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時代小説が好きでよく読んでいますが、何かオススメの本があったら教えてください。

1.江戸時代小説
2.江戸庶民の生活や人情が描かれている
3.同心・手下が登場する捕物
4.幕府とか藩の陰謀など、あまり壮大なテーマで
  なく、市井に起こるちょっとした事件とかを
  扱っている
5.吉原や花魁などの世界を描いている

以上、全部の項目に当たらなくてもかまいません。
平岩弓枝・山本一力・佐伯泰英・佐藤雅美・澤田ふじ子・北原亞以子・畠中恵などの小説は、ほとんど
読んでいますので、できればそれ以外の小説家の方の
書いた本でよいものがあれば知りたいです。
また、上の条件に当てはまらないものでも、これは
面白いよというものでもけっこうです。

A 回答 (9件)

岡本綺堂の「半七捕物帖」が面白いです。


古い話ですが、作者自身が江戸時代と明治時代を生きた人ですから、時代考証は正確です。
確かモデルになる人もいたと思いますから、本当に生の江戸時代を感じることが出来ますよ。

ちょっと脚色を感じるけど野村胡堂の「銭形平次」のシリーズ、暗いけど庶民の生活が事細かに書かれている池波正太郎の「鬼平犯科帖」も面白いです。

どれも5だけには当てはまらなくてすみません。
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この回答へのお礼

ご意見ありがとうございます。どの方も大作家ばかりなのにまだ読んだことありません。捕物といってもたくさんあるんですね。ぜひ入手して読破したいです。とても参考になりました。

お礼日時:2005/03/30 15:57

宮部みゆき さんの「ぼんくら上・下」は如何でしょうか?



江戸の下町、鉄瓶長屋の人情物語と、ミステリー。
登場人物の描写が良い。
それに、読み終えた後味も良い。

宮部さんの時代小説は好きですが、特にお勧めの作品です。

参考URL:http://www.asahi-net.or.jp/~wf3r-sg/ntmiyabe2.ht …
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この回答へのお礼

「ぼんくら」は大好きな本です。URLは大変参考になりました。ネットで本を購入する際に書評などがない場合、内容がわからずに困っていましたので、今後はこのURLで面白い本を探してみます。ありがとうございました。

お礼日時:2005/03/30 15:50

宮部みゆき


「ぼんくら」
「日暮し」
「震える岩」
「天狗風」
などはいかがでしょうか。

上質の古典落語を聞いているような絶妙のテンポ(ま)でストーリーが展開します。
江戸の市井に生きる普通の人々のけなげでひたむきな暮らしもよく描かれていると思います。
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この回答へのお礼

ご意見ありがとうございました!宮部みゆきは、推理小説と同じくらい時代ものがいいですよね。「ぼんくら」に出てくる2人の少年なんて大好きです。これからもっとたくさん宮部みゆきの本を読んでみたいです。

お礼日時:2005/03/30 15:44

先刻ご承知と思いますが、



 岡本綺堂「半七捕物帳」

  登場人物の物言いが江戸時代当時のものだそうで、江戸の雰囲気を彷彿させています。
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この回答へのお礼

やっぱり捕物といえば「半七」なんでしょうね。「半七」は未読です。セリフがあんまり現代風な時代小説は少し興ざめなので、面白そうですね。貴重なご意見ありがとうございました!

お礼日時:2005/03/30 15:39

宇江佐真理さんの本はどうでしょう?


今、ここに本がないのでどれとは言えませんが、彼女の時代物は、はずれがないと思いますよ。髪結い伊佐次(?)シリーズなどは彼女の本だったと思うのですが。
それと、都築道夫さんの砂絵シリーズなどもなかなかいいです。今はこの辺しか出てきません。また本棚を引っかき回して出てくれば書きますね。
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この回答へのお礼

宇江佐真理は、質問には書きもらしたのですが、実はすごーく好きな作家なんです。髪結い伊佐次シリーズのお文さんが好きです。都築道夫は推理小説も書いてましたよね。時代小説は読んだことがないので読んでみたいです。本棚を引っかき回してまたオススメがあればよろしくお願いいたします。

お礼日時:2005/03/30 15:34

こんにちは。


ちょっと小説というジャンルから外れますが・・
落語なんていかがでしょう?
2・4・5なんかの条件には当てはまってると思います。

ガイド落語名作100選 著者:京須偕充 弘文出版

一つの話にプロット・解説が書かれていて、100話掲載のものです。
1ページから3ページくらいの短い話がたくさん集まって、ショートショートみたいな感じですが、江戸庶民や吉原・花魁の世界がつまってます。
以上、ご参考になるかどうかわかりませんが、ご一読下さい。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。あー、落語というのもあったんですねー、気づきませんでした。長編も読みますが、短編もとても好きなので、気軽に読めそうですね。ぜひ入手してみます!

お礼日時:2005/03/30 15:29

 それならば、山本周五郎(1903-1967)の小説をおすすめします。

ご質問の1~5に応える世界こそ、山本周五郎の作品世界だと思います。
 山本作品のなかでいわゆる「下町もの」と呼ばれている『さぶ』(2002年公開の映画「SABU~さぶ~」〔三池崇史監督〕の原作)、また『赤ひげ診療譚』や『ちいさこべ』、「岡場所もの」と呼ばれている『つゆのひぬま』(2002年公開の映画「海は見ていた」〔熊井啓監督〕の原作)あたりから読んでみてはいかがでしょうか。いずれも新潮社(http://www.shinchosha.co.jp/index.html)の新潮文庫に収められています。山本作品のほとんどは、この新潮文庫で読めますので、いろいろ探してみてください。
 現在は版元の新潮社では品切れのようですが、『山本周五郎全集』全30巻もあります。図書館などで是非みてください。
 山本周五郎について、日本近代文学館編『日本近代文学大事典』(講談社、1984年)での木村久邇典氏の評価を紹介します。「人間把握の確実さ、いぶし銀を思わせる情景描写の精妙さ、つねに政治や経済に見放された弱く貧しいものの側に立ち、反権力の立場を固守して独自の文学世界を展開し、生前にまさる『山本ブーム』を読んだのは読者層のすそ野の広さによるものであろう」(p.1545.)。
 下記のウェッブ・サイト「山本周五郎作品館」も参考になります。作品のあらすじなども紹介していますのでアクセスしてみてください。

参考URL:http://homepage3.nifty.com/yamashu-kan/index.html
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この回答へのお礼

詳しいご説明ありがとうございます!山本周五郎は読んだことがなく、ぜひ読んでみたいと思います。自分で本を探しているとどうしても作者がかたよりがちになるので大変参考になりました。

お礼日時:2005/03/30 15:26

他の回答者がお答えでない作者では


藤沢周平どうでしょう。
「三屋清左衛門残日緑」など条件にピッタリと思います。  NHKの連ドラで放送されました。

海音寺潮五郎にもお家騒動を扱ったものがある筈です。

小説ではありませんが、三田村鳶魚全集には江戸時代の色々な情報が集積されています。
お家騒動や大名、庶民の生活など江戸時代の理解には必須の書物です。
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この回答へのお礼

皆さんがたくさん情報を寄せて下さってとても参考になりました。小説だけでなく江戸の風俗について書かれた本も探してました。貴重な情報、本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/03/30 21:07

3だけ当てはまらないんですが、南原幹雄の「付き馬屋おえん」のシリーズはいかがでしょうか。


付き馬屋と言うのは、吉原などでお金を払わない客から取り立てをする人、その家業などのことです。
以前テレビドラマにもなったことがありますが、どうやって払わせるか、がなかなか面白いです。
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この回答へのお礼

とても面白そうな内容ですね。早速読んでみたいと思います。よい情報をありがとうございました。

お礼日時:2005/03/30 21:00

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