝日新聞社
(「三四郎」の舞台はこちらに想像間取りが載ってるらしいです)

建築の絵本シリーズ 「夏目漱石博物館」…その生涯と作品の舞台
  石崎等・中山繁信 (彰国社)1985年刊

「こころ」が載ってるかどうかは各出版社に問い合わせればわかるかも
知れませんね。
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教員時代に、大修館のパンフレットで見ました。

「新国語要覧 増補第3版」です。教材なので、一般的には手に入らないかもしれませんので、出来る範囲で説明してみますね。

まず、入り口を入ると玄関として三畳あります。その左手にkの部屋が四畳。さらに奥に先生の部屋が八畳。両方の部屋に押入があって、先生の部屋にはさらに床の間と棚があります。

玄関から真っ直ぐ進むと、茶の間が六畳。その奥にお嬢さんの部屋が六畳。両方に押し入れ、お嬢さんの部屋には戸棚があります。

それぞれの部屋は縁側に面しており、ちょうどLを逆にした型になっています。部屋は壁ではなく、ふすまで区切られいます。

さらに、小説内では表示されてはいない推定部分として、玄関・茶の間の右側に台所・湯殿・便所・下女の部屋、お嬢さんの部屋の右側に奥さんの部屋が加えられています。

建築史の資料をもとに、新たに推定したものと書かれています。ご参考になれば幸いです。
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玄関入って3畳くらいの部屋の左にKの部屋があって、その隣に私の部屋。


それで、玄関からまっすぐ行くと、茶の間があって、その奥にお嬢さんの部屋
じゃないかな・・?たぶん、そーゆう、間取りだったよーん。
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直接の回答ではないのですが・・・


以前、夏目漱石の研究本でお嬢さんの家の間取りを想像して
図にしているものがありました。
かなりしっかり描かれていました。
コピーして保存していたものを探したのですが
捨ててしまったらしく見つかりませんでした・・・
スミマセン。
そういう本も存在するので、もし時間があれば
探してみると良いかと思います。
役に立たない回答でごめんなさい。
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これは私の想像の範囲です。

(「こころ」は何回も読みましたが、間取りまではあまり気にしませんでした)

たぶん、和室の4.5畳あるいは3畳くらいでしょう。
レイアウトとしては、座机があるくらいで、押入れの上段には布団があり、下段には衣類と書籍類があると思われます。

また、隣の「K」との部屋とは襖1枚で仕切られており、自由に開け閉めができるのではないでしょうか。

あの頃のことですから、ラジオなど雑音はなく、お互いが勉学に励んでいた頃ですから、襖1枚でプライバシーを守ることが出来たのでしょう。

でも、そのたった襖1が「私」と「K」を永遠に引き離していたとは。
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