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 現在私は新興住宅地に住んでいます。ここは結構広い町で、10年くらい前から開発が進み、現在1万戸程の住宅街になっています。私達の住んでいる場所はその一角なのですが、これから更に10年かけて開発していく新しい場所に位置しています。そのため、少し離れた昔からの場所に住んでいらっしゃる方は年配の方が多く、ご近所には若い方が多くなっています。

 この場所に、主人と一緒にパン屋さんを開きたいと思っています。私達は天然酵母のパンが好きなので、天然酵母を使ったハード系のパンを作り、はじめは自宅の庭先で少しずつ販売していきたいと思っています。また、ケーキ等のスウィーツ類も作り、”天然酵母とケーキの店”にしたいと思っています。ただ、ハード系のパンは美味しいのですが、好みがあるので正直不安があります。

 みなさんは、天然酵母のハード系のパンについてどう思われますか?また、私の住環境からして、ハード系のパンを受け入れてもらうことが出来るかどうか、ご意見をお聞かせください。ちなみに、ご近所には30代~40代前半のご夫婦が多く、幼稚園入園前後の子供達が沢山います。専業主婦の方も多いです。

 宜しくお願いします。
 

A 回答 (4件)

お返事ありがとうございます。



>天然酵母を使った無添加パンを作りたいと考えています。
おお、そうでしたか!素晴らしい。つくるのに時間もかかるんですよね。尊敬します。


そういった姿勢をお持ちであるならば「できるかできないか」というより「どうやってやっていくか」という事になるわけですね。ここにはいろんな専門家の方もいるみたいですから、立ち上げ時の参考には事欠かないかと思いますので、ぜひがんばってください。


あらためて、やっていくためにという事で書かせていただきます(全て私の経験上の事ですので間違いがある可能性もあります)。


個人的には、最初にどどーんとお店をオープンするのは、立地に関わらずちょっと怖いと考えております。これは、オペレーションや接客が不慣れな段階で、一気にお客様が来店するので、さばけない&回転しないで不評をかってしまう事があるからです。

特に食品は、お客様が集中する時間が片寄っているので、その為だけに人を雇ったりして、無駄な経費がかさんだりします。


店舗の場合、オープンから3~6ヶ月はオープン景気で来店数も多いのですが、それ以降ガクッと落ちてしまうお店も多く、これはオープン時の顧客満足度の低下も一因であると考えられます。


ですので、商圏を調べて判断に迷う場合には、宅配でオープンするのも手です。電話注文で焼くのではなく(それは後々やる気があれば)、朝とか昼の集中する時間を事前に予約を受けてつくるのです。

これだと、遠方であるかどうかはこちらのやる気にかかってきますので、お客様の負担は金額のみにできます。牛乳配達、食材配達のお店に売り込みに行くのもありですし(タイアップして割引とか)、食品の安全性から、給食のない学校にも売り込めます。

売り込みのための実績作りとして、残りの時間にインターネットを使って他府県への配送や、有名どころのレストランなどに安く提供して(これまたタイアップ)、チラシに載せさせてもらうなんて手もあります(地元ではなく、東京の○○レストランとかの方が良い場合あり)。

月額○○円で、毎朝みつくろってお届けとか、少ない商品種類でバリエーションが増やせるのは良いと思います。

ANo.2の方がおっしゃるように「パン作り教室」も素晴らしい。やるなら、キッチン用品とか、食材も交渉しだいでタイアップできるでしょう(生徒さん限定で機材や食材を調達してあげる)。更に教室の良いところとしては、今後手伝ってくれる人を探す事もできるという点が見逃せない。

教室の設備があるなら、健康に良いイメージを定着させるために、小学校などの社会科見学に使ってもらうのも良いんですよ。無添加だとそりゃあ勉強になるって気がするし、これもまた「将来パン屋さんになる」と言ってくれる子が出てきてくれるのが見逃せないです。

子供が「なりたい」と言ってくれるお店は、長く続きます。地域密着のテクニックです。



こちらでコントロールできる要素をなるべく確保しながら、徐々に&重ね合わせるように新要素を追加して、常にお客様に目新しさを提供する、そしてもっとも重要なのが、初期の段階でできるだけお金を貯めるようにする。もし売り上げが良くっても、しばらくは貯金するようにしてください。後で絶対役に立ちます。


もし最初から店舗をオープンする場合には、商品数を少なめにして、6ヵ月後から追加するとか、安定してきてから宅配を始めたり、徐々に行く事を強くお奨めします。


全メニューを投入して、いきなりグランドオープンした場合、駒がなくなってしまって万が一軌道に乗らなかった場合にっちもさっちも行かなくなってしまう事があるんですよね・・・

苦し紛れにリニューアルオープンするお店もあるんです。見かけだけきれいにして「あの素晴らしい行列をもう一度」みたいな。


もうご経験はあるのかも知れませんが、ご参考になればと思います。思いつくままの乱文で申し訳ございません。

がんばってください応援しております。
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この回答へのお礼

たくさんのアドバイス、ありがとうございました!とても参考になると同時に、やる気が湧いてきました。

>月額○○円で、毎朝みつくろってお届けとか、少ない商品種類でバリエーションが増やせるのは良いと思います。

実は、早朝宅配も考えています。朝の食卓に焼きたてのパンを届けてもらえれば、お客様も嬉しいのではないかと。色々な方向での営業活動も必要だと感じています。

>教室の設備があるなら、健康に良いイメージを定着させるために、小学校などの社会科見学に使ってもらうのも良いんですよ。無添加だとそりゃあ勉強になるって気がするし、これもまた「将来パン屋さんになる」と言ってくれる子が出てきてくれるのが見逃せないです。

これはとても良い考えですね!実は私は以前、教員を5年ほどやっていました。その中で”職業体験学習”に取り組んだこともあります。今度は私がその場を提供できる側になり、子供達に少しでも何かを学んでもらえたら・・・。素晴らしいことです!

色々と考えた結果、やはり自分達が納得のいくものを販売していきたいので、”休日販売”から始めてみようかと思っています。最初から大きくオープンし、お客様に満足のいくパンやサービスを提供できなくなることは避けたいので。最初は生計を他のことでたてつつ、提供できるメニューとサービスが安定してきた時点で大きくするのはどうかと考えています。それまでに、味とサービスの研究を重ねていきたいと思っています。

本当に沢山のアドバイスと励ましのお言葉、ありがとうございました!一人でも多くの方に”安全で美味しいパン”を食べて頂けるように頑張ります。

お礼日時:2005/03/20 08:00

以前、飲食店のFCでSVをしていたので、売り方寄りのお話でお邪魔します。



>天然酵母のハード系のパンについて
私パンは門外漢で、あまり詳しくないんですけれど「無添加パン」とはまた違うんでしょうか?

参考URLの社長さんは、無添加パンの頑固職人としてTVとかによく出ていますが、プロモーションもうまいと思って見ています。パンのコンサルティングもやっているみたいですから当たり前かもしれませんけど。

ここのパンなら時々食べるんですけど、おいしいですね。ちゃんと身になる感じがします。


と、私みたいなもんに売ろうとするならば、知識のある人からすると当たり前のこういった事を明確にする(いわゆる啓蒙する)のは大切だと思います。


で、質問者様の専門家としての観点では、お子様や硬いものがイヤという人の需要がポイントになりそうなんですよね。ここは逆転の発想をして「子供向けハードパン」とか「お年寄り向けハードパン」を開発する。お子様向けがあると、自然に女性の需要もあがるので。


私の個人的な意見では、現代人(特に成長期の子供)はもっと硬いものを食べた方が良いと思うんです。私は子供に「たくわん噛んどけ」とか「スルメ噛んどけ」とか言うんですが(知能の発達にあごは重要だと思うので)、パンなら安心ですから。

そういった観点からもアプローチはできそうです。


ただ、そういった努力によって、今までそっぽを向いていた人がこっちを向くようになったとして--それで経営が成り立つかどうかはきちんと調査する必要があると思います。

参考URLの話に戻りますが、ここ1日に60万円とか売るんですよ。そんなに大ききないのに。それは、お客様が遠方から来てくれる(目的来店性が非常に高い)からなんですが、そういう付加価値は高められそうですよね。

良いお店には増えていただきたいので、ぜひがんばってください。

参考URL:http://www2s.biglobe.ne.jp/~mutenkap/2005top.htm
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この回答へのお礼

>私パンは門外漢で、あまり詳しくないんですけれど「無添加パン」とはまた違うんでしょうか?

パンを作るために一般的に使う”イースト”を使わず、”天然酵母”を使ったパンです。イーストには添加物が入っていますが、天然酵母には入っていませんので、無添加パンということができます。(他の添加物を一切使わなかった場合)私達は、天然酵母を使った無添加パンを作りたいと考えています。

 参考URL、ありがとうございました。この方のお名前はお聞きしたことがありました。今後の経営での参考になります。

>ここは逆転の発想をして「子供向けハードパン」とか「お年寄り向けハードパン」を開発する。お子様向けがあると、自然に女性の需要もあがるので。

 なるほど。そういう発想は面白いですね。確かに、現代っ子達は柔らかいものや甘いものを食べる事が多いので、食生活を見直す意味からもハード系のパンの美味しさと良さを薦めていきたいと思います。また、栄養面からしても、子供やお年寄りが食べやすい工夫をしていく必要がありますね。新しいご意見、ありがとうございます。

 体に良くて美味しい、味わいのあるパン作りをしていきたいと思います。少しでも良いパンを作り、私達の作ったパンで喜んでくださる方を増やしていくためにも頑張ろうと思います。かなり励みになりました。

お礼日時:2005/03/17 11:32

はじめまして。

昔オーガニック関係の仕事をしており、今はマーケティングのコンサルをしています。

個人的にはハード系のパン大好きですが、ご指摘のとおり、好き嫌いがありますね。嫌いな人の意見としては「堅いからいや」「酸っぱいからいや」という、現代人特有の部分があるように思います。個人的には「食育」という視点を取り入れていく必要があると感じました。

また1万世帯の住宅街とのことですが、実際の「商圏」を区画毎に把握したり、近所のスーパーやパン屋、コンビニでどのような種類のパンがどのくらいの数量売れているのかリサーチする必要もあると思います。どのくらいの「需要」があるのか、出来る限り正確に把握しておかないと、事業として成り立ちません。(別に生活の基盤があって「趣味のパン屋」というなら話は別です。笑)

これは、ジャストアイデアですが、専業主婦が多いのであれば、パン屋を開業する前に「パン作り教室」のようなものを開いて、そこでハード系のパンの「信者」を増やすようにして、「美味しいんだけど、自分で作るのは面倒」という客層を取り込んでみてはいかがですか?
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この回答へのお礼

マーケティングの面から具体的なアドバイスをしていただき、ありがとうございました。かなり参考になります。

ご指摘の通り、具体的なリサーチが必要ですね。実は、少し離れたところに天然酵母のパンのみを販売していたパン屋さんがあったのですが、年明けに閉店してしまいました。そこで、先程お店の方を訪ねてお話を伺ってきました。やはり、ここでは受け入れてもらえない部分が多く、時間的にも経費的にも採算が合わずに閉店されたようです。そこでの話は、今後の事業計画を見直す良い機会になりました。

またアドバイスにあるように、”パン作り教室”で”信者”を増やすのはいいですね。実際パン教室に興味をもっていらっしゃる方もいらっしゃいますので、天然酵母の美味しさを体感してもらうのは良い方法だと思いました。”自分で作りたいけど、面倒だし、あのお店の味は出せない。買いに行こう!”そう思ってもらえるよう、腕も磨きたいと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/03/16 13:06

私は天然酵母のパンもハード系のパンも好きです。


30代で、幼稚園児の子を持つ専業主婦です…。
ただの消費者として答えさせていただきます。

子供はハード系だと噛み千切るのが大変なので、
サービスでスライスしていただけると嬉しいです。
私コーヒーを無料サービスしてくれて、
飲食スペースを設けてくれている、新興住宅地のパンやによく行きます。
子供も青空の下で楽しそうにパンを食べます。
おばさまたちもよくテーブルを囲んでらっしゃいますよ。
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この回答へのお礼

子供はハード系だと噛み千切るのが大変なので、
サービスでスライスしていただけると嬉しいです。

その通りですね。大人には美味しいハード系でも、子供にとっては癖がありすぎたり固すぎたりしますよね。小さな子供達のことも考えた細やかなサービスが必要ですね。

最近、コーヒーの無料サービスをしてくれるお店が増えてきているようですね。私達の焼いたパンを青空の下で食べてもらえたら、最高です。そういう時間を提供できるお店を作りたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2005/03/16 12:52

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