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円安誘導とかはニュースでよく聞きますが、他にはどのようなものがあるのでしょうか?

A 回答 (3件)

通貨供給量を増やせばいいので、国債を大量発行して、公共事業を増やせば、インフレになると思いますが、インフレは抑えるものであって、故意にやるものではないので、もし、目標インフレをやると歯止めがきかなくなるおそれもあります。

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この回答へのお礼

なるほど、ありがとうございます。政府としてはインフレにしたいはずなので、なにか秋ごろにはしてくると思うんです。素人考えですが。

お礼日時:2001/09/02 15:32

あと、金利を下げるってのもあります。


銀行に預けても利子がつかないんじゃ、馬鹿らしいから消費しちゃうでしょうし、
借金しても利子がつかないなら、借りまくって消費しちゃえって心理が働くでしょう。

でも、最近はずーっと低金利であるにもかかわらずインフレにもならなきゃ、
消費も増えないのは、利子が高い外国に預金してるんでしょう。多分。

資金の移動が自由化される前だったら、今ごろはインフレになってるかもしれません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。そうですね、私も余裕資金の半分は外貨預金にしてしまっています。

お礼日時:2001/09/05 02:12

「インフレはいつ、いかなる場合も貨幣的現象である」が経済学では常識です。

この考えに従えば、原油価格が上がっても、春闘で大幅賃上げがあっても、公害規制が厳しくなって工業製品が値上がりしても、それだけではインフレにはならなくて、それに誘発されて通貨流通量=マネーサプライ(M2+CD)を増やすからインフレになるのです。
政府が例えば2%のインフレを認めたすると,1)国民は貯金するより金を使ってしまおうとなり、消費が拡大する。2)銀行、ゼネコンが抱えている不良債権の名目債権額は変わらなくても、実質債券額が目減りする。3)これらの効果によりデフレスパイラルから抜け出せる、と考えられるのです。
賛否両論あるのですが、私は賛成派の主張に説得力があると考えています。そこで通貨流通量を増やす方法ですが、普通は、1)国債を市中消化(銀行、企業、国民が買う)ではなく、日銀引受とする。2)同じような効果を期待して、市中に出回っている国債を日銀が買う(買いオペ)。3)銀行の日銀の口座に預ける準備金率を下げて、銀行が企業への貸し出しを多くできるようにする。等があるのですが、今回日銀は経済学の教科書には出てこない政策を決定しました。「日本銀行当座預金残高を、4兆円から、5兆円に、さらに6兆円程度に増額する」です。
ところで通貨を増やして、その効果が出るのは9ヶ月から24ヶ月経ってから、と言われているので、インフレになるとしても早くて来年になってからでしょう。
なお円安になる要因は、1)日本の金利が安くなる。2)インフレになり円の貨幣価値が下がる(購買力平価)。3)輸入が増え、円売り・ドル買いが進む。4)政府が為替市場に介入する。5)日本経済の将来に不安が高まり円売りが出る(カントリー・リスク)。等ですが市場のメカニズムに逆らって政府が手を打っても円安効果はあまり期待できないでしょう。
私は小泉内閣の改革路線と日銀の政策変更が今までにない成果を生み出すと期待しています。
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この回答へのお礼

大変詳しく回答いただきありがとうございます。
>通貨を増やして、その効果が出るのは9ヶ月から24ヶ月経ってから
なるほど勉強になります。
>小泉内閣の改革路線と日銀の政策変更が今までにない成果を生み出すと期待しています。
私も期待しています。というより、成果があがらないと先がますます暗くなりますし。

お礼日時:2001/09/05 02:23

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