英文法の本質について
私は高1で当然学校で英語を習っています。
しかし学校の参考書には、「仮定法が過去形になる理由」や「to 不定詞の方向性とはなにか」など英文法の本質的な内容については解説していません。
このように高校生に分かる、英文法の本質に答えてくれるような本があれば教えてください。
回答(5件)
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No.5ベストアンサー20pt
それでは、No.3(reindeer)の投稿に補足します。
「目次を見ると内容がばらばらな本に思えました」とのことですが、6冊ともに、「ばらばら」な内容ではなく、筋道だって書かれています。ただ、目次から「ばらばら」な印象を持ったとすれば、どの本も、章ごとにトピックがまとめられており、そのトピックと本のなかでの並び方が、受験参考書とはかなり異なっているからなのでは、と推測します。
さて、最初に挙げた5冊の副島隆彦氏の本の特徴は、二つあると思われます。
一つは、英文法を西洋思想史の文脈や、英語学の理論史の文脈のなかで説明しようとしている点です。そうした説明は、たんにことばの語源にさかのぼったりするだけのものではありません。イギリスをはじめとする英語圏、さらにはヨーロッパの人びとのものの見方・考え方のあり方、人間と人間のむすびつきのあり方を論じながら、また、英語学における論争に言及しながら、英語のなりたちやしくみ、文法を説明しようとしています。この説明の仕方が、これらの本の難しさの原因にもなっていると同時に、一方、「英文法の本質に答えてくれるような」説明にもなっていると思われます。
もう一つの特徴は、日本の英語教育への痛烈な批判が、どの本の背景にもあることです。これまで日本の英語学研究や英語教育、受検英語の世界でおこなわれてきた英文法の説明のおかしさや不合理性を批判しながら、語り口としては、ズバリこう理解するべきである、といった口調で説明しています。この点が、説明の難しさにもなっているとともに、やはり第一の特徴と同様、「英文法の本質に答えてくれるような」説明にもなっているとも言えるでしょう。高等学校の授業で聴く解説と、かなり異なった説明をおこなっている部分が多いので、あるいは戸惑うこともあると思われます。しかしながら、「英文法の本質に答えてくれるような本」で勉強したいのであれば、副島氏のこれらの本を、わからない単語などは辞書を叮嚀に引きながら、じっくり読むことを、やはり勧めます。
大津由紀雄氏の『英文法の疑問』は、副題に「恥ずかしくてずっと聞けなかったこと」とあるように、中学校で学習する程度の初歩的なことを、わかりやすく説明している本です。構成は、Q&A方式で、文法に関する質問に対して詳しく答えていく、といった形式で、たとえば、第11話「英語学習最大の難関、仮定法」では、「『仮定法』の『法』ってなんですか? 方法のことですか?」という質問に対し、回答で「『方法』の『法』ではないのです。『法』は英語でmoodと言います。事柄に対する話し手の気持ちとでも考えておけばよいでしょう。『ムードたっぷり』とか言うときの、あの『ムード』と無縁ではありません」と答え(p.90.)、さらに「仮定法」についての懇切な説明が例文を挙げながら続きます。副島氏の本にくらべると、ぐっと要点を絞り込んで説明しています。「おわりに」で大津氏は、「この本の執筆にあたっては、/ 1.英文法の重要事項だけを解説する / 2.現代英語の実態に即して解説する / という二つの点を心がけました」と言っています(p.217.)。
大津氏の『英文法の疑問』でも、mota_mihoさんが挙げられている大西泰斗氏(東洋女子短期大学英語コニュニケーション学科教授)の著書が推薦されています。下記の2冊です。
1)大西泰斗 / ポール・マクベイ『ネイティブスピーカーの英文法-英語の感覚が身につく』、研究社出版、1995年3月 / ISBN: 4-327-45103-7
2)大西泰斗『英文法をこわす-感覚による再構築』(『NHKブックス』)、日本放送出版協会、2003年1月 / ISBN: 4-14-001958-1
mota_mihoさん同様、わたくしも大西氏の本はおすすめです。また、大西氏と『ネイティブスピーカーの英文法』の共著者マクベイ氏のウェッブ・サイト「大西泰斗& P.C. McVay Official Site-英文法と英会話」が開設されています。URLは下記、一度アクセスしてみては。
「ネイティヴの感覚がわかる英文法―読む、見る、つかむ英文法の要点64 」 ( Nova books ) 大西 泰斗 (著), ポール マクベイ (著), Paul Chris McVay (原著)
本屋さんにいかれて、一度、立ち読みをしてみてください。この本の良さが分かると思いますよ。
この回答へのお礼
ご返答ありがとうございます。
大西 泰斗先生の本は検索にも引っかかって、「ネイティブスピーカーの英文法」という本を一度本屋で呼んでみたのですが、私にはあまりピンと来る内容ではありませんでした。
こちらの本はみたことがないのですが、もしネイティブスピーカーの英文法」をご存知なら両者の違いを教えてください。
「英文法の本質に答えてくれるような本」のひとつに、副島隆彦氏(常葉学園大学教育学部特任教授)の下記の著作があります。英語学の研究者や高等学校の教員のなかには、副島氏に対して批判的なひともおり、ときには全否定に近い非難を浴びせるひともいるようですが、わたくしは、英語という言語のなりたちやしくみの根本に迫って英文法を説明しているすぐれた本だと考えています。
1)副島隆彦『英文法の謎を解く』(『ちくま新書』)、筑摩書房、1995年8月 / ISBN: 4-480-05641-6
2)――――『続・英文法の謎を解く』(『ちくま新書』)、筑摩書房、1997年4月 / ISBN: 4-480-05706-4
3)――――『完結・英文法の謎を解く』(『ちくま新書』)、筑摩書房、1998年8月 / ISBN: 4-480-05771-4
4)副島隆彦編著『道具としての英語 基礎の基礎 』(『宝島社文庫』)、宝島社、1999年12月 / ISBN: 4-7966-1650-0
5)――――――『道具としての英語 基礎の基礎-完結編』(『宝島社文庫』)、宝島社、2000年4月 / ISBN: 4-7966-1772-8
また、大津由紀雄氏(慶應義塾大学言語文化研究所教授)の著作、
6)大津由紀雄『英文法の疑問-恥ずかしくてずっと聞けなかったこと』(『生活人新書』)、日本放送出版協会、2004年9月 / ISBN: 4-14-088119-4
もおすすめです。大津氏の研究室はウェッブ・サイトも開設しています。URLは、
http://www.otsu.icl.keio.ac.jp/
です。
そのほか、新書で英文法や英語について書かれたわかりやすい本も多いので、「新書マップ~テーマで探す新書ガイド」などのサイトを利用して探してみてもいいと思います。URLは、下記の〈参考URL〉に。
この回答へのお礼
ご返答ありがとうございます。
どの本も内容を見ることができなかったのですが、目次を見ると内容がばらばらな本に思えました。
すみませんが内容を詳しく説明してください。お願いします。
No.1ベストアンサー10pt
駿台予備学校英語科の薬袋善郎(みない よしろう)先生の書かれた本は、あなたの求める英文法の本質を説かれていると思います。
本屋であなたにあったものを探すと良いと思うのですが、とりあえずこれはいかがでしょうか?
『学校で教えてくれない英文法
英語を正しく理解するための55のヒント』
薬袋 善郎 著 研究社 版
2003年07月 発行 ページ 170P サイズ B6 1,365円(1,300円+税)
ISBN 4-327-45165-7
この回答へのお礼
ご返答ありがとうございます。
サンプルがみれたので少しだけみてみました。内容は面白いものでありましたが、英文法の本質というよりは熟語の本質のように見えました。
目次には私の知らない熟語などが載っていて少しレベルの高めな本という印象を受けました。
もう少し詳しく内容を教えていただきたいので、よろしくお願いします。
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