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 Zガンダムで可変MS・MAが開発されてそのMAの機動性に不意を付かれたり、戸惑ったりしています。戦闘機って一種のMAだと思うのですけど、可変機構を排除して純粋に機動力だけを重視したビーム兵器搭載の超局地戦闘機ってあっても良いと思います。耐久力には「弾に当らなきゃ撃墜されない」の理論でこだわらない。

 何故そう思うのかというと、アーガマやアウドムラ1隻を落とすだけならMSよりも断然戦闘機の方が簡単に事を運べると思うからです。とくに重力下ではドダイ?(MSが乗って空飛ぶやつ)に乗ったMSなんかよりも遥に航空機の方が使い勝手がよく、アウドムラなんかあっさり落とせた思います。
 
 空の王者はやはり航空機だと思うのですけど。

 

A 回答 (10件)

 宇宙世紀において戦闘機(航空機)がその地位を落とした理由について、以前にいろいろとサイトを覗かせて頂いていた時に見つけたもの。

かつて私自身が考えたものを中心に次の6つに纏めてみました。

1)宇宙・航空産業と軍需産業は、同じ企業によって成り立っている事がほとんど。社会の中心が宇宙に移った事によって、そうした企業の内部においてロケット(宇宙船)部門が拡充され続ける一方、人口減少が著しい地球上をマーケットとする航空機部門の整理・縮小が進んだ。
 それによって航空技術の発展にブレーキがかかり、結果としてモビルスーツに対抗出来る強力な戦闘機が出現する事も無かった。

2)例えば艦艇と宇宙戦闘機を中心にした連邦側の大艦隊がモビルスーツを中心としたジオン側部隊に幾度となく惨敗したり、逆にモビルスーツを戦力の中心としたホワイトベース部隊が追撃してくるドップ部隊を全く寄せ付けなかった事など。一年戦争中はモビルスーツの戦闘能力をいささか過大評価させるに十分なエピソードが少なくなかった。

3)宇宙だけではなく大気圏内においてもAMBAC運動が可能な為、戦闘機に対するモビルスーツの優位は、一般的に例え地上であっても変わらないものとされた。

4)サブ・フライト・システムの開発もされていて、不完全ながらかなり初期の段階からモビルスーツも空を飛ぶ事が出来た。

5)アンチ・ミノフスキー粒子散布戦術がついに発見されなかった為に、ミサイルなどがほとんど使いものにならなかった。そのために航空機は全て肉眼で高速戦闘を行うと言う無理の大きい状態に陥り、速度を維持して命中率を落とすか、速度を下げて被弾率を上げるかと言う最悪の二者択一を迫られる形になってしまった。

6)ティターンズの後ろ盾と成った軍産複合体やアナハイムなどの軍需企業が、一機あたりの販売額が戦闘機と比べて大きいモビルスーツを戦力の中核とするよう各軍、各団体などに働きかけた。

 ビーム搭載機がなかなか見当たらない理由は、これら上記させて頂いた理由により、「戦闘機に搭載する暇が有ったらモビルスーツに乗せた方が良い」と全体に思われていたからではないかと思います。
 ただUC150年代、ミノフスキー・フライト技術の改良により全てのモビルスーツが自由に大気圏内を飛行出来るまでの間に大空の主役の地位を回復できなかった以上、航空機が再び戦場で桧舞台に上がる事だけは残念ながら難しそうですね・・・。

 どちらにせよ、いかにモビルスーツが優秀な兵器だとは言え、近代戦においては非常に大きなウェイトを占めている航空機戦術が完全に傍流扱いをされるようになるまでには、一つや二つではなく様々な理由があったのではないかと考えられると思います。新しい、キチンとした設定でも設けられない限り、それら可能性の全てを指摘する事は不可能に近いのではないでしょうか。


 それから余談と言う事で笑って聞き流していただければ嬉しいのですが・・・。
 ブラン=ブルターク揮下の連邦軍(彼らはティターンズではありません)がアウドムラを撃退出来なかったのは、
このガルーダ型の航空機が連邦全体で見ても貴重な、言わばそれ自体が財産(或る意味人質)とも言える航空機だった為です。
 なのでどうしようもなく切羽詰るまでは、人質作戦などの回りくどいやり方などでしか本格的な攻撃をしかける訳にはいかず、もっぱらモビルスーツの排除などを中心にした攻撃に終始していました。それが敗因です。
 ただ逆に言えば、この追撃の指揮をバスクのような無茶な人物が取っていた場合、或いは本当に撃墜されていた事も有り得たのではないかとは思います。個人的には・・・。

 ともあれ、古い知識ばっかりなので何だか申し訳ないですけれど、もし幾らかでも参考になれたのであれば恐縮です。
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この回答へのお礼

航空機が発展しなかった考察とても興味深く読ませていただきました。
 
 アウドムラってそんな重要な存在だったのですね、納得できました。回答ありがとうございました。

>ともあれ、古い知識ばっかりなので何だか申し訳ないですけれど、もし幾らかでも参考になれたのであれば恐縮です
 いえいえ、とても感謝しています。

お礼日時:2005/03/10 00:02

質問を読むと特に航空機とMS云々とおっしゃっている訳でもない様ですね。



>ガンダムには何故ビーム兵器搭載戦闘機がないのか?
有無で答えるならばあります。(以下宇宙世紀モノに限定した話です。)
N0.4の方が出しておられますね。

しかし、ビーム兵器搭載戦闘機が有効であったかどうかは疑問です。

●搭載に無理があること。

 ビーム兵器を扱うには基本的に本体のジェネレーターも必要とされます。

 戦闘機というのは身を軽くして速度向上などを目指したものですから、ビーム兵器とそれを稼動できるジェネレーターを積むとなると、戦闘機として成立できるのだろうか?という疑念が出てきます。
(ジェネレーター重量とビーム兵器の重量は明確にはなっていなかったと記憶していますが、ジェネレーターの小型化・軽量化というのはMSの開発史においてターニングポイントとして何度か登場します。それだけジェネレーターのサイズ・重量は問題点であったことが伺える訳です。)

※ではGアーマーはどうなのか。個人的にGアーマーは戦闘機とは思っていません。
 アレがドックファイトが満足に出来るだけの航空性能があったかどうかは…誰もが否定的だと思います。あれは汎用MSであるガンダムの汎用ゆえの不足分を各形態において補強するもの(疑似MA/他兵器への転換)と考えるべき兵器と思います。ですから「戦闘機」とみなすには不的確と思うのです。回答として望まれるものに対してずれがあると思います。


 話を戻して、ならば小型化・軽量化が成功すればビーム兵器搭載戦闘機が可能なのか。

 これは時間軸の関係上非常に難しくなります(他の方と被りますが)。
 MSが兵器のいわばデファクトスタンダードとなってしまった架空世界、という特種事情も考慮しなければなりません。

 前述の理由で当初は戦闘機にふさわしくない重量だったビーム兵器&ジェネレーターも時代が経つにつれ小型化・軽量化が進み、問題が解消され搭載してみようとします。
 しかし、今度は逆にその戦闘機を運用する『場』がほとんど消え去っている状況となっているのです。戦闘艦の設備をはじめ、整備環境はMS用へととうの昔に替ってしまい、「今更使えない」状態なのです。パイロットの育成も同じくMSのそれと比べて遥かに限られたものとなっているでしょう。
 MSが広まった後では戦闘機は特殊なものなのかもしれません。実際Ζガンダムで戦闘機が登場するのはジャブローで降下してくるエゥーゴのMS隊を迎撃する際に運用されています。つまり、ジャブローという古くて巨大な基地でしか運用できなかった、という現れとも取れます。

 ここから先は引き続きあの世界での純戦闘機の衰退を延々と述べることになるので(戦闘機没落の理由は他の方も書いていますし)略しますが、ちょっとだけ書き留めると、あの世界ではMSが全ての兵器を軽々と凌駕してしまったという事実・歴史が存在しているのです。ファンの間では戦闘機の方が優れているといったような意見は何度も出てきている話ですが、歴史と言う事実(まアニメですが)を前にしてはどんなに理が勝っていようと「絵に描いた餅」です。こればかりはどうしようもありませんね…。


話は変わりますが、質問中気になる点があるのでちょっと書かせて頂きますね。

>可変機構を排除して純粋に機動力だけを重視したビーム兵器搭載の超局地戦闘機
 これと可変MAおよびMAの違いは何でしょうか?劇中で可変MAが戦艦を襲うシーンはΖであると思いますので回答は劇中で得られると思います。
 可変MAとMAの性能差は各機種の性能差を覆せるかどうか怪しいです。可変機構を取り除くメリットといえば軽量化が考えられますが、それが最終的にメリットとなるかどうかは不明です。例えば無可変アッシマー(MA)が可変ギャプラン(MA)に勝るかどうか判りませんよね?
 つまり可変MAとMAと「ビーム兵器搭載の超局地戦闘機」にこの場合は実質的な差違はほとんど無いと思えるので回答はΖを鑑賞してみてはいかがでしょうかと、思う訳です。

>あっさり落とせた思います。
 あっさり落とせるか否かはどんな高性能な兵器・戦術があろうとも賽の目を振るまでは不明ですので、ifで話を進めるのは難しいですよね、可能性は高まるとは思いますけど。「できるかも知れないし、できないかも知れない」の範疇はどうやっても超えられません…。
 ガンダムに限らずifネタは個人個人で好きに条件を設定できるので他人にとっては理不尽であったり条件を想定しきれなかったりして話が噛み合わないことも多々あり、扱いが難しいということは留意して欲しいと思います。



で、肝心な話、というか根幹なんですけども、アウドムラ(というかガルダ全て)は人類の財産です。なぜなら地上と宇宙を結ぶ、世界でたった5つしかない中継基地が本来の姿だからです(劇中は戦時中ということでああ使われていますし、殆どの本が劇中&興味の範疇での記述なのでこれは触れられていない話ですけど)。基本的には誰も損傷を出さないように気をつけています。
 だから逆に墜としちゃだめなんですよ…。
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この回答へのお礼

ビーム兵器を搭載できる技術が出来た頃にはすでに航空機を運用する環境が無くなっている。「今更使えない」と言うのはこれが答えかもしれないですね。

 質問自体が、本当にMSは戦車や航空機よりも(あくまで地球上において)兵器として優れているのか?MSなんて作る技術があれば戦車や航空機だって今じゃ想像できないくらいの超兵器になっていてもおかしくない。なんていう根本的な問題になってしまった感はありますね。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/03/10 01:37

すっごくまじめな回答をすると、ロボットアニメだから戦闘機でいいじゃんなんていう事をやってしまったら元も子も無くなります。


戦闘機を正当化するとガンダムじゃなくて、他のアニメになってしまう。
ただそれだけだと思うよ。

もし戦闘機にしてしまったら、宇宙戦艦ヤマトみたいになっちゃう。
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ガンダムの世界(初代~Vくらいまで?)は、ミノフスキー粒子というものがあります。



この粒子には電波による通信を妨害する効果があるため、ホーミングミサイルによる攻撃を無効化するのです。
もちろん、レーダーなんかも使えない。

というわけで、戦闘は有視界戦闘が主体となりました。
有視界戦闘=近接戦闘です。
近接戦闘の場合、飛行機のような移動速度ではなく、旋回性や機動力が求められます。

モビルスーツは人間の形状に模すことによって、AMBACシステムを実現しました。
AMBACシステムとは能動的質量移動による自動姿勢制御のことで、宇宙空間で可動肢の一部分を動かすと本体は反作用を受けて逆の方向へという性質を利用して姿勢を制御する手法です。

そういった理由もあって、宇宙空間ではモビルスーツ全盛になったわけです。

では地上では・・・?
地上でも初代ガンダムにおいっては戦闘機は登場しています。セイバーフィッシュ、ドップ、マゼラトップなどなど・・・。
ただ絵面としてはモビルスーツのほうが映えますよね。。。
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制作者サイドもそれ位は分かってますよ(笑)



その証拠に、最初のガンダムの後番組『伝説巨人イデオン』では、メガ粒子砲に足を付けた「アディゴ」という小型メカが登場して巨大ロボのイデオンを苦しめます。

でも、オモチャが売れねば番組は成り立ちませんからね! オモチャ会社の圧力で、不条理な人型変型ロボばかりが登場することになるのです。
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今もガンダニウム合金なのかな?


ガンダニウム合金がめちゃめちゃ重くて、飛行に
適さず、航空機にするとエンジンとのかねあいで
大きく作らざる終えない。
大きく作りすぎちゃうと、被弾しやすい。
かといって、小さいと飛ばない。
そこで、それだったら人型を・・・。

宇宙戦も視野に入れているのかもしれません。
航空機の場合はエンジンが後ろなので、真後ろに
行くのは、ちと無理があるかと。
前方向の旋回では、ビームライフルで一閃って事にも。
また、人型の方がのちのち売買した場合、資産価値が
あるのかも。^^
中古を売って、新しい開発資金へ。
労働力としてのMSの方が、高く売れそう。

 また、MSだと手でカードもできますし、パイロット
の安全性も配慮されているのかも、とくにパイロット
の優劣もかなりあるみたいだし。
「弾に当らなきゃ撃墜されない」理論は、非人道的
ですよ。特に長期にわたる、戦線では指揮も大切だと
思うので。

 ふと、ボールってけっこう最強の可能性を秘めて
いたのかも。
小型、移動が自由、ビームライフル付き。

とはいえ、航空機にしちゃうと「俺の歌を聞け~♪」
とかぶるってしまうので。^x^;
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>空の王者はやはり航空機だと思うのですけど。



確かにそのとおりかと。
ただそれ言っては、ロボットアニメは成り立たないわけで^^;スポンサーのおもちゃ会社に怒られちゃいます。

ただガンダム世界では、ミノフスキー粒子というレーダーを使いづらくする便利なものがあります。
これが各地に散布されている関係もあって、モビルスーツが開発されたとかのくだりがあったはずです。
ですので視認もある程度必要だ、という苦しい説明ができなくもない・・かな?

あとビーム兵器搭載機といえば、1stガンダムのGアーマーなどもありますね。
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こんにちは。


私も前に同じ事を思っていて、
自分なりに考えた事が有ります。

戦闘機は基本的に前にしか進まないですよね。
そこから左右や上下に行くとしても
前に進みながらなので
グフに搭載されているアムロの射撃を正確に解析したコンピューターが有る世界では
航路を読みやすいのではと思いました。

それに比べてドダイなどだと急ブレーキやその場で滞空、そのまま高度を上げたり下げたり出来るので
#2の方がおっしゃる通り
機動性の優れていて有利なのでは
ないでしょうか。
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この回答へのお礼

 回答ありがとうございます。
>それに比べてドダイなどだと急ブレーキやその場で滞空、そのまま高度を上げたり下げたり出来る
 私もそれは考えました。私の思い描く戦闘機っていうのは、戦闘機vsMSの空中戦ではなくて護衛に出てきたMSをスピードで振り切って後ろにいる戦艦や輸送機を落とす戦闘機およびMAは何故ないのか?なんですよ。もちろん護衛に出てきたMSを引き付けるためのMSと抱き合わせの運用ですけど。
 
 のらりくらりと飛んでるアウドムラ、それを落とせないティターンズの体たらくを見て思いました。

お礼日時:2005/03/08 17:10

ガンダムSEEDで『スカイグラスパー』という戦闘機がビーム砲を備えていたと思います



後ガンダムの世界ではレーダー装置が使いにくい世界なので機動性が良いMSが主役になったんだと思うんですが・・・・
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この回答へのお礼

SEED distinyになると可変MS・MA、アスランが乗ってるセイバーガンダムやオーブのムラサメなんかのMA形態は空中戦を想定した高機動戦闘機なんですよね。
 SEEDの世界では画には出てこないですけど、もしかしたら純粋な高機動戦闘機って地球軍には配備してあるかもしれないですね。

お礼日時:2005/03/08 16:37

こんにちは、racaです。


確かに実際の戦闘ではそう言った効率を考えた戦略が
合理的ですがなにせムービー、見せ物ですからあまり
あっさりと事が終わったらつまらないでしょう?

とにかく大げさに派手に見せてこそ面白いかと思います。
国内外のテレビや映画などで実際にあった戦闘以外の
架空の戦闘場面を詳細に検証すればやはり無駄が多い
内容になっています。

例えていえば北斗の拳のケンシロウは一度に何十発、
いや何百発もの突きや蹴りを出しますが実際の格闘、
K1などでは数発で勝負が決まることが多いですね。
私なんか一発突きを入れられたらダウンしますが^^;

でも北斗の拳が数発で勝負を決めたらつまらないですねw
やっぱり派手にあの奇声と無数の突きや蹴りをだしてくれ
ないとケンシロウじゃないです。
例えそれが超ムダでもね^^
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