宗教画の衣服の色
聖母マリアやキリストを描いた絵では、なぜほとんどが羽織っている衣の色が青でその下の服の色が赤なのか、どなたかご存知の方教えてください。
回答(4件)
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No.4ベストアンサー20pt
キリスト教の図像学では一般的に、赤は血に象徴される救済または愛、青は純潔や禁欲を意味するものとされています。
ただ解釈には諸説あり、青を「天上の王国」(=天国)の象徴と考える説もあります。回答者No.2 さんの述べられているように、赤を天の聖愛、青を天の真実を象徴すると見なす説もあるようですね。
もしその手のことにご興味があるのなら、国内では図像学の第一人者である、若桑みどりさんの『絵画を読む―イコノロジー入門』(NHKブックス)が入門編としてお勧めです。また、小林 康夫さんの『青の美術史』(平凡社ライブラリー)も面白い本ですよ。
どちらにもマリアの図像学に関する記述があります。
No.2ベストアンサー10pt
あまり詳しくはないのですが、聖母マリアに関してだけ。
聖母マリアのまとう服は聖なる愛をしめす赤、マントは真実を表す青だそうです。
長いこと同じ題材で描かれていくうちに様式化がなされていったようですね。
中心的な人物はそうした記号化がなされていますが、あまり重要ではない周辺人物はそれが当てはまらず、時代時代の服や何かを着ていて面白いですよ。
この回答へのお礼
ありがとうございました。
キリストの服装も同じ意味なのかもしれませんね。
キリスト教の聖像画に使われる色に関してはいくつか意味があると聞いたことがあります。
金(黄色)…神の光
赤…太陽、血(受難・人間であるという証)、火(大天使ミカエルの象徴)
白…純潔
青…空、神
黒…悪魔、地獄
緑…生命、希望
例えばキリストだと半分は神、半分は人間という意味で赤と青が使われ、殉教した聖人の場合、赤い服や赤い十字架が描かれる、というように聞いたことがあります。
これはキリスト教の中でも東方正教会の聖像画の専門家に聞いた話なので、ほかの宗派ではちがうのかもしれませんが、とりあえず参考までに…
この回答へのお礼
早速のお返事、どうもありがとうございました。大変参考になりました。
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