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工事監理側(設計者)の受入れ検査の立会いは、どんな内容をチェックし、また、何のために(目的)行うのですか?
実際、工事監理側は、コンクリート打設の立会いに参加するのですか?
知っている方、教えて下さい。お願いします。

A 回答 (3件)

お近くに参考意見をしてくれそうな先輩等は居ないのでしょうか?



まず、工事監理者(今回の場合 設計も兼ねている様ですが)の責務を認識する必要が有ります。
基本的には、施工内容が設計図書通りに施工されるか?,工程管理 他 安全管理等 工事監理者には 法令上も重大な責務が有ります。

質問のニュアンスでは、工事監理と言っても経験も無く、現場監理はしていない様子ですので、敢えて、設計側の工事監理者と ここでは、認識した上で、説明します。

若干、工事現場管理者との 競合する部分があるのですが、このケースの場合、あなたが、設計したコンクリート(含む 混合材)と品質的に適合して、性能を満足するものであるかをチェックする必要が有ります。
但し、御存知の通り、打設の施工方法によって、性能は 大きく変化します。

参考になれば 幸いです。
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この回答へのお礼

度々、申し訳ありません。有難うございます。毎回、助かります。
私は、建築科の学生です。今、授業でRCの設計・施工について学んでいます。設計側について、分からない事が多いので、また、分からない事があった時、宜しくお願いします。

お礼日時:2001/09/10 09:39

まず、何の為の受け入れ検査ですか?


ご自分の住宅などの基礎打コンの場合検査など皆無だと思います。
また、公共建造物の場合でも、一応現場採取にてスランプ(やわらかさ)及び強度(圧縮強度:テストピースの型に入れ、硬化後、工場で判定)は検査しますがはっきりいって、結果はなんとでもなります(できます)。
工事会社(監督&職人)及び生コンの製造会社(もちろんJIS認可工場)の良心の占める度合いが高いです。
住宅基礎の場合は打コンのし易さから、往々にして現場加水が横行しています。
また、公共建築物でも配筋が細かすぎて指定のスランプでは打設できないこともあります。(この場合、正規には流動化剤を添加する場合もありますが、やはり現場加水が多いです)
ちなみに、加水とは水を加え生コンをやわらかくすることです。硬化後のコンクリートの強度に大きく影響します。
前置きが長いですが、工事監理側の検査といっても、生コン会社が行う検査に立会うだけだと思います。
また、コン打設時はどのような現場でも監督者は立会うと思います。
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この回答へのお礼

回答を頂き、有難うございます。
私は、建築科の学生です。今、授業の中で、RCの設計・施工について学んでいます。今回の質問は、躯体のコンクリート打設時の受入検査についてです。
また、分からない事があったときは、よろしくお願いします。

お礼日時:2001/09/10 09:46

基本的に国土交通大臣官房建築工事共通仕様書に乗っ取った回答をさせていただきます。



受入れ検査時のチェック内容
まだ固まらないコンクリートの試験として スランプ、空気量、コンクリート温度、気温、塩化物含有量 以上をチェックします。 また、150m3毎に、間隔をあけた任意の3車から強度試験用テストピースを採種します。 以上、試験者は生コン工場の試験室。
上記の他、最近では水セメント比の検査を現場にて行っている物件もあります。まだまだ現場に持ち込める試験器が少なく、苦労をしているようですが、将来的に標準検査になる予定だそうです。

検査の目的
現在のJIS工場であればそれほど問題にならないですが、昔は製品のばらつきが多かった事、そしてseizikunさんがお答えの通り、所定スランプでは打設が困難であるため、水が多い柔らかいコンクリートの出荷を防止するため等があります(水が多い場合の問題点はわかりますよね)

コンクリート打設に立ち会うか
共通仕様書では、立会いを求めていません。それどころか、上記受け入れ検査(と言ってよいか?)の立会いも求めていません。官庁側より求められなければ、書類による確認としています(実際国土交通省の建築工事では立会わないように指示を受けました)
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この回答へのお礼

回答頂き、有難うございます。
大変、詳しい内容で参考になりました。また、分からない事があったとき、宜しくお願いします。

お礼日時:2001/09/10 09:50

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