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49歳の主人が人間ドッグで胆石があるといわれたので再検査をしました。そしたら、石ではなく砂だといわれ、しかも、胆嚢の壁が厚くなっているとの診断でした。それが悪性のものかどうかは手術をしなければ分からないと言うことでしたが、胆嚢の壁が厚くなると言うのはどんな原因、または病名が考えられるのでしょうか。手術をせずそのまま様子を見てもいいものでしょうか。

A 回答 (7件)

回答が出そろっているところに割り込むようで申し訳ありません。


胆嚢は琵琶くらいの大きさの臓器で胆嚢管というとても細い管で総胆管につながっているため内視鏡はありません。また仮にあったとしても胆汁という濃い緑色をした液が充満しているので表面の観察は無理でしょう。
胆嚢を直接穿刺して造影する検査もありますがERCPよりリスクもあってまた得られる情報も大差ありません。
結局のところ現在の技術で手術しないで胆嚢の壁の肥厚が良性か悪性かを100%診断できる方法はありません。
ERCPをなされるのは総胆管に石が落っこちていないかを確認するためと、総胆管または膵臓の病変が胆嚢に及んで胆嚢壁を肥厚させていないかを確認するためでしょう。
手術は先の回答にもあるように腹腔鏡下胆嚢摘出術(通称ラパコレ)を考えておられるようです。この際遺残した結石がないかを確認するため切除した胆嚢管の断端からチューブを入れて総胆管を造影することをよくやるのですがその検査のことを言われた可能性もあります。
胆嚢を摘出した後は病理の先生に顕微鏡で見ていただき良性であれば一安心、となり1週間後傷がふさがったのを確認して退院となるでしょう。
病理の結果が思わしくない場合、追加の手術ということもまれにありますが今はそこまで心配してもしょうがないとおもいます。
比較的安全とされる手術ですし主治医の先生が奨めるのであればやっても良いのでは?とおもいます。
主治医の先生とよくご相談なさってください。
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この回答へのお礼

くわしいご回答ありがとうございます。これで主治医の先生が手術をするといいながらも造影検査もするといわれたわけが分かったような気がします。心配性で納得行くまで聞かないと落ち着かない性格なもので、つい質問がしつこくなってしまいます。ご回答くださった他のみなさまにもお礼申し上げます。
 ついでながらもう1点ご意見をお聞かせください。
 検査をしたところは総合病院ではありますが小さな病院なので、もし再手術となったときのことを考えると設備や人員の行き届いた大学病院に変えた方がいいのではと考えます。その場合、今この段階で転院した方がよいでしょうか。それとも病理検査の結果を待ってからがいいのでしょうか。

お礼日時:2001/08/24 16:27

悪性のものばかりでなく、胆のう炎などの疾患でも胆のう壁が厚くなることが知られていますよ。

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お礼の文章を拝見させていただきました。


ラパコレは担当する医師の技量が大きく関係する手技なので大きな病院だから安心というものでもないとおもいます。
小さな病院でも症例を数多くこなされている上手な先生がたくさんおられます。ご心配でしたら主治医の先生にこれまでどのくらいの数の執刀をなされたか聞いてみてはいかがでしょう。
自信のある先生でしたら100例までは数えていましたが・・・といった回答になると思います。
頻度的には悪性である確率の方がずっと低いわけですから病理の結果がでてから次のことを考えられてもいいとおもいますよ。
付け足しでした。
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この回答へのお礼

 ありがとうございました。今の病院で手術をしようと思います。

 失礼ながら他の質問者に回答されているfutukayoiさんのアドバイスも読ませていただいたのですが、本当に的確でわかりやすく頼もしく拝見させてさせていただきました。これからもアドバイスよろしくお願いします。

お礼日時:2001/08/25 08:00

MiJunです。


>内視鏡による造影検査をすることになるかも
以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか?
「内視鏡的逆行性膵胆管造影」
この中で特に「検査方法」「検査に伴う危険」「検査を行う理由」「異常値の意味」と関連リンク先を参考にしてください。

「手術」に関しては、
http://leo.city.naze.kagoshima.jp/housecall/cgi- …
(胆のう摘除術)
この中では特に「説明」と関連リンク先を参考にしてください。

http://www.keiju.co.jp/lapachol.htm
(内視鏡下外科手術)
全ての例が内視鏡手術の適応ではないようですが、主治医から良く説明を受けられることをお勧めします。

ご参考まで。

お大事に。

参考URL:http://leo.city.naze.kagoshima.jp/housecall/cgi- …
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この回答へのお礼

とてもくわしい説明がされているサイトを紹介していただき手術の方法については理解できましたが、また新たな疑問もわいてきました。
 内視鏡的逆行性膵胆管造影は、胆管に異常があるかどうかを検査するための方法のように思われますが、夫のように胆嚢壁に異常がある場合もその検査で何かわかることがあるのでしょうか。胆嚢自体に内視鏡を入れる検査があるのかどうかが分かりませんでした。
 

お礼日時:2001/08/24 13:32

内視鏡の造影検査というのは、十二指腸の乳頭部という胆汁の十二指腸への出口のところから、細いチューブを通して造影剤を入れ胆管を造影する検査のことだと思います。



開腹手術で一週間の入院期間というのは難しいと思います。おそらく腹腔鏡による手術を考えておられるのでしょう。
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この回答へのお礼

 ありがとうございます。胆嚢を調べるときに胆管造影で異常が分かるのかどうか教えてください。
 また、腹腔鏡によりもし悪性と分かれば開腹手術となると思うのですが、胆嚢はなくてもいい臓器と聞いたことがあるので、後々悪性化することを心配するよりは全摘したほうがよいのではとも考えますが、いかがでしょうか。ご意見をお聞かせください。

お礼日時:2001/08/24 13:39

胆嚢壁が肥厚する疾患や状態には、急性胆嚢炎、慢性胆嚢炎、肝炎や肝硬変、腹水の貯留、胆嚢癌、胆嚢の腺筋腫症(アデノミオマトーシス)などがあります。


その他にも、食後で胆嚢が縮んでいる場合は壁が厚くなります。
これらの中で、急性慢性の胆嚢炎では胆砂を認めることがありますが、腺筋腫症ではほとんど認めません。
胆嚢癌の場合は、胆嚢壁の厚さが不均一になり、形も変形したりします。
悪性が疑われる所見である場合は、積極的にCT、MRI、造影検査などを施行していくことになりますし、これによってかなりの鑑別が可能だと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます
 CT検査をしたのですが、悪性かどうか分からないので手術を進められたと言うことで1週間ぐらいの入院だそうです。開腹手術の場合1週間ほどでできるものですか。
 また、内視鏡による造影検査をすることになるかも分からないと言うことでした。それは、どんな検査なのですか。それで診断がつけば手術をしなくてすむこともあるのではと思っています。

お礼日時:2001/08/24 00:58

以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか?


「慢性胆嚢炎」
この中で特に「原因と危険因子」「合併症」と関連リンク先を参考にしてください。

胆石により炎症を起こして、肥厚してくる可能性もあるのではないでしょうか?

http://leo.city.naze.kagoshima.jp/housecall/cgi- …
(胆石症)

ご参考まで。

お大事に。

参考URL:http://leo.city.naze.kagoshima.jp/housecall/cgi- …
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