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 私は、現在児童福祉施設に勤めているものです。日々、これで良いのかと感じています。それは、子どもに対する処遇に関してもですが、自分自身の自信の無さにも問題を感じます。
 子どもに対してもっとより良い対応をしたり、どのような考え方で子どもに関わっていくことが必要なのか、問題が複雑な子に対して私たちができることは・・・?とずっと考えてきましたが、心理学を勉強してみようかという思いが強くなってきました。これまでも思ってはきましたが、違う方向から子どもに向かったほうが建設的だと考えていました。
 自分の力の無さというものに、なんとか専門領域を学んだら変わるか?とも思うのですが、結局、子どものことを名目に自分のことをなんとかしたいのかもしれません。
 いったん仕事を辞めて大学で勉強するか。それともこのままただ過ごすか。大学へいくとしたらまず編入を今は考えています。
 この仕事は人間のトータル的なことが問われる仕事だと感じます。 今のままでは自信も持てず、他人と比較して落ち込むだけで、なんの進歩もありません。もう20代後半です。この先どうしようかと考えています。

A 回答 (1件)

大学教員です。

児童福祉施設へも時々、顔をだしております。さて、お話を拝見させて頂いている限り、厳しい言い方になるかも知れませんが、現在の仕事からの逃避行動のようにも見えます。
 大学で学ぶ知識というのは、本当に基礎的な領域であり、残念ながらkokorokokoさんが期待されるような専門的な領域については、学べないと思います。もし学ぶとするならば、大学を卒業後、大学院に進学してからの話になるかと思います。
 現場で学ぶことの方が多いように思いますよ。個人的には、kokorokokoさんが、日頃から子どもとの関わりについて問題意識を持ちつつ、その関心に関連した専門書(いわゆるHow to ものではないもの)を何冊も何冊も読み進めていくと、どこかに、ストンっと心の中で納得できるような理論や方法が見つかるかも知れません。現場で、kokorokokoさんが試行錯誤しながら、見つけ出した方法が新たな理論になる可能性もあるのです。こういう理論をグランデットセオリといいますが、下記の本は、研究法に関する本ですが・・・。

・Barney G. Glaser ・ Anselm L. Strauss 著 データ対話型理論の発見―調査からいかに理論をうみだすか 新曜社 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4788505 …
・木下 康仁 (著) グラウンデッド・セオリー・アプローチの実践―質的研究への誘い 弘文堂
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4335550 …

 まだ20代の後半じゃないですか。20代で全て上手くいくなんてありえないですよ。信州大学の守先生のHPなどをご覧下さい(参考URLと下記のアドレス)。
信州大学 守 一雄先生 HP
http://zenkoji.shinshu-u.ac.jp/guide2002.html 

守先生は、
「カウンセラーを目指す人は、20年計画くらいで、40歳ぐらいなったときに「カウンセラー」と呼ばれるようになっていることを目指して下さい。」と言っていますがが、その通りだと思います。

 また、私自身は、もちろん大学院や大学で学ぶことも大切ですが、理論だけでは現場では通用しないと考えております。kokorokokoさんは、むしろ児童福祉施設にご勤務されているわけですから、そちらを大切にされた方がよいのではないでしょうか? 大変でしょうが、現場にいるほうが何が今、問題なのか気づくことも多いかと思います。

 もし分からないことがあれば、ご専門大学の先生に、連絡を取り、相談してみるという方法もあるかと思います。場合によっては、e-mailなどでアドバイスを頂けるでしょう。研究者の場合は、現場のことを知りたいわけですし、kokorokokoさんの疑問などにも耳を傾けて頂けると思いますよ。つまり、大学に行かなくとも、現在のkokorokokoさんの環境にあれば、研究者とのネットワークを形成し、そこから学ぶことも可能なのです。私の所へも、たまに相談しにお見えになる方もいますよ( 忙しい時は、辛い時もありますが・・・)。

 ただどうしても大学へ・・・という場合には、夜間か通信教育などで学ぶ方がよいでしょう。今のお仕事を辞めて進学されるということは、絶対にお勧めいたしません! 理由は、その後の就職の保障が無いばかりか、卒業後の就職が不利になることが予想されるからです。たとえ、大学院に進学され、臨床心理士の資格を取得したところで、仕事があるわけではありません。臨床バブルもはじけていますし、残念ながら臨床心理士の需要がそれほど多くあるわけではないからです。

 kokorokokoさんが今、試行錯誤しながら、子ども達、あるいはその親達と接していることが、20年後のkokorokokoさんにきっと良い結果を与えてくれると思いますよ。短い書面からですが、kokorokokoさんが、ご苦労されていること、非常に頑張っておられることが伺えます。まだ、kokorokokoさんは20代です。今後のkokorokokoさんの成長に期待しています(^^)。

参考URL:http://zenkoji.shinshu-u.ac.jp/guide-gr.html#cou …
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。そうですね、確かに逃避だとも思います。この仕事はやりたいことでした。今でも大事な仕事だと思います。ですが、私自身について言えば、自信が無いということでしょうか。職場環境は、依然古い施設体質から抜け出せず、職員個人の意見など反映してくれず・・・トップが自分の主義主張で動かしているといったところです。そこから脱出したいのでしょう。
 やはり、辞めたいという思いは前からありました。それの言い訳を作ろうとしているのだと思います。
 正直、再就職はあまり重要視していません。何とかなるだろうと楽観的に考えています。多くは望んでいません。また子ども関係でできればともおもいますし、他の分野でも良いかとも思っています。
 とにかく、自分なりに何か自信をつけたいのです。だからといって、それが大学進学後得られるものかはわかりませんが。
 この回答を頂いて、自分にはない視点だったので、考えさせられました。。この仕事は本当に大変です。だからこそ、現場が声を挙げなければと感じます。仕事をしながら通信教育も考えましたが、しっくりこないのです。
 とはいえ、もう少し考える必要はありそうですね。。ありがとうございました。

お礼日時:2005/02/26 09:43

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