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ある参考書で、IS曲線の導出の際、
Y=C(可処分所得)+I(利子率)+Gとして
左辺のYが増加した場合に右辺では可処分所得に依存するCが限界消費性向分増加し、利子率が下がって投資Iが増加することによって均衡する。だからIS曲線は右下がりになるとなっていました。

この内容に関して質問があります。
なぜ国民所得Yが増加すると利子率が低下するのでしょうか?実際には利子率は上がりそうな気がするのですが、どなたか具体的に説明をお願いします。

A 回答 (2件)

国民所得Yが増加すると利子率が低下すると考えるより、利子率が低下すれば国民所得が増加すると考えれば、より理解しやすいのではないでしょうか。

数式にすれば、国民所得Yが先であろうと、利子率が先であろうと、同じですから。
Y=C+I+Gの右辺は(有効)需要で、需要が増大すれば国民所得が増大するのですから、Iが増大すれば当然国民所得Yも増大しますよね。何がIを増大させるかといえば利子率の低下です。従って、利子率が低下すれば国民所得が増大し、IS曲線も右下がりとなるのです。
国民所得Yが増加したときに、利子率が上がる場合も有ります。しかし、それはLM曲線を勉強した後に、
より良く理解できるようになると思います。
勉強頑張って下さい。
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この回答へのお礼

せっかく回答を頂いたのに反応が鈍くて申し訳ありません。
なるほど、そう考えると納得がいきます。
勉強というものはわからなかったものがわかりはじめると楽しくなってくるものですよね。
これからもがんばりたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2005/03/28 14:30

 まず、投資Iは利子率rの減少関数だということを覚えておいて下さい。

(利子率が低いと、企業は借入がしやすいので投資を増やします。逆に利子率が高いと企業は借入をやめて投資を控えます。)
 ということで、a、bを適当な定数とすると、投資について
I=-ar+bと表せます。・・(1)

また、Cについて、ケインズ型消費関数を用いて
C=c0+c1(Y-T)と表します。・・(2)
(c0が基礎消費、c1が限界消費性向、Tが租税)

(1)(2)をY=C+I+Gに代入すると
Y=c0+c1(Y-T)+(-ar+b)+G
これを利子率rについて整理すると
r={-(1-c1)Y-c1T+b+c0+G}/a
です。限界消費性向は0<c1<1なので、
(1-c1)は必ず正となり、Yの係数-(1-c1)は必ず負となる。
以上より、利子率rと国民所得Yは必ず、一方が増えれば一方が減るという関係になります。
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この回答へのお礼

詳しい説明ありがとうございます。
疑問が解けてすっきりしました。

お礼日時:2005/03/22 10:46

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