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レスポールのピックアップをフロント、リア共にゼブラカラーのピックアップに交換しようと思うのですが、ゼブラとリバースゼブラがあるようでどういう並びにしようか迷っています。(4通りしかありませんが...)
そこで一般的?にこういう並びが多いとか、自分ならこうするといったご意見をいただけたら助かります。
ちなみにギターの色はブラックでパーツ類はすべてシルバーです。
またピックアップを取り付ける際にくるっと180度回転させても問題ないですか?ロゴが入ってるものだと見た目的にNGでしょうが、音的にはどうなのでしょう?
宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

 こんにちは。

音色に関して少々。

 HHのギター2~3本で180度回転を試したことがあります。PUは二つとも全く同一のもので、どちらかというとヴィンテージ・タイプ、PU以外は一切変えない状態で試みました。その結果、耳で聴き分けられるほどの違いは感じられませんでしたよ。
 シリーズ配線(いわゆる普通のハム・バッカーの状態)では、必ずキャンセルされる周波数帯ができるので、スラッグ・ポールピースとスクリュー・ポールピースの音の違いが出てきにくいのかもしれませんね。
 ただし、アンプやエフェクターのパラメータを変えたり、録音してオシロ・スコープで解析したりすれば、何か違いが見えてきたのかもしれません。また、ハイテク系PUの中には、コイルごとに線径や巻数、磁力を変えてあるものもあり、そういうPUならちょっとした音の差が出るのかもしれません。


 話が少しそれるようですが、PRSの多彩なHHサウンドに刺激されて、HHで3点SWのギターを改造したことがありました。
 4回路5点スイッチに変更、フロントの位相を逆転し、次のように配線したのです(□はスクリュー、■はスラッグです)。
□□□□←a   ポジション1…a×b(aとbのシリーズ)
■■■■←b   ポジション2…b+c(bとcのパラレル)
           ポジション3…a×b+c×d(aとbのシリーズと、cとdのシリーズとのパラレル)
■■■■←c   ポジション4…a+d(aとdのパラレル)
□□□□←d   ポジション5…c×d(cとdのシリーズ)
 簡単に言えば、レス・ポールに、同種ポールピースどうしのハーフ・トーン2種(2と4)が加わったものです。2芯シールドだったので、位相を変えるのに苦労しましたが、わざわざそこまでしたのは、aとcのパラレル、bとdのパラレルでは、がっかりするほど音の違いがなかったからです(おなじ組み合わせが1cm強ずれただけですから、当然と言えば当然なのですが)。
 この改造を施したところ、2と4のクランチ~ODのサウンドが「音色のバリエーション」と呼んでよいくらいにまで変わりました。逆に、ここまでしないと、HHのポールピースの違いは表れにくいのかもしれないと痛感した次第です。

 ところで、#1の方のご指摘どおり、野呂一生のギターはリアのPUが180度回転させてあります(ただし、現行のIN-1でなく、前のモデルSG-Iです)。これについては、ヤマハのカタログに音痩せを防ぐのが目的だった旨のコメントが載っています。しかし、詳細は不明です。昔のギター雑誌で見た機材説明でも、回転させて何がどう変わったのかは詳しく述べられていなかったと思います(だから、ものはためしだと思ってやってみたのです)。
 野呂のギターは、前のモデルも現行モデルも17通りのスイッチングが出来るようになっているので、ひょっとすると、リアをタップしたり、タップして他のPUとミックスしたりしたときの音に不満があったのかもしれませんね。

 余計なお世話かもしれませんが、レス・ポールのPU交換は、各部の寸法が同一であるものを選んだほうが無難です。
 高さ調整ネジの長さ・直径が異なるもの、コイル部分に厚みがあるもの、ネジを取り付ける足の高さが異なるもの、裏面のスクリュー・ポールピースがひどく飛び出たもの、裏面にマグネットが付いたものなどは、取り付ける際に木部の加工やエスカッションの交換が必要になることがあります。また、一旦加工を施してしまうと、元のPUに戻すときに余計な出費がかさむことにもなりかねません(特にエスカッション。ご存知かもしれませんが、レス・ポールのエスカッションは、通常は、装着面をボディーの曲面に合わせて一個一個手作業で削るんですよ)。
 さらに、かろうじて取り付けられたとしても、PUの高さ調整がきちんとできなくなったり、フロントPUが演奏中に奥へ引っ込んだりすることもあります。
 交換の際には、一度信頼できる楽器店やリペア・ショップに相談されることを強くお勧めいたします。

 最後に、ロゴの件ですが、表面がつるつるしたPUなら、研磨剤入りギター・ポリッシュを布に少量とって磨けば、わりとすぐに落ちます(というより、まめにギターを弾いたり拭いたりしていたら、だんだん剥げてきちゃうんですよ)。また、DIY店などで売っている、プラスティック専用磨き布で丹念にこすれば落ちると思います(この布、ピックガードやPUなど樹脂パーツの傷とりだけでなく、金属パーツやフレットの曇りとりにも使えます)。
 なお、シンナー等の有機溶剤は、巻線の被膜やボビンを痛めかねないので、絶対に使わないでくださいね。

 長くなりましたが、少しは参考になりましたでしょうか?
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この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございます。
タップも考えていたので参考になりました。(ボールピースの違いまでは気にしたことありませんでした)

お礼日時:2005/03/24 13:15

補足です。

ダンカンの場合、下図の位置にロゴが入ります。お気づきの通り、180度回転するとSeymour Duncanのロゴがギターをスタンドに立てた時に逆立ちするのでカッコ悪いですね。

↑ヘッド
□□□□
■■■■←ここに「Seymour Duncan」のロゴ

■■■■
□□□□←ここに「Seymour Duncan」のロゴ
↓ブリッジ
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
自分でも調べてみましたがこの並びが多いようですね。
確かにゼブラをそのまま付けた並びだと多いのも当然かもしれませんが、ある意味これが無難なのでしょうね。
(補足ですが、ダンカンを予定してます)
↑ヘッド
□□□□
■■■■

□□□□
■■■■
↓ブリッジ
ちなみにこれが第一候補でした。

お礼日時:2005/03/24 11:00

こんにちは。

ゼブラ(リバースでない)を普通に注文するとこうなります。外側(ヘッド側、ブリッジ側)が白、内側が黒です。

↑ヘッド
□□□□
■■■■

■■■■
□□□□
↓ブリッジ

私もこれが一番かっこいいと思います。
180度回転ですが、野呂一生とかやってますね。効果は私にはわかりませんが少なくともNGではありません。
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