No.7ベストアンサー
- 回答日時:
こんにちは。
本格的な塗装で、黒の上から白ストライプということでしたら、次の三通りが考えられます(なお、いずれの場合も、ひどい打痕の処理と、各工程での塗膜研磨が必要になりますが、説明では省略します)。初体験ということを考慮すれば、(2)がお勧めです。
(1)重ね塗り
もとのトップ・コートをサンディング→着色塗装(黒)→着色塗装(白)→トップ・コート塗装
要するに、もとの塗装を残したまま、上に塗り重ねるわけです。もとのトップ・コートは、塗料の食い付きをよくするために、表面をサンディングします。最も簡単な方法ですが、塗膜が分厚くなるため、パーツやネックが取り付けにくくなったり、音が変わったりする可能性がでてきます。この場合、アクリルやウレタンなどの合成樹脂を含む塗料を用います。
(2)途中から塗装しなおし
もとのトップ・コートと着色層を剥離→着色塗装(黒)→着色塗装(白)→トップ・コート塗装
(1)と同様に見えますが、トップ・コートと着色層を完全に剥がしてしまうところが異なります。その分、(1)より手間がかかりますが、仕上がりはこちらのほうがうまくいく可能性が高いといえます。この場合も、原則的に合成樹脂の入った塗料を用います。
(3)完全に塗装しなおし
全塗装の完全剥離→とのこで目止め→ウッド・シーラー塗装→サンディング・シーラー塗装→着色塗装(黒)→着色塗装(白)→トップ・コート塗装
手間・時間・費用がひどくかかりますが、うまくいけば一番きれいに仕上がります。塗料は、ニトロセルロース系も合成樹脂系も使えます。
スプレーですが、ガス圧が調整できない、噴霧範囲が調整できない、濃度が調整できない、塗料自体に液化ガスが含まれていて塗膜に気泡が出来やすい、長時間使用すると気化熱で温度が下がって噴霧できなくなる、などの理由で、缶スプレーの使用はお勧めできません。お持ちとのことなので、ぜひとも専用機のご使用をお勧めします。
プラモデル用の塗料ですが、(1)(2)にした場合うまく下の塗料に食い付くか不明である、肉持ち(乾燥後の塗膜の厚さ)や塗膜の強度が不明である、経済的でなくなる可能性がある、ということから、お勧めしかねます。
今回、ギターの塗装に役立つサイトをさがし、URLを記入しておきました。作業に入る前に是非ご覧ください(参考URL欄には記入しきれないようなので、こちらに記しておきます)。
http://homepage2.nifty.com/deep_forest/craft/cra …
http://stork.web.infoseek.co.jp/maiking/pa/pa20c …
http://www9.plala.or.jp/hiraken01/mod/jb_mod/jb_ …
http://www.246g.com/jazzcaster/index.html
http://www.geocities.jp/tokiwa_kai/top.html
http://www.ne.jp/asahi/egcroom/guitar/guitarmenu …
これらのサイトがあれば、私の出番などなくなるのではないかと思いますが、何か不都合が生じた際の相談相手くらいにはなれると思い、しばらく待機しています。念のため、この質問板を締め切らないようにしていただければ幸いです。
12弦ギターのナットが擦り減ってきました。牛骨なのですが、トレモロのないギターで使用度も低いため、弦が自然にめり込んでしまったとしか考えられません。近々ライブで使用する予定なので、また交換しなくてはなりません。
最近の牛骨は、本当に信用できません。先日も、交換したばかりの牛骨ナットがわずか一晩で潰れ、弦高0になってしまいました。ギターをいじる際には、どんな場合でも、後々のことをよく考えて安全策を取るのが一番です。
さて、何かありましたら、またいつでもお気軽にお尋ねください。
この回答への補足
お世話になっております。
塗装ですが、表面がなだらかでは無いため一度塗膜をはがしてからやろうと思っております。
そこで、剥がす時にはもしもの時のことも考えて三度ペーパーで地道にやろうかと考えています。
そこで、最初は何番からやったほうがいいでしょうか?
仕上げは何番ですればいいでしょうか?
No.6
- 回答日時:
こんにちは。
補足説明ありがとうございます。実物を見ないと確かなことは申し上げられませんが、そのジャンク・ボディーは、もともとアクリル系かポリエステル系のラッカーで塗装されているのではと思われます。テープを剥がすと白の塗膜まで剥がれてしまうというのが、その根拠です。
これらのラッカーは、衝撃や化学変化に強く、湿度の高い日本では塗装の標準となっているものです。かつては分厚い塗装で悪名高い塗料だったのですが、近年では塗料自体の改良や塗装技術の発達などもあって、極薄塗装も可能になっています。
一方、市販されているごく普通の「ラッカー」類はセルロース系で、衝撃や化学変化に弱く、よほど分厚く塗装しないかぎり、爪で擦るとパリパリ剥がれてくるだけでなく、手脂や汗、機械油、アルコールなどで変質・軟化・溶解したりします。湿度の低いアメリカでは、わりと標準的な塗装です。
アクリル系・ポリエステル系とセルロース系とでは、ベースとなる有機溶剤も異なり、前者のシンナーで後者の塗膜を溶かすことは実に容易ですが、後者のシンナーで前者の塗膜を溶かすことはほぼ無理です。また、いったん硬化したアクリル系・ポリエステル系塗膜は、専用シンナーでもまず溶けません。
今回の件は、もともとあったアクリル系・ポリエステル系の頑丈な塗膜が、セルロース系塗料の溶剤をはじきかえし、行き場を失った溶剤が白の塗料を侵食・溶解して横に広がり、毛細管現象が発生してテープ下に入り込み、黒がにじんでいると考えられます。おそらく、何回試しても同じ結果に終わると思います。
一番簡単な対策は、白の塗装を落とし、元の黒塗膜の表面を細かくサンディングし、白を全体に吹き、塗膜を研磨して整え、黒でストライプを入れ、トップ・コート(透明)を全体に吹き、研磨するというものです。もちろん、使う塗料はすべてアクリル系かポリエステル系です。また、缶スプレーだと、塗料に液化ガスが混入していて塗面が泡立ちやすく、きれいに仕上がらないことが考えられます。プラモ用のでかまいませんから、スプレー機が必要です。
なお、この対策には、塗膜が分厚くなって、音が悪くなったりネックやパーツの取り付けが困難になったりする可能性がある、という欠点があります。
トップコートを省くということも考えられますが、そうすると研磨は出来ず、恐ろしく不細工なものになります。さらに、頑丈で食いつきのよいアクリル系・ポリエステル系とはいえ、あとあと剥離するおそれも出てきます。
一番簡単な対策とはいえ、各工程に守らなくてはならないことやコツがたくさんあります。が、ここではとてもお教えし切れません。impulse21さんにその気があるのなら、またあらためてお教えすることにしたいと思います。また、より本格的な塗装にチャレンジしたいのでしたら、その旨お答えください。
ちなみに、本格的な対策は、一度全ての塗膜を剥がし、一から塗装しなおすことですが、他にもいくつか中間的な対策が考えられます。
では、本日はこれで失礼致します。
ご回答ありがとうございます!
今回の塗装ですが、本格的にチャレンジしてみたいです!
家には一応プラモデル用のエアブラシとコンプレッサーがあります。
塗料はMR.ホビー社などから出ているラッカー塗料でもかまわないのでしょうか?
塗装過程ですが、エディー本人に近づけたいため、黒の上からマスキングをして白を塗り、ストライプを残すという形でやりたいです。
No.5
- 回答日時:
こんにちは。
当方、エディー・モデルへの改造経験はありませんが、ギター改造全般に関しては、それなりにアドバイスできる(と思い込んでいる)者です。
皆さんのおっしゃるとおり情報が足りず、きちんとしたお答えができません。
ただ、今までの話から推察するに、市販の国内メーカー製ギターのボディーにいきなりマスキング・テープを張って塗料を吹いたのではないでしょうか? だとしたら、たとえマスキングや塗装がうまくいっても、すぐにパリパリ剥がれてきますよ(数ヶ月後には見る影もない状態になります)。
それはともかく、可能なかぎり詳細に情報をお教えください。それによって、塗装の工程は大きくことなります。
なお、最悪の場合、全工程で数週間から数ヶ月かかるかもしれないこと、金額も数千~一万円程度かかる恐れがあることをご承知おきください(綺麗に仕上げようとすればするほどお金と手間がかかります)。
(例1)友人からもらったノー・ブランドの白のストラトを流用。ネック、パーツをはずし、トップ・コートを全て剥した上でマスキング、黒のセルロース系ラッカーを吹いたが、塗装中に自然とマスキング・テープがずれたほか、ところどころに、薄く広がるしみのようなもぐりこみができた。客席から見て荒が目立たない程度の出来でかまわない。
(例2)ワーマスの無塗装のアッシュ・ボディーを購入。目止め処理、サンディングのあとで、ポリエスエル系シーラーを吹いて研磨、セルロース系で白く塗装。導電塗料をキャビティに塗布後、トップにマスキングしてアクリル系の黒を吹いたが、テープの下のところどころに蜘蛛の巣状のもぐりこみが出来た。金を掛けたので、市販品と同じくらい綺麗に作りたい。
失礼かもしれませんが、例1の「トップ・コート」「セルロース系」、例2の「サンディング」「ポリエステル系」「シーラー」「導電塗料」「アクリル系」の大半がわからない場合は、残念ながら(今の知識のままで、納得いくまでの)ギター塗装には少し早すぎるかもしれません。ただ、たっぷりのやる気と人並みより少し上の器用さ、ほどほどのお金と時間があれば、大がかりな工程でも、かなりのものに仕上げることが可能です。
この回答への補足
ご回答ありがとうございます。
以前にジャンクのボディーを購入しました。そのボディーにマスキングを施し一度塗装をしたのですが、白色と黒色のさかえ目がきれいにならないんです。塗装する前はテープを密着させました。
あと、塗装前に中性洗剤で油分を落としたのですが、テープをはがすと塗膜も一緒にはがれてしまいます。
一度、塗装をはがしてボディを見てみると、そこまで滑らかなものではありませんでした。
ジャンクのボディんについてですが、最初は買ったときは傷だらけの黒だったので、その上からスプレーで黒を塗ってから白を塗りました。
他に情報が必要な場合は申し出ください。
それでは宜しくお願いします。
No.2
- 回答日時:
こんばんは。
マスキングしたテープの下に塗料が入り込むということでしょうか?
そうだとすると、やはりテープが密着できていないと思われます。
原因としては、塗装面の汚れが考えられます。
特に手などの脂がついていると、きっちり貼ったつもりでもすぐに隙間ができてしまいます。
それ以外だと、マスキングするテープの材質でしょうか。
マスキング専用の、ある程度の柔軟性があるものの方が密着度が高いです。
あとは、なるべく厚塗りしないようにすることでしょうか。
それと、テープを剥がすのは塗料が完全に乾いてしまう前の方がきれいに仕上がると思います。
ご回答ありがとうございます。
塗料が下に入り込んでしまうのです。
脂取りをを使用としたのですが、マスキングテープを張った後だったのできませんでした。
他に方法はないでしょうか?
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