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「聞」という字の耳の部分なんですが「耳」ではなく、5画目の斜め横棒が右に突き出ない理由を教えてください。
耳へんも突き出ないのでしょうか?
そうなると「耳」の方が特殊なんでしょうか?

A 回答 (6件)

内閣告示の「常用漢字表」に「(付)字体についての解説・第1 明朝活字体のデザインについて」は、次のように述べています。



「現在,一般に使用されている各種の明朝体活字(写真植字を含む。)には,同じ字でありながら,微細なところで形の相違の見られるものがある。しかし,それらの相違は,いずれも活字設計上の表現の差,すなわち,デザインの違いに属する事柄であつて,字体の違いではないと考えられるものである。つまり,それらの相違は,字体の上からは全く問題にする必要のないものである。」

さらに例として「耳」の例も出ています。参考URLの「 2 点画の組合せ方について」および「 3 点画の性質について」をご覧ください。

参考URL:http://www.bunka.go.jp/kokugo/main.asp?fl=list&i …
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この回答へのお礼

このような告示も出ているんですね。勉強になりました。
小学校で漢字を習ったときは、跳ねやはらいを細かく教わりましたが、どちらでも良い場合もあるんですね。特に「木」の縦棒は絶対に跳ねてはいけないと習っていましたが、この表を見ると跳ねてもかまわないんですね。

お礼日時:2005/03/09 09:16

興味があったので、教科書、漢和辞典(角川)を見てみました。


私も、単なるフォントの違いや、便宜上の表現かと思いましたが、教科書も突き出ていません。漢和辞典を見ると、耳偏でも、突き出ているものと、突き出ていないものがありました。
「聱」(声)のように下部に耳がくる字も、突き出ているものと、そうでないものがありました。
突き出ていたもの「耳」「耿」「聆」「聞」「聱」(声)他
突き出ていないもの「耽」「聖」「聴」「聟」他
もしかして、感じの成り立ちが違うのでしょうか。
他の漢和辞典でも調べてみようと思っています。
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この回答へのお礼

そうなんですよ。子供の漢字練習帳を見せてもらったら、「聞」の耳は突き出てなかったんですよね。
また、門がまえの中が余裕のある字体でも突き出てないので、突き出てはいけない決まりなのかなと思っていたんです。
新聞の表題の「○○新聞」も各社突き出てないんですよね。しかも門がまえの跳ねがない字体の新聞社も突き出てないんですよ。
でも、ここで表示されている字はすべて突き出ていますよね。やはりデザインだけの問題なのかな。

お礼日時:2005/03/09 09:22

耳偏も突き出しません しかし餌食の「餌」にある耳は突き出すことが多いです(多いです・・・というのは突き出さないで乗っている辞書もあるからです)



それはなぜか
邪魔だからです 聞 については 狭い門構えの中に書くのに突き出しては邪魔なんです
耳偏も邪魔だから突き出しません となりのつくりの部分に当たってしまいます
でも餌は右となりに何もありませんから突き出しても支障はありません

多分こんな風に思った人がいるんでしょうね
だからこういう決まりを勝手に作ったのでしょう!
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この回答へのお礼

確かに邪魔ですよね。
もう少し調べてみたら、耳が下に付く字も突き出ていますね。面白いのは「囁」という字は左下だけ突き出ていなくて、上と右下は突き出てますね。
「聞」の場合は門がまえのはねと重なってしまいますね。ただ耳偏の場合は上の横棒も同じぐらい邪魔になるのにこちらは突き出ないものはないですよね。これはどうしてなのかな。

お礼日時:2005/03/09 09:05

当用漢字の新字体を作った時のルールの一つです。


単独の「耳」は突き抜けるが、他の文字の一部となったものは突き抜けない(「聞」「取」)。

ついでに私にはおかしなルールと思えるものを一つ。
新字体で「ヨ」の形(横棒が突き抜けない)にするのは、「掃」(cf.「箒」)、「浸」(cf.「駸」)、「雪」(cf.「彗」)のように、縦棒や「ノ」と交叉しないもののみで、「書」「事」「君」の類は「ヨ」としない。
ところで、かなり後に追加された人名用漢字で、一つの表に「慧」vs.「彗」の不整合があっても平気なのはどいうことかと思ってしまいました。
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この回答へのお礼

耳以外にもあるんですね。
この「ヨ」に関してはデザインの問題ではないような気がしますよね。

お礼日時:2005/03/09 09:00

書体の問題です。


コンピュータならフォントの問題です。
今、私のパソコンではご質問のところの「聞」の「耳」は斜め横棒が右に突き出てますよ(たぶんMSゴシック体)。
筆写なら五体字典を本屋か図書館でご覧になってください。
教科書体のような標準字体でなぜ「聞」の「耳」は右に突き出ないのか、耳へんも突き出ないのかを問われても、その書体を作った人のデザインだとしか答えようがありません。

ただ、たしかに「耳」の篆書を見ると、もともと耳の形を象形文字にしたときのデザインは、右に突き出ないものだったのではないかという推測が立ちます。まぁそれだけのことです。

…私見ですが、学校で「聞」の「耳」の斜め横棒が右に突き出てるからといって、漢字テストで×をつけるのはナンセンスだと思います。
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この回答へのお礼

NO.1の方と同様にデザインの問題と言うことで、決まり事ではないんですね。例えば「母」の中は点々ですが、「毎」は「ノ」ですよね(昔は毎も点々だったような気がしますが)。これは決まりごとで、「吉」の上の部分が「士」か「土」かと言うのはデザインの問題ですよね。
と言う事は「耳」の違いは「吉」の違いと同じ意味合いであると言うことですね。

お礼日時:2005/03/04 16:19

これは文字が違うのではなく、字体によるデザイン上の話です。


「聞」の斜め横棒は、たしかに明朝体やゴシック体では突き抜けていませんが、楷書体や草書体、隷書体などでは突き抜けていますよ。
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この回答へのお礼

なるほど、デザイン上だけの問題なんですね。
確かにここで表示されている「聞」突き出てますね。

お礼日時:2005/03/04 16:08

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