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将棋で相手の王将をつめるとき、なぜ打ち歩で詰めたらいけないのでしょうか?

A 回答 (9件)

正直、打ち歩詰めの局面はそんなに出てくるわけではないので、このルールがなくなったところで大きな影響はないと思います。



このルールについては、あの羽生さんでさえ、由来は知らないそうです。
ただ、私見として「将棋が考案された武家社会では一介の歩兵が大将を討ち取ることを良しとしない風潮があったのでは」とおっしゃっています。
なるほど、もっともなご意見ですね。
手持ちの歩というのは紆余曲折あっても基本的には元は自陣の歩だった可能性が高いですから。

盤上の歩で詰めても良いのは同様の理由でしょう。
敵陣の歩が相手の大将を討ち取るのは奨励されたでしょうから。

この辺は理屈ではなく将棋の美学と捉えるしかなさそうです。
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ちょっとずれますが、「王様」自体が俗説ですよ。


テレビでも注意してみていてください。判りやすく解説する時は「王様」って言ってますが、棋譜読み上げでは48オウとは絶対にいいません。48ギョクです。
玉将が正式です。
将棋には三種類の将がいます。玉将金将銀将です。
玉は宝玉の玉です。判りやすく言うと家宝の勾玉(まがたま)です。金銀は貴金属ですし、桂は高級木材、香はお香です。
将棋の駒はチェスの様に白黒色分けが無く、1種類ですよね。普遍的交換価値のある通貨の様なものだからです。お金に名前書きませんから。得た人のものですよね。
将棋はトレーディングゲームで、取引に行き詰って家宝のダイヤモンドを手放さざるを得なくなったら破算で負けって考えるべきだと思います。最初に駒を並べるのも、同じ資産から出発しましょうってことです。億万長者ゲームで最初に5万ドルでしたっけ平等に配ってからはじめるのと同じです。
で、打ち歩詰め禁止は将棋を奥深くするためのルールで、五目並べで33は禁止っていうのと同種のルールです。可にしたからといって五目並べの33の様に単純にはなりませんが。
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羽生さんがこうおっしゃっています



羽生語録の12をご覧ください

参考URL:http://www004.upp.so-net.ne.jp/apexden/habu-goro …
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#2です。


これでも一応20年以上将棋を指しているので、「打ち歩」の局面なら何回も見てますよw
あくまで、出現率の話をしたまでです。「そんなに」と断っているでしょう?そもそも質問者様の質問と関係ないところで「明らかな誤り」と断言するのはいかがなものでしょうねww

突き歩はもともと盤上にある敵陣の歩兵な訳ですからなんの問題もありません。

ところが打ち歩はまだ、敵陣に参加していない「元見方の捕虜」なわけで、そんな立場の歩兵が先ほどまで自分の大将だった駒に止めを刺すのは・・・というのが皆さんの見解ですよ。

日本将棋のルールが考案された時代背景を考えると、「単なるルール」より「その時代の美徳が反映された」と考える方がより現実的だと思います。
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#1の方と同意見。


打ち歩詰めを許すと先手の勝率がかなり高くなると聞いたことがあります。
たしか羽生さんか森さんの本に書いてあった気が。。。
あるいは一般人とのインタヴューで言ってたのかな。
自信なしです。
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色々な意見があって面白かったのですが、誤った意見も多く補足します。



「打ち歩詰めの局面はそんなに出てくるわけではない」とは明らかな間違いで、終盤の変化の中(詰むや詰まざるや)ではついて回る問題です。勿論、反則負けですから、実際にさされたことはないかも?(2歩はたくさんある)また、詰め将棋の打歩詰回避を主題としたいい作品がたくさんあります。

「いくらなんでも大将が一兵卒にとどめを刺されるのはあまりにも失礼」。突歩はOKですから俗説でしょう。

単なるルールというのが正解だと思いますが、将棋の奥を深めたことは間違いないと思います。先人の深慮遠謀に脱帽の次第です。
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 基本的には#2さんと同じ見解なのですが、私流に表現すると「打ち歩」になる「歩」はもともとは詰められる側の陣営にいたわけですから、王将の立場から言うと「裏切り者」になるのだと思います。



 だから、もともと敵方にいた「突き歩」の詰めは戦国の世の習いとして大将が雑兵に討ち取られても仕方無いのだけれど、いくらなんでも裏切り者の「打ち歩」はあんまりだという美意識だと思います。

 打った歩を次の一手で突いて詰めるのはOKなのですから、本当は「ルールです」というのが正解かもしれませんが、やはり美意識としてそう考えたいものです。
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いくらなんでも大将が一兵卒にとどめを刺されるのはあまりにも失礼だからとか。


小さい頃近所のあてにならないおじさんに聞いただけなのであてにならないかも。
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諸説あり真相は不明です。


このルールが無いと先手必勝になるとか。
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