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今精神科に通ってお薬を貰っています。飲み始めてから8月現在で8ヶ月になるのですが、イマイチ効いてるのかどうかがわかりません。たしかに良くなってはいますが、自然の経過なのか薬のおかげかは不明。今でも何かあると死にたくなったり急に泣いたりすることはありますが、それ以外の状態は以前と同じくらいになったと思います。
それを先生に言うと、「長引いてるから増やしてみよう」と言い、普通1錠でも良い薬を今では3錠飲んでる状態です。先生は軽い鬱だと言いましたが、自分でその手の本を読んでみるとどうやら『抑うつ神経症』みたいです。自己判断は良くないと人には言われますが…。
その本によると完治までには数年かかるそうなので、もしそうなら長引いてるのも
納得できます。ちなみに飲んでる薬はパキシルってやつです。
薬は効きつつ長引いてるのか、合う薬に変えたら早く直るのか、これだけの情報で何かわかります
でしょうか?

A 回答 (6件)

パキシル、比較的最近の薬ですね。



臨床でよく使われていますが、正直言って効くか効かないか、個人差がありますね。日本で発売されているのこの種類の薬は、数も少なく、作用が同じはずなのですが、ある薬はAさんには効いてもBさんには効かないと言うこともありますし、また別の薬では逆、ということもしばしばあります。

2週間で効く人もいますが、もっと長い期間で効く人もいます。まったく効かない人もいるようです。ですから、今の段階では何とも判断できないと言うのが僕の意見です。気分の変動が小さくなったというだけでも、大きな進歩だととらえることもできますが。抑うつ症状を来す疾患は、比較的精神科疾患の中では治りやすい方ですが、それでも何年という期間で考えないといけません。数ヶ月で治ったら、それはラッキーな方だと思います。

薬を変えたらどうなるかと言うことについてもすぐに変えると言うことには賛成できません。すぐに効果が現れることは期待できませんし、また今の薬が効いているのに変えてしまったら、もったいない気がします。新しい薬に変えるだけの積極的な理由がほしいところですね。

それから、もし神経症であった場合、薬を飲み続けることも大事ですが、自分の周りの環境を自分に会うように整えることが、大きなウエイトを占めてきます。仕事でがんばりすぎないとか、周りの人に理解してもらうとか、話を聞いてくれる人がいることとか、そういったことです。もっとも、こんなことはわかっているかもしれませんが。海の底に沈んでいるときは、自然に浮かんでくるのを待つ、こういう気持ちでおられるのがよいかと思います。

待っていれば、きっといい方向に行きます。主治医を信じましょう。お大事に。
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抗鬱剤について一般的な説明をします。



SSRIは Selective Serotonin Reuptake Inhibitors(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)の略
SNRIは Selective Serotonin & Noruadorenarin Reuptake Inhibitors(選択的セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤)の略、SSNRIと記載される場合もある。

SSRIの代表的なものとしては、
一般名 商品名
マレイン酸フルボキサミン ルボックス、デプロメール、プロザック
塩酸パロキセチン水和物 パキシル

SNRIの代表的なものとしては、
一般名 商品名
塩酸ミルナシプラン トレドミン

通常、シナプス内でトランスポーターから放出されたセロトニン等の脳神経伝達物質は、レセプター(受容体)に取り込まれる事で伝達されますが、レセプターに取り込まれなかった過剰のセロトニン等は、トランスポーターに再取り込まれるか、MAO(モノアミンオキシターゼ)などの酵素によって酸化され神経伝達機能を失います。

つまり、これらの抗鬱剤は、選択的にトランスポーターへの再取り込みのみを阻害する事で、シナプス内のセロトニン等の伝達物質濃度を上げる作用がある。
コカインとドーパミンの化学構造は非常に似ているため、ドーパミンを再取り込みするはずのドーパミントランスポーターにコカインが取り込まれてしまい、ドーパミンが再取り込みされなくなり、シナプス内にドーパミンが溢れてしまい快感のスイッチを押し続けてしまうのによく似ている。コカインがドーパミン再取り込み阻害剤として作用してしまうのです。

さて、脳内伝物質の作用ですが、セロトニンは、不安、攻撃性を静める作用。ノルアドレナリンは、生存にとって有害で危険な情報を察知すると、不安、恐怖により警報を発する作用。ドーパミンは、新奇探索傾向、好奇心、快感等に関与する作用。

歴史的には、1950年代に現在では、使われなくなった結核治療薬のイプロニアジドに抗鬱作用があり、血圧降下剤のレセルピンにより、鬱症状が悪化する事がわかり、鬱病ではセロトニンなどの脳内伝達物質が関与している事がわかった。

それで、鬱状態の時セロトニン減少がみられる事から、シナプス内セロトニンを増加させる目的で、トランスポータへの再取り込み阻害剤と、もう一つは、MAO阻害剤が作られました。しかし、こうした抗鬱の効果が現れるのに1~2週間もかかる事から、単純にセロトニン増加により作用する訳ではなく、ノルアドレナリン作動性神経のβ受容体やセロトニン2受容体のダウンレギュレーションや遺伝子レベルでの変異等さまざまな仮説が立てられているが現在の時点ではまだ明確な作用機構は解明されていない。

それで、第一世代の抗鬱剤は、一番良く効くのだが、抗コリン作用等副作用も強いため、第二世代、第三世代と副作用を少なくする工夫がされてきたわけで、必ずしも効き目が良くなったわけではないので、副作用は少なくなったものの、プロザックの登場でマスコミに騒がれた程には、SSRI、SNRI等の抗鬱効果は劇的なものではないと思われます。
他に、副作用や忌避食物等の多かったMAO阻害剤が改良されたRIMA(Reversible Inhibitors of Monoamine oxidase type A)などの抗鬱剤もありますが、日本での認可はまだです。

第18回躁うつ病の薬理・生化学的研究懇話会の抄録
http://www.shiga-med.ac.jp/~hqpsy/sosyouroku.htm

1990年代の神経伝達物質セロトニン
ロナルド・F・ボーン博士:ミシシッピ大学薬学部医化学部
http://www2.gol.com/users/masahi/sertn90ies.htm

以上参考まで。そうそう基礎知識として、
Norepinephrine(ノルエピネフリン)=Noradrenaline(ノルアドレナリン)
セロトニン(5-ヒドロキシトリプタミン、5-HT)
セロトニントランスポーター(5HTT)
セロトニンレセプター2a(5HT2a)
また、生体内では、
Lドーパ>ドーパミン>ノルアドレナリン>アドレナリン。
トリプトファン >セロトニン>メラトニン。
等に変化するが、ダイエット等で動物性必須アミノ酸であるトリプトファンの摂取が減少すると、セロトニン不足から鬱病になったり、メラトニン不足のためサーカディアンリズムが崩れ睡眠障害になったりする事が考えられます。
また、鬱病などで脳内のセロトニンが不足すると、セロトニンより脳内で作られるメラトニンという睡眠物質も減少してしまい、睡眠障害が起こる事が考えられます。
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パキシル錠には、10mgと20mgの二種類があります。



10mgのものであれば3錠は、問題ありませんが、20mgの場合は、通常処方量を超えてしまいます。
他の抗精神薬との併用でなければ、それ程、問題は無いと思いますが、併用している場合は悪性症候群などの副作用には注意してください。

それから、抗鬱剤は、二週間ぐらい飲み続けないと効果が現れない薬なのですが、八ヶ月飲んでも効果の少ない場合は、増量もやむえないと思います。
但し、抗鬱剤はすべての患者に効果があるわけではなく、効果のあるのは全体の60~70%程度のようです。

なお、回答1の補足ですが、SSRIにも現在は二種類あって、マレイン酸フルボキサミン製剤であるルボックス等では、効能・効果にうつ病及びうつ状態,強迫性障害となっており明確にパニック障害に効能があるとされているのはパキシルのみのようです。

抗鬱剤の一般論は、別に説明しますのでそちらを参考にしてください。

ただ、抗鬱剤は、風邪薬などと同様に開発途上の薬であり決定的な薬は存在していないのが現状です。現在においては、SSRI等の薬が副作用も少なく、ベストチョイスという事ですが、万能薬ではありませんから、劇的な効果を期待するのは難しいと思います。

以下に、参考までに、パキシルの添付書の重要と思われる部分を抜粋します。

選択的セロトニン再取り込み阻害剤

劇薬
指定医薬品
要指示医薬品注)
注)注意-医師等の処方せん・指示により使用すること パキシル(R)錠10mg (12AMY)200
 2000年11月(薬価収載)
 2000年11月(販売開始)
劇薬
指定医薬品
要指示医薬品注)
注)注意-医師等の処方せん・指示により使用すること パキシル(R)錠20mg (12AMY)201
 2000年11月(薬価収載)
 2000年11月(販売開始)

塩酸パロキセチン水和物錠

【効能・効果】
  うつ病・うつ状態,パニック障害

【用法・用量】
  1.うつ病・うつ状態
  通常,成人には1日1回夕食後,パロキセチンとして20~40mgを経口投与する。投与は1回10~20mgより開始し,原則として1週ごとに10mg/日ずつ増量する。なお,症状により1日40mgを超えない範囲で適宜増減する。
  2.パニック障害
  通常,成人には1日1回夕食後,パロキセチンとして30mgを経口投与する。投与は1回10mgより開始し,原則として1週ごとに10mg/日ずつ増量する。なお,症状により1日30mgを超えない範囲で適宜増減する。

1.用法・用量に関連する使用上の注意
 高度の腎・肝障害のある患者では,血中濃度が上昇することがあるので,増量が必要な場合は,最小限にとどめること。( 参照4) 「薬物動態」の項参照)

【使用上の注意】

1.慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)
  (1) 躁病の既往歴のある患者[躁転があらわれることがある。]
  (2) てんかんの既往歴のある患者[てんかん発作があらわれることがある。]
  (3) 緑内障のある患者[散瞳があらわれることがある。]
  (4) 抗精神病剤を投与中の患者[悪性症候群があらわれるおそれがある。]( 参照1) 「相互作用」の項参照)
  (5) 高齢者( 参照3) 「高齢者への投与」の項参照)
  (6) 出血の危険性を高める薬剤を併用している患者,出血傾向又は出血性素因のある患者[皮膚及び粘膜出血が報告されている。]

2.重要な基本的注意
 眠気,めまい等があらわれることがあるので,自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には十分注意させること。

3.相互作用

(1)併用禁忌(併用しないこと)
薬剤名等 臨床症状 危険因子
MAO阻害剤
塩酸セレギリン
エフピー セロトニン症候群があらわれることがある。MAO阻害剤を投与中あるいは投与中止後2週間以内の患者には投与しないこと。また,本剤の投与中止後2週間以内にMA0阻害剤の投与を開始しないこと。( 参照2) 「重大な副作用」の項参照) 脳内セロトニン濃度が高まると考えられている。
チオリダジン
メレリル QT延長,心室性不整脈(torsades de pointesを含む)等の重篤な心臓血管系の副作用があらわれるおそれがある。 本剤が肝臓の薬物代謝酵素CYP2D6を阻害することにより,チオリダジンの血中濃度が上昇するおそれがある。

(2)併用注意(併用に注意すること)
薬剤名等 臨床症状 危険因子
L-トリプトファンを含有する製剤
アミノ酸製剤
経腸成分栄養剤 セロトニン症候群があらわれるおそれがある。( 参照2) 「重大な副作用」の項参照) L-トリプトファンはセロトニンの前駆物質であるため、脳内セロトニン濃度が高まるおそれがある。
炭酸リチウム セロトニン症候群があらわれるおそれがある。( 参照2) 「重大な副作用」の項参照) 機序不明
コハク酸スマトリプタン 選択的セロトニン再取り込み阻害剤との併用により,脱力感,反射亢進,協調運動障害があらわれることがある。 スマトリプタンはセロトニン受容体に作用することから,本剤との併用により,セロトニン作用が増強するおそれがある。
フェノチアジン系抗精神病剤
ペルフェナジン 悪性症候群の徴候を示す症状が報告されている。( 参照2) 「重大な副作用」の項参照) 本剤が肝臓の薬物代謝酵素CYP2D6を阻害することにより,患者によってはこれら薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。
本剤とペルフェナジンとの併用により,ペルフェナジンの血中濃度が約6倍増加したことが報告されている。
本剤とイミプラミンとの併用により,イミプラミンのAUCが約1.7倍増加したことが報告されている。
三環系抗うつ剤
塩酸アミトリプチリン
塩酸ノルトリプチリン
塩酸イミプラミン これら薬剤の作用が増強されるおそれがある。イミプラミンと本剤の薬物相互作用試験において,併用投与により鎮静及び抗コリン作用の症状が報告されている。 本剤が肝臓の薬物代謝酵素CYP2D6を阻害することにより,患者によってはこれら薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。
本剤とペルフェナジンとの併用により,ペルフェナジンの血中濃度が約6倍増加したことが報告されている。
本剤とイミプラミンとの併用により,イミプラミンのAUCが約1.7倍増加したことが報告されている。
抗不整脈剤
塩酸プロパフェノン
酢酸フレカイニド これら薬剤の作用が増強されるおそれがある。 本剤が肝臓の薬物代謝酵素CYP2D6を阻害することにより,患者によってはこれら薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。
本剤とペルフェナジンとの併用により,ペルフェナジンの血中濃度が約6倍増加したことが報告されている。
本剤とイミプラミンとの併用により,イミプラミンのAUCが約1.7倍増加したことが報告されている。
β-遮断剤
マレイン酸チモロール これら薬剤の作用が増強されるおそれがある。 本剤が肝臓の薬物代謝酵素CYP2D6を阻害することにより,患者によってはこれら薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。
本剤とペルフェナジンとの併用により,ペルフェナジンの血中濃度が約6倍増加したことが報告されている。
本剤とイミプラミンとの併用により,イミプラミンのAUCが約1.7倍増加したことが報告されている。
酒石酸メトプロロール メトプロロールと本剤の併用投与により,重度の血圧低下が報告されている。 本剤が肝臓の薬物代謝酵素CYP2D6を阻害することにより,メトプロロールの(S)-体及び(R)-体のT1/2がそれぞれ約2.1及び2.5倍,AUCがそれぞれ約5及び8倍増加したことが報告されている。
キニジン
シメチジン 本剤の作用が増強するおそれがある。 これらの薬剤の肝薬物代謝酵素阻害作用により,本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。シメチジンとの併用により,本剤の血中濃度が約50%増加したことが報告されている。
フェニトイン
フェノバルビタール 本剤の作用が減弱するおそれがある。 これらの薬剤の肝薬物代謝酵素誘導作用により,本剤の血中濃度が低下するおそれがある。フェノバルビタールとの併用により,本剤のAUC及びT1/2がそれぞれ平均25及び38%減少したことが報告されている。
ワルファリン ワルファリンの作用が増強されるおそれがある。 本剤との相互作用は認められていないが,他の抗うつ剤で作用の増強が報告されている。
ジゴキシン ジゴキシンの作用が減弱されるおそれがある。 健康人において,本剤によるジゴキシンの血中濃度の低下が認められている。
アルコール
(飲酒) 本剤服用中は,飲酒を避けることが望ましい。 本剤との相互作用は認められていないが,他の抗うつ剤で作用の増強が報告されている。

4.副作用

(1)発現状況
 うつ病・うつ状態患者及びパニック障害患者を対象とした本邦での臨床試験において,本剤が投与された総症例650例中324例(49.8%)に643件の副作用が発現した。その主な内容は,嘔気(14.3%),傾眠(13.1%),口渇(9.2%),めまい(6.0%)等であった。

 臨床検査値の異常変動としては,軽度~中等度のALT(GPT)上昇(7.1%),γ-GTP上昇(4.8%)等がみられた。(承認時)

(2)重大な副作用
  [1]セロトニン症候群
  まれに(0.1%未満)激越,錯乱,発汗,幻覚,反射亢進,ミオクロヌス,戦慄,頻脈,振戦等があらわれるおそれがある。異常が認められた場合には,投与を中止する等適切な処置を行うこと。
  [2]悪性症候群
  抗精神病剤との併用により,まれに(0.1%未満)無動緘黙,強度の筋強剛,嚥下困難,頻脈,血圧の変動,発汗等が発現し,それに引き続き発熱がみられる場合がある。異常が認められた場合には,抗精神病剤又は本剤の投与を中止し,体冷却,水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。本症発症時には,白血球の増加や血清CK(CPK)の上昇がみられることが多く,また,ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。
  [3]錯乱,痙攣
  まれに(0.1%未満)錯乱,痙攣があらわれることがある。異常が認められた場合には,減量又は投与を中止する等適切な処置を行うこと。
  [4]抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)
  主に高齢者において,まれに(0.1%未満)低ナトリウム血症,痙攣等があらわれることが報告されている。異常が認められた場合には,投与を中止し,水分摂取の制限等適切な処置を行うこと。
  [5]重篤な肝機能障害
  まれに(0.1%未満)肝不全,肝壊死,肝炎,黄疸等があらわれることがある。必要に応じて肝機能検査を行い,異常が認められた場合には,投与を中止する等適切な処置を行うこと。

(3)その他の副作用

5%以上 0.1~5%未満 0.1%未満
全身症状
疲労,倦怠(感),ほてり,無力症

精神神経系 傾眠,めまい,頭痛 不眠,振戦,神経過敏,感情鈍麻,緊張亢進,錐体外路障害,知覚減退,離人症 躁病反応
消化器 嘔気,口渇,便秘 食欲不振,腹痛,嘔吐,下痢,消化不良

循環器
心悸亢進 頻脈,一過性の血圧上昇又は低下
過敏症
発疹,そう痒,紅斑性発疹 光線過敏症,血管浮腫,蕁麻疹
血液
赤血球減少,ヘモグロビン減少,ヘマトクリット値増加又は減少,白血球増多又は減少 血小板減少症,異常出血,皮下溢血,紫斑
肝臓 ALT(GPT)の上昇 γ-GTP,AST(GOT),LDH,Al-P,総ビリルビンの上昇、ウロビリノーゲン陽性

腎臓
BUN上昇,尿沈渣(赤血球,白血球),尿蛋白

その他
発汗,排尿困難,性機能異常,視力異常,総コレステロール上昇、血清カリウム上昇,総蛋白減少 急性緑内障,霧視,尿閉,高プロラクチン血症,乳汁漏出,末梢性浮腫
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鬱にしろ抑うつにしろ治る期間は人それぞれです。

また、抗うつ剤は症状が無くなってからも半年~1年程度は服用が必要のようです。ですから症状がまだ残っているのであればなおさら服用が必要です。パキシルは穏やかに効いてきますので、なかなか効果を実感できないかもしれませんが、副作用が少ないSSRIという種類の薬なので長期間の服用も安全だと思います。パキシルは症状に応じて1日1錠~4錠(10mg~40mg)までの服用が認められていますので、主治医が判断して3錠と言っているのでしょうから、3錠服用した方が良いと思います。ただし、症状が全く改善されないのであれば、他の薬にかえてみるのも良いでしょう。実は私も鬱なところがありまして、抗うつ剤のお世話になっています。もう1年半以上服用しています。SSRIも1年以上服用していますが、だいぶ良くなってきました。SSRIが出回る前は三環系抗うつ剤というものを服用していましたが、副作用がひどく大変な思いをしました。ですからSSRIやSNRIといった副作用の少ない薬を最初から服用できることを幸せだと思ってくださいね(笑)。ゆっくり気長に治しましょう。そういう気持ちこそが早く治る秘訣だと思います。
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僕は鬱ではありませんが、パニック障害になってから5ヶ月ほどたちます。


薬を飲んでいますが、それでもやはり出るときは出ます。

精神科の薬の常識は、良くも悪くも内科の常識とは大きく異なるようで、
薬の辞典などで調べると普通は1回1錠までのものを、それ以上の量で処方することなどが良くあるそうです。
きちんとした根拠のある理由は分かりませんが、主に精神に作用(正確に言うと脳に作用するのかな?)するこういった系統の薬の場合、辞典等に書かれた規定量はあくまで平均的な規定量であり、臓器へのダメージを考慮すれば、一般に言われているより多くの量を飲んでも大丈夫ですし、そのほうが効果があることもあるのだから、一般的な規定量のことをあまりきにすることはない、といわれたことがあります。
特に坑精神薬、抗不安薬などは、同じ薬でも効く人と効かない人がいるという話は聞いたことがありますよね。だからこの症状にはこの薬、という絶対の法則がたちずらく、結局のところ経過を慎重に見つつ、試行錯誤で自分にあった薬と適応量を見つけていくしかないそうですよ。たとえば僕の場合、辞典ではソラナックスより効果が強いとされているデパスはあまり効きません。ひたすら眠くなりますが発作の頻度はソラナックス服用時より上がります。また逆にデパスは効くけどソラナックスは駄目、という人もいますし。

ですからmizchiさんの飲んでいるパキシルも、量をふやすことによって安定するかもしれないし、それともほかに会う薬が合うのかはまだ不明段階といってもよいのではないでしょうか。しかし僕の素人判断(これが一案危険ですね(笑))からすると、とりあえず通常時の感情は安定してきているみたいなので、多少なりとも薬が効いている、と主治医は判断されているのではないか、と思います。

それと自己判断は良くないとのことですが、当事者としてはやはり不安で色々調べてしまいますよね。僕もそうです。それはある程度仕方が無いのではと思います。まあ患者としてある程度の知識がないと医者の言う事を鵜呑みにするしかないうえ、医者が説明してくれることもよくわからなかったら悲劇ですし、調べること自体はそんなに悪くないと思います。ただ、精神科の場合、患者が病名や薬について多くを知らないほうがいいケースもあるようですので、一概には言えませんが・・

大切なのは、自己判断を優先しないことだと思います。それだと素人療法になってしまいますからね。ですから、自分で調べたことで疑問に思ったことが出てきたら、そのことも積極的に精神科医に相談してみることがよいのではないでしょうか。
mizchiさんの場合だと、こういう経過で調べてみたところ、抑うつ神経症があてはまるような気がするのですがどうでしょうかという風に尋ねてみては如何でしょうか。怒られるかもしれませんが、いまの治療法に疑問を持ちつつその治療を進行さえていくよりははるかに良いと思います。

話してみてどうしても合わないと思ったら、精神科医を変えるのも手ですし、変えるとまではいかずとも、セカンド・オピニオンとして、他の精神科医に相談するのも良いと思いますよ。

とりあえず、現状の処方および治療に対する不安を訴え、もう少し徹底的に話し合われては如何でしょうか?
それとmasmasさんも仰られているように、薬と同時に、徐々にストレス因子を取り除くか和ぐように、生活環境を変えていくのも重要ですね。ぼくはパニック障害なる診断を受けたときに衝撃を受け、また予期不安やなにやらで軽い鬱みたいなかんじになり、学校もバイトも全然いけなかったです。でも頑張っていかなかったことにより、かなり精神的には楽になり、落ち着きましたし(それでもまだ発作はたまに出るのですが・・)。

#素人とのくせしてでしゃばったことを長々と書いてすみません。
 ここには専門家の方もいらっしゃるみたいですので、専門家のアドバイスが
 きけると安心できるかもしれないですね。
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私はいろいろな条件が重なってうつ病を発症してから9年になります。

結局会社を辞めて自分の好きなように生活することで現在回復に向かっています。ときどき理由もなく落ち着かなくなったり、ふさぎ込んだり、いらいらしたりすることはありますが、外ではほとんど「普通の人」です。通っている英会話スクールで自己紹介するとき、「私はうつ病の療養のために会社をやめて、今仕事はしていません。」というと他の生徒にそういう風には全然見えないと言われます。なぜなら今の私にとって英会話を勉強することが一番楽しいことだからです。
私も現在6種類の安定剤や抗うつ薬を飲んで心療内科にも通っていますが、薬は効くものだというつもりで飲んでいます。私はあまり薬に神経質にならないですね。医師を信じていますから。
パキシルは私も飲んでいますが、昨年に当時の厚生省が認可したSSRIという抗うつ剤の新薬ですが、効き目は従来のものとあまり変わらず、副作用が少なくなっています。それよりも新しいSNRIというのがありますが、飲んだ感じはあまり変わらないですね。ただSSRIの方がパニックに効果があるそうです。
うつ病にしても抑うつ神経症にしてもただ薬を飲んでいるだけではそんなに簡単に治りません。やはり自分を開放してあげることが大切です。会社の仕事と自分の健康とどちらが大切かは誰でもわかることだと思います。嫌な仕事を我慢して続けると私のように長くかかってしまいます。
先ず心の休息が大事です。次に体の疲れを残さないこと。これを無視して頑張り過ぎている限り病気はなかなか治ってくれません。
心療内科や精神科の医師は患者の状態を診て処方をするのが主な仕事です。もし不満があるのならきちんとした精神分析カウンセラーのところに行って相談した方がいいでしょう。
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