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こんにちは。

以前から理解に苦しんでいたのですが、ある2点間の抵抗値を測定しようとテスター棒をあてたところテスターの表示は「マイナス23オーム」になりました。テスターのプラスとマイナスを入れ替えると今度は(プラス)23オームになりました。

抵抗値に極性ってあるのでしょうか?

実はこのとき、測定対象物の電源が入っており、電源を落としたところ、ほとんどゼロオームになりました。

電流が流れていると抵抗値がおかしく表示されるようですが、どなたかこのメカニズムを教えてください。

テスターで抵抗値を測定する原理がわかっていれば理解できそうですが、テスターって2点間に定電流を流してその2点間の電圧降下を測定し、定電流値を電圧降下分で割って抵抗値を出すのでしたっけ?

よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

テスターと言ってもいろんなタイプがありますが、一番原始的な構成は下記のような感じではないでしょうか?



定電圧源-固定抵抗-被測定素子 が直列に接続され、ここに流れる電流を測定(または固定抵抗の両端電圧を測定)する。

この場合、被測定素子が0オームならば固定抵抗(仮にr)の両端は電源電圧そのままです。が、もし回路が通電しており、被測定素子の両端に電圧が掛かっていたならば、固定抵抗の両端はテスターの電源電圧+(または-)被測定素子の両端電圧となります。

これが測定結果の+23ないし-23という数字に結びついたと考えられます。

こんな解説でご理解頂けますでしょうか?
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

やはり定電圧源ですか・・・。

わかりやすいご説明に感謝!です。

お礼日時:2005/02/21 21:18

> ある2点間の抵抗値を測定しようとテスター棒をあてたところテスターの表示は


> 「マイナス23オーム」になりました。
> テスターのプラスとマイナスを入れ替えると今度は(プラス)23オームになりました。
このことから次の事がわかります。
1.デジタルテスターをお使いですね。・・±があるから
2.装置の電源が入ってますね。・・電気屋の常識

> 抵抗値に極性ってあるのでしょうか?
抵抗値には極性がありませんが、ダイオードには極性があります。

> 実はこのとき、測定対象物の電源が入っており、電源を落としたところ、
> ほとんどゼロオームになりました。
この程度ですんでよかったですね。
下手をするとテスターが焼けたり、火を噴いたりします。
測定値がメチャメチャになるのは当然です。
抵抗測定時は装置の電源を切るのは電気屋の鉄則です。

実は抵抗測定に関しては装置の電源をきるだけでは不十分です。
回路で色んな部品がつながっていますからその抵抗の正しい値を示さないのです。
例えば10オームの抵抗を測る時、回路で回りまわってこの抵抗に1オームの抵抗が
並列に入った状態だとすると測定値(合成抵抗)は0.9オームを示し
正しくないのですよね。
本来は装置の電源を切って、抵抗の片方をはずしてから測定するのが正しいやり方です。

> 電流が流れていると抵抗値がおかしく表示されるようですが、
> どなたかこのメカニズムを教えてください。
> テスターで抵抗値を測定する原理がわかっていれば理解できそうですが、
> テスターって2点間に定電流を流してその2点間の電圧降下を測定し、
> 定電流値を電圧降下分で割って抵抗値を出すのでしたっけ?
まとめてお答えします。
お考えになっているような「定電流での電圧降下測定」ではありません。

テスターは原理的に言うと、内部に定電圧源と定抵抗を持っています。
この状態でテスターリードをショートするとメーター(電流計)がフルスケールに振れます。
次に抵抗を接続すると、抵抗値が(定抵抗+被測定抵抗)となって電流計の振れが減ります。

電流計の振れは合成抵抗値に反比例しますから、
電流計の振れ×(定抵抗+被測定抵抗)=フルスケール×定抵抗
(定抵抗+被測定抵抗)=定抵抗×フルスケール/電流計の振れ
被測定抵抗=定抵抗×(フルスケール/電流計の振れ-1)

これでメータに目盛を入れたのがアナログテスターであり、
これを計算してデジタル値で出すのがデジタルテスターです。

装置の電源が入っていると抵抗の両端には何Vかの電圧がかかっています。
この電圧がテスターの内部の定電圧に対して和になったり差になったりするので
メーター(電流計)の読みが狂ってしまい、被測定抵抗の誤差になって表れるのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

双対の関係で間違っていたようです(^_^;)

本当にこの程度ですんでよかったです。

お礼日時:2005/02/21 21:16

電流、電圧の測定は、電源を入れなければいけませんが、抵抗の測定のときは、電源をOFFにしないと正常に測定できません。



念のためですが、抵抗を測定するときは、レンジを変えるたびにゼロオーム調整をしなければなりません。
一度あわせて、レンジを変更した後、再び同じレンジにしても、再度調整が必要です。

ダイオードやトランジスタなど極性があるものは、黒いリード棒がプラスになります。(黒から赤のリード棒に電流が流れます。)
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この回答へのお礼

ありがとうございました!

やはり鉄則ですか・・・(^^ゞ

お礼日時:2005/02/21 21:22

回答は自分自身で出ています。



R=V/I なのでVが変化すると正しく測定できません。
乾電池で測定すればよく判るかと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
私の解釈でもそんなに間違っていなかったのですね!

お礼日時:2005/02/21 21:14

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