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社債に関して、
業績が悪い企業⇒信用リスクがある⇒金利が高く設定される
という話しを聞いたことがあります。
これを国債に置き直して考えてみると、
信用リスクがある国⇒金利が高く設定される
と考えられます。
バブル期の日本=金利が高い
今の日本=金利が低い
という図式が成立ちますが、
バブル期の信用リスクが今のそれより高かった(債務不履行の可能性があった)とは思いません。

となると、社債と国債の金利の考え方に対して矛盾が発生します。
社債と国債の金利の考え方は、どう違うのでしょうか?。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

#1です。



>インフレの動向とは具体的に何を指すのか?
>経済の状態とは何を指すのか?

日銀は複数の経済指標を総合的に検討して、金融政策決定会合を経て政策金利を決定しています。その指標等は以下の文書(参考URL)に記されています。

GDPの推移、貿易収支・経常収支、鉱工業生産・在庫指数、消費者物価、企業物価・・・・

詳細は日銀のHPhttp://www.boj.or.jp/oshiete/top_f.htm
をご覧下さい。

参考URL:http://www.boj.or.jp/seisaku/04/pb/data/semi0412 …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
日銀はさまざまな数値を加味して経済の状態を判断しているわけですか。数値に対する解釈の仕方で判断が変わってくるのですね。よく分かりました。

お礼日時:2005/04/04 09:05

政策金利はインフレの動向や経済の状態を見ながら決定され




質問者に対して回答します
+++
インフレは、消費者物価指数や卸売物価指数でも計測されています。
++++
経済の状態とは、景気が悪いときに、金利を上げると、借り入れの多い企業の業績が利払い負担増加で苦しくなる場合があります。各経済主体、消費者、企業、政府などの健康状態と考えていいでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
インフレの評価は消費者物価指数や卸売物価指数を見ると一意に分かりますね。これからはこちらの数値も日々確認したいと思います。

お礼日時:2005/04/04 08:59

バブル期の日本において、


信用リスクの小さい企業と、信用リスクの大きな企業が、各々、事業債を発行した場合、
満期、利息支払い回数、金額が同じであれば、
ほぼ確実に
信用リスクの小さい企業の社債金利は、
信用リスクの大きな企業の社債金利よりも
低くなります。

景気が悪い日本において
同上です。

景気の悪い今の日本においては、
景気がよい日本に比べると
国債の利率は低いです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
信用リスクにおける金利の理論はやはり成立するのですね。

お礼日時:2005/04/04 08:56

社債も異なる時期の利回りを比べたら同じことが言えますよ。

バブル期のソニーの利回りは今より格段に高かったはずです。

つまり債券の利率を決定する要因は信用リスクのみでないということです。
とくに中央銀行の政策金利が大きな役割をはたします。政策金利はインフレの動向や経済の状態を見ながら決定され、この政策金利を基礎にして各国の短長期国債のイールドカーブがその時々で市場によって決まります。現在日本は短期でゼロ・10年国債で1.4%です。このイールドカーブにリスクに応じたプレミアムをつける形で様々な債券の利回りが決定されます。

今日の日銀の政策金利はゼロで、量的緩和も行われていますから、金融機関は、無利子で簡単に資金を調達できることになります。金利が低くとも債券を買うことで利益が予測できるので、債券は買われ、利回りは低くなります。バブルの時は、株や土地を買えば利益が期待できたので資金はそちらに流れ、債券の価格は下落し、利回りは高くなっていたのです。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。
なるほど社債も国債も中央銀行の政策金利が大きな要因となるのですか。
もう一つ質問です。
政策金利で、
インフレの動向とは具体的に何を指すのか?
経済の状態とは何を指すのか?
具体的なものを知っておられる方がいましたら、
教えてください。

お礼日時:2005/04/02 21:15

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