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最近世界史でイタリア統一戦争について勉強したのですが
、その授業のなかでマッツィーニやガリバルディの活躍の話を聞いてなんていうか司馬遼太郎さんの明治維新に関した本を読んだ時のようにとても興味を持ちました。そこでイタリア統一戦争に関連する文献や小説がありましたら紹介してもらいたいのです。質問という主旨から少しずれていますがお願いします 

A 回答 (4件)

ついこの間読んだ本に、わずか14ページだけですが、「ガリバルディと千人隊」という一章が立っていましたので紹介します。

ほんのさわりだけですが。

「シチリア歴史紀行」(小森谷慶子・白水社)

また最寄の図書館の蔵書で検索しましたところ、以下の本がひっかかりました。未読ですが、これはずばりだと思います。

「イタリアか、死か~英雄ガリバルディの生涯」(マックスガロ・中央公論新社)

他に、アマゾンで見ましたところ、藤沢房俊という方がこの時代の本を何冊か書いているように思います。自分は未読です。内容は硬めだと思います。

「大理石の祖国―近代イタリアの国民形成」(藤沢房俊・筑摩書房)
「匪賊の反乱―イタリア統一と南部イタリア」(同・太陽出版)
「第三のローマ―イタリア統一からファシズムまで」(同・新書館)

微妙にずれているような気もするのですが、参考になる部分はあるかと。

ちなみに塩野氏の古代~ルネサンスの本は面白く、お薦めではありますが、このご質問の回答としては少々首を傾げます。日本史で言えば、幕末についての本を読みたいという方に戦国時代を書いた本を紹介するようなものではないでしょうか。

未読のものばかりのご紹介ですみません。わたしもこの時代のことは全く知らないもので。ヴィットーリオ・エマヌエーレもキーワードになりうるかな、と思って捜してみたのですが、これという本は見つけられませんでした。他に、イタリア通史の当該部分をお読みになって、キーワードを広げていかれる方法もあるかと思います。

この回答への補足

補足の所で失礼します。みなさんほんとに丁寧に紹介して下さりありがとうございました。皆さん全員にポイントを差し上げたいところでしたが,二人にしか上げられないので特に参考になった方に差し上げたいと思います

補足日時:2005/03/07 19:10
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。親切にいろいろ調べてくださり大変ありがたいです。ガリバルディに関する本もあるということで嬉しく思いました。書名がいかにも硬そうですが読んでみようと思います

お礼日時:2005/03/07 19:06

補足です。


南部イタリアや、シシリー島は土地の生産力も低く貧しいので、この地方には地縁血縁によるグループが多く見られいわゆるファミリー意識が強いしグループの団結心、忠誠心も厚いのです。  復讐の風習も生じます。   
このような傾向は中部北部イタリアの城壁に囲まれた都市では一族(例えばメディチ家)の結集となり、族間には対立も生まれ、それは何代にもわたる流血をも生みました。
ロミオとジュリエットの悲劇もそのようにして生じたものです。   名前の付け方でもこれらの傾向がみられます。 レオナルド・ダ・ヴィンチはヴィンチ地方のレオナルドの意味で、メディチ家は名前にメイディチがはいります。

この為小さな領地の対立状態が続き、国家という概念、意識の発生が遅れてその意味での先進国家のフランス、オーストリアの侵略にあい初めて国家意識が強くなったのが統一戦争時代というわけです。
いずれにしてもガリバルディはマイナーな話題なのであまり研究図書もありません。
しかし理解には中世からの知識が役にたちます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。ガリバルディ―はマイナーなんですね。大変魅力を感じたのですが少し残念です。
当時の時代背景なども説明してくださり大変興味深かったです。

お礼日時:2005/03/04 14:44

イタリアは非常に政情不安定な国家で、群雄割拠の時代がながく、それが統一の機運に目覚めた意味で、統一戦争の意義があります。


従って私も統一戦争に至る前の情勢から理解する意味でNo1の方がお勧めの塩野七生著「チエザーレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」のご一読をお勧めします。
それをさらによく理解する上にマキャヴェリの「君主論」(中公文庫)、塩野七生著「我が友マキャヴェッリ」(中央公論社)も良いと思います。
歴史の理解には時間的背景、地理的背景の理解が欠かせません。
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イタリア統一については、もちろんマッツィーニやガリバルディが登場する文献を読まれることをお勧めします。

イタリア統一戦争に直接の関係はありませんが、彼ら以前にイタリア統一を試みた男、チューザレ・ボルジアの話も、共和国が割拠する当時の情勢を知る上で、非常に興味深いと思います。個人的に、「塩野七生著 チューザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷 新潮社」をお勧め致します。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。大変参考になりました。早速探してみようと思います

お礼日時:2005/03/04 14:40

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