プロが教えるわが家の防犯対策術!

初めて質問します。自分は40代前半の男です。
美術大学を卒業して、ずっと安定した仕事に就いていましたが、思うところあって数年前に退職、作家活動を始めました。
日本の美大では、作品について指導しても、マネージメントとか、売り込みについては教えてくれません(少なくとも二十年前はそうでした。)、実際、自分にはそういった知識がなく、したがって、どうやって自分の作品を世に問うていくべきか、考えた時に、個展をひらくか、HPを立ち上げるくらいのことしか思い浮かびませんでした。(コンクール等もありますが、自分の作品ジャンルを受け入れてくれるようなものがありません)
そこで、自分なりに何年か活動したわけですが、個展といっても来てくれる方は知り合いがメインになりますし、HPを通じて感想を寄せていただく方もありましたが、微々たるものです。海に小石を投げるようなもので、多少むなしい気持ちがするのは否めないのです。
で、遅ればせながらではありますが、もっと自分の方から積極的に売り込みというか、アピールをしなければと思いいたったのですが(何を今さらといわないでくださいね)いざとなるとどこから手をつけていいものか、見当がつかなくなりました。
自分は強力な人脈も持っていませんし、世間的に見れば、無職のただの中年男です。それが世の中にアピールしていくために、何かアドバイスいただけないでしょうか。

作品は立体造形ですが、いいものだと思っています(そのくらいの自信は持っています)。
実は今度又個展を開催するので、それをできるだけ有効なものにするところから、考えていきたいのです。もっといえば自分で発送したり、ギャラリーに託したものをのぞいて、手元に残った200弱の案内ハガキを、いかに使うか、どこに送るかというところからでも結構です。
美術関係の方のみならず、どのような立場の方の御意見でも拝聴したい。ぜひお願いいたします。

A 回答 (3件)

美術雑誌などで個展の案内が載っていますよね。


その中で自分の作風と共通するものを扱っているギャラリーに、個展の案内はがきを送ってみてはどうですか?
自分で実際に興味を魅かれて見に行ったギャラリーでもいいです。

私の場合は(夫が画家)、一度見ていただけないかという文章を添えて、はがきを同封の上、封書で送っています。
運やタイミングのあると思いますので、必ずとは言えませんが、実際に興味をもって足を運んでくださる画商さんもいらっしゃいますし、それが縁で作品をお預けしたかたもいます。

また、人脈を広げたいのであれば、コンクールだけでなく公募展などにも出品し、入選者のパーティーなどで「顔を売る」のもいいかもしれません。
大抵は、美大からのつながりの「先生」などのコネによる人脈を利用して宣伝するかたが多いのですが、うちの場合は「先生」がいないので、こういったパーティーで知人の知人の紹介の紹介などを利用することもあります。

定期的に個展を企画してくれているギャラリーでは、美術年鑑のようなものに有料で掲載したり、新聞の個展案内欄に掲載をお願いしたりしているようです。

蛇足ですが、友人にばかり個展はがきを出すのは考えものです。
会場が友人同士の集まりのようになってしまうし、本当に作品を見たいお客様が入りにくくなってしまいます。
参考にならなかったらごめんなさい。
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この回答へのお礼

さっそくの御回答ありがとうございます。
ギャラリーのこと参考になります
あまりに長くナマの美術の世界から遠ざかっていたためか、どこのギャラリーがいいのかすぐには思い浮かばないような情けない状態ですが、(本当に学生のころ画廊巡りしたところは、軒並み閉まってしまいました。それに今の学生さんはあんまりギャラリーをまわったりしないみたいですね)自分なりに調べてみたいと思います。
本当にありがとうございます。

お礼日時:2005/04/03 15:45

昔、作家物の陶器の販売店兼喫茶店でアルバイトしていた経験があります。


陶芸と立体造型とでは違うかもしれませんが参考になるかもしれませんので
書いてみます。

品物の仕入れは大抵は店主さんが、本をみて気に入った作家さんの所に行ったり
そういう作家さんの作業場ばかりが有るところを見てまわったり
して仕入れていたようです。

しかし時々、自分の作品を持って売り込みに来られる作家さんもありました。
ちいさな物でしたら持参されたり、大きなものは写真で見せに来たり
しましたが、大体は「じゃあ買います」とふたつ返事になることは
無くて、相談の結果作家さんの方から」じゃあひとつ置いてゆくので
使ってみてください」(コーヒーカップなんかの小物の場合だけですが)
なんて風に話が落ち着いていたようです。
その後の事はあまり詳しくありませんが、それが縁で作品を置くようになった
方もあったようです。

ギャラリーの中には、絵しか扱わない所などもあるでしょうから
立体も扱う所を見つけたら、写真を持って行って売り込んではいかがでしょうか。
中には興味をもってくれる方もあるかもしれません。
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この回答へのお礼

そうですね。日本には貸し画廊と、企画画廊があって、後者に行くことになると思うのですが、
それぞれの画廊のスタンスみたいなものを、知らなければならないですね。
でも、マニュアルがあるわけでもないので、あたってくだけろでしょうか。
御回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/04/04 07:52

芸術っていったいなんだろうか.





私は書や陶芸.方寸の美.に惹かれるものを内に持つが

いまだにそれを見分ける力を持たない.


たとえば方寸の美は,それを作る過程にあると私は思う.



それを作った人の生き方あるいは生き様を知り

それを作った人の作品と共にいつも私は居るという実感を持って生きるということは人生をとても充実させる力を持つ.

と私は思う.


 
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この回答へのお礼

御回答、考えさせられる内容です。
作品を売り込もうなどという考え方は、あまり純粋には思われないかも知れませんね。
わたしもそのように思っていた時期もありました。しかし、表現行為である以上、他者に見ていただくことからすべては始まるわけです。そのことに無頓着すぎた自分に気がついたということです。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/04/04 07:45

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