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粗利益と経常利益の違い、粗利益と粗利益率、経常利益と経常利益率、の違いについて教えて下さい。

会計に関しては全くの素人です。『経済辞典』を引いてみてもいまいち分からなかったのですが、一から全て勉強をしている時間がないので、もし、分かりやすく説明できる方がいらしたら、お願いします。

A 回答 (8件)

企業の収益の規模を勘案するのに


粗利益では本当の姿が見えません。
これは皆さんが回答されている通り
(売上 - 原価) だけのものだからです。

一般的に企業はそれ以外にも収益の出入りがあります。例えば株式で運用して本業以外のことで儲けたりすることもあるわけです。そこで登場するのが経常利益です。
これにより本業と本業以外でどれだけ収益をあげたのかが指標として使われることが多いのです。
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こんにちは。


計算式で示すと、
粗利益:売上高-売上原価
経常利益:売上高-売上原価-販売及び一般管理費+営業外収益-営業外費用
となります。

簡単に言いますと、粗利益(売上総利益ともいいます)は販売した商品の売値から仕入値を差し引いた額です。また、その粗利益を売上高で割ったものが粗利益率で売値のうちに占める粗利益のパーセンテージを示します。
経常利益は、粗利益から販売にかかったコストや従業員の賃金、事務所の家賃といった企業が通常の営業を行うのにかかる費用をマイナスし、企業が本業とする収入以外の収益をプラスしたものです。同じように、この経常利益を売上高で割ったものが経常利益率となります。
以上のことから、粗利益率は販売している商品の本来の稼ぐ力を示し、経常利益率は、通常の経営活動を行った場合に会社がどれだけ利益を上げることができるかを示す指標となります。
粗利益率、経常利益率ともに高いほど良いとされます。
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魚屋さんの例で行きましょう。



600円でお魚を仕入れて、1,000円で売りました。
その間、電気・水道代が100円、運搬賃が200円かかったとしましょう。

粗利益は、 1,000-600=400円
経常利益は、1,000-(600+100+200)=100円

粗利益率は、 400円÷1,000円=40%
経常利益率は、100円÷1,000円=10%

ということです。

「売上」1,000円に対して、600円の仕入を「売上原価」、
電気・水道代やら運搬賃やらの諸経費をひっくるめて、「販管費」(販売費および一般管理費)といいます。

「売上」から「売上原価」を引いたものが「粗利益」、
「売上」から「売上原価」と「販管費」とを引いたものが「経常利益」です。

「率」は、それぞれ「売上」に対する百分率です。
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 粗利益とは、商品を売った金額(売上高)から売った商品を仕入れた金額または、商品を造るのに直接かかったコストを引いた金額のことです。

たとえば、車10台を1台200万円で売ると売上高は2000万円ですが、車を造るために必要な部品の仕入額や工場で働いた人の給料など製造にかかった経費が1200万円であれば、2000万円ー1200万円=800万円が粗利益になります。粗利益800万円を売上高2000万円で割ると40%ですが、これが粗利益率になります。
 さらに、テレビCMにかかった経費や経理部や人事部の人など直接商品製造に携わっていない人の給料、文房具代、銀行借入金の支払利息など、製造に直接かかわっていないけど会社を運営するために必要な経費が700万円かかったとしたら、粗利益800万円ー間接経費700万円=100万円が経常利益になり、経常利益100万円を売上高2000万円で割った5%が経常利益率になります。
 粗利益は商品を売った金額に対して、商品そのものにかかったコストを差し引いた利益で、売上高に対してどれくらいの利益幅があるかのの指標が粗利益率です。
経常利益は、粗利益から会社運営において通常かかる全ての経費を差し引いて残る利益のことで、経常利益率は売上高に対して、どれくらいの利益幅があるのかの指標です。
 
 粗利益率や経常利益率は、同業社を比較してどの会社が収益力があるかをみる時によく使う指標です。粗利益率が高低は、製造工程の効率性で差がつくと思いますし、経常利益率は製造工程に加え、会社の運営を効率的に行っている会社の方が高くなり、それだけ優良であると言えると思います。また、競争の激しい業界では、非常に効率的に運営できている会社は、競合会社より安い価格で販売して、粗利益率では競合より低くても、経常利益率では競合に勝る、というような戦略展開をはかることが可能です。
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損益計算書は以下のように書きます。



  売上高
 -売上原価
-------------
  粗利益
 -販管費
-------------
  営業利益
 +営業外収益
 -営業外費用
-------------
  経常利益

上の図からわかるように、
 粗利益  =売上高-売上原価
 経常利益 =営業利益+営業外損益

率のほうは、売上高に対するパーセンテージを表したもので、それぞれ
 粗利益率  =粗利益÷売上高
 経常利益率 =経常利益÷売上高

となりなります。
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具体例でご説明しましょう。


例えば、仕入れ単価400円の商品を1万個、売値1000円で売ったとします。
(売れ残り在庫とかは考えない。)

1.粗利益
 売上高1000万円から仕入高400万円を引いた、600万円が粗利益です。

2.粗利益率
 売上高に対する比率ですので、60%が粗利益率です。

3.経常利益
 その売上を作るために使った人件費や輸送費やその他の経費が500万円あったとすると、それを粗利益から引いた、100万円が経常利益です。

4.経常利益率
 売上高に対する比率ですので、10%が経常利益率です。

われわれが日常「儲け」と呼んでいるもののとらえ方の違いですね。
参考にしていただければ。
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 こんばんは、ghq7xyです。

損益計算書の雛型順に説明します。
 まず、粗利益とは正式には売上総利益といいまして、営業収益たる売上高から営業費用のうち売上原価を差し引いた利益をいいます。
 売上総利益から更に売上原価以外の営業費用である販売費及び一般管理費を差し引きます。この差し引いた利益を営業利益といいます。営業活動から得られた利益ということです。
 この営業利益から今度は営業活動以外の企業活動から発生した正常な収益や費用(営業外収益、営業外費用といいます。)を加減算します。加減算した利益が経常利益です。これは正常な収益力をみる重要な資料となります。企業の業績を比較する時は経常利益に注目します。

 余談ですが、損益計算書ではこの後、臨時的に発生した収益や費用、それと過年度の損益の修正項目(特別利益、特別損失といいます。)を加減算します。加減算した利益が税引前当期利益となります。
 ここから法人税等を差し引き、税効果を調整して、前期繰越利益を加算し、任意積立金の目的取り崩し額を加算し、中間配当額とそれに伴う利益準備金積み立て額を差し引いて当期未処分利益を計算します。これが配当の対象となるものです。

 粗利益率や経常利益率はよく分からないので、他の方を参考にしてください。
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粗利益=売上高-販売原価



経常利益=粗利益-販売経費及び一般管理費

経常利益率=経常利益/売上高×100

こんなところでしょうか。
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