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普通の変圧器に商用電源100Vをダイオードで半波をカットして(約50V)入力するとコアより磁気漏れを起こすがなぜですか 又 この磁気漏れを防止する方法があれば教えてください。

A 回答 (2件)

1. エアギャップの量


ちょっと具体的な数値は判りません。
(実際には、流れる直流電流を見積もって、鉄心が飽和しないようにギャップを決めたかと)

2. 鉄心を一部細くする
実効的にエアギャップを作る方法のひとつです。
具体的には、四角い鋼板を重ねて鉄心を作るときに
角の部分は↓のa.b.を交互に重ねますが

a.
■■■..


.
.

b.
□■■..


.
.

aのところで□と■の突き当たりにすき間を持たせ、この部分(短い距離)の鉄芯断面積を半分にしたりします。
(ここで磁気飽和が起きて、実効的にエアギャップになる。)


このようにギャップを設けると、ギャップ周りの洩れ磁束はもちろん増えます。が、他の部分が飽和してないので変圧器全体から磁束が洩れるという事態は避けることができます。

実際の変圧器では、ギャップを設けると同時に、鉄心全体を太めにして、磁気飽和を防ぐのだとか聞いたような、、。
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この回答へのお礼

良く解りました 解りやすい説明を有り難うございました。

お礼日時:2005/02/24 08:52

変圧器に整流した電圧を加えると、巻き線には直流電流が流れます。

この電流は通常交流電圧を加えたときに流れる励磁電流より大きく、鉄心には大きな磁束が生じます。このため、鉄心が磁気飽和し、透磁率が低下して、磁束が鉄心以外の箇所を通りやすくなります。結果、漏れ磁束が増えます。
対策としては、コイルに直流電流が流れないようにするか、鉄心にギャップ(あるいは、わずかな区間鉄心を細くしてギャップと同様な働きをさせる)を設けて磁束の増加を抑える(その分、交流で使うときの励磁電流が増えますけど)、といった対策がされるかと。

この回答への補足

早速回答を頂き有り難うございました。
1、鉄心にギャップを設けるのは だいたい何mmぐらい   設ければいいのでしょうか。
2、鉄心を一部分細くするとその部分が飽和状態となり  磁気回路全体に磁束が流れなくなる事はないのでし  ょうか。
 申し訳ありませんが上記二点の回答をお願いします。

補足日時:2005/02/21 15:21
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