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最近はあまり聞かない表現かもしれませんが、「苦みばしった」いい男、とか「苦みばしった」顔とか言いますよね。もともとこの「苦みばしった」はどいいう意味なんでしょうか。また何故その様な表現を使うようになったんでしょうか。
辞書を調べても分からなかったので質問させて頂きます。また「苦みばしった」を使った表現があったら教えて下さい。宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

苦い・甘い・辛い・渋い・酸いなど、味覚表現はよく比喩に使われますね。


甘い微笑みや渋い声などなど…
万人に共通する感覚として例えやすいのでしょう。
「苦み」はそれ自身は美味しい味ではないですが、大人になってはじめてわかる
特別な隠し味(?)のようなニュアンスがあるように思います。
苦いコーヒーを美味しいと感じるのって、ちょっと大人な気がしませんか?
老いはマイナスイメージである反面、それを象徴するシワは魅力である場合もあります。
それは豊かな経験だったり知識をそこに見るからで、
「苦みばしったいい男」という表現にも似たものを感じます。
「~ばしる」というのは他の言葉ですと「鞘(さや)ばしり」などがありますが、
感覚としては全体的に苦いんじゃなくて(それだと「苦い顔」で意味合いが全く違いますね)、
そこに一筋の苦味が垣間見えるとか、そういった感じかと思います(前述の隠し味的なニュアンス)。

あまり上手く説明できませんでしたが、もっと興味があるようでしたら
「味覚&比喩&形容詞」などで検索してみてはいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

有難う御座居ました。

お礼日時:2005/03/14 15:37

辞書によれば…



【苦み走る】
(男の)顔つきに厳しくひきしまったところがある。渋みがあってりりしい。
「―・ったいい男」

「苦み」には引き締まったという意味が、「走る」には表れて消えるといった意味がありますので、それらをあわせた語ではないかと思います。

昔は、俳優の菅原文太さんなどが「苦みばしったいい男」として紹介されてました。これでイメージがわくといいのですが。

参考URL:http://jiten.www.infoseek.co.jp/Kokugo?qt=%B6%EC …
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