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仏壇と神棚の両方とも家にあります。両方家にあるのが不思議です。両親に聞いても「昔からあるからねぇ・・」と具体的な回答は貰えません。(祖父・父とも長男での家です)身近な友人知人に聞いても両方ある家が多く、逆に両方ない家に住む友人は次男の嫁さんでした。長年の不思議なので質問させて下さい。不思議に思う方が変なのでしょうか・・。

A 回答 (2件)

こんばんは。



神棚と仏壇が両方あるのは、普通よくあるお話ですよ。歴史に基づきますが、こんな風に神や仏を分け隔てなく信仰する事を神仏習合といいます。昔からある家は当たり前のように、神棚と仏壇を両方設置しているお家が沢山ありますよ。

この神仏習合とは、日本に仏教が伝来した6世紀の頃から存在します。神道の要である天皇家の推古天皇が、仏教の布教の為に、神宮寺という神社に付属したお寺が建立した事により、この神仏習合の形態が次第に広まったわけです。政策として天皇家の権威と誇示する為に、廃仏毀釈を行った為に、現在は神道と仏教ははっきり分かれていますが、その名残として庶民の家庭で仏壇と神棚を祀ってあるところが多いんですよ。

因みに神職の家で育ちましたが、神道には仏教なんかのように教典や戒律があるわけではなくって、全部自己の責任に於いて、信仰する神様に恥じないように生活していく事が教えだから、言ってしまえば懐深いんですよね。だから神仏習合みたいな事もありうるのですが・・・(因みに蛇足ですが、ヒンズー教なんかもコレに近くて、キリストもお釈迦さまもシヴァの化身の一人として融合してしまい、容認しているんですよ)でも、それ故に「無節操」に見られてしまうところもあるのですけどね。

因みに次男の奥様の家には無いと言うのは、祭祀財産の相続をされていない為に、お仏壇がその家に無いからではないのでしょうか。多分、その旦那様のお兄様の家あたりがお仏壇を祀っていらっしゃるのではないでしょうか。(お家が仏教である・・・と言う前提ですが)

ご参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。わかりやすい解説もありがとうございます。友人は転勤が多く、ご主人が次男であることと、ご主人の実家と彼女の実家で信仰がかなり異なるとも聞きました(説明不足で失礼しました)

お礼日時:2005/03/09 00:28

簡単に言うと神が居るから先祖が居る先祖が居るから彼方が居る、神仏をうやまい感謝報恩を述べるべきだよ。

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。ご先祖様を敬うことも確かに大事ですね。

お礼日時:2005/03/09 00:25

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