No.4ベストアンサー
- 回答日時:
手元の資料がどうしても見つからないので、記憶での回答になります。
たしか、椎名誠の著作の中において、自ら提唱していたのが「昭和軽薄体」です。
「さらば国分寺書店のオババ」「気分はだぼだぼソース」「かつをぶしの時代なのだ」「赤眼評論」が該当する作品であったはずです。
その後の作品でさらば昭和軽薄体、とこれまた自分で書いていました。
ちょっと繰り返しになりますが、昭和軽薄体は自称した概念ですので、この名に当てはまるのは上の4作品だけだと思います。
ただ、現象として、当時軽薄な文体が流行ったのも事実のようですね。
ご参考までに。
昭和軽薄体というのは椎名誠さんが自らの文体のことを言ったものだったのですね!
はー勉強になります。
まさに「これぞ昭和軽薄体」という書名を4作品も教えていただき本当にありがとうございました。
なんとなくこんなものかなーというのは分かっていたのですが、定義のようなものが知りたかったので、すっきりしました。
4冊読みます!ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
あれ、読んだの、何年もたってからだった。
だってさあ、ベストセラーだよ。みんながみんな、ワイワイと本に手をのばしてるときに、じぶんも手をのばすなんて、カッコわるいじゃん。 で、なんちゅうか、そう、世間が寝しずまってから読んたってわけ。えっ、ああ、本の名前? 椎名誠の「さらば国分寺書店のオババ」。おもしろかった。どこが、どう、おもしろかったかっていわれても、ううん、もうむかしのことだしさあ、何が書いてあったのかも忘れちゃったくらいでえ。でも、みんなが騒いでたときに、すなおに読んどけばよかった、と思ったくらいに感心したことは覚えてる。おなじふうに感心したのは、こちらはエッセイだけど、林真理子の「ルンルン症候群」。もち、昭和軽薄とは関係のない話だよ。で、そのとき思ったってのは、ベストセラーも伊達じゃないなってこと。そんなこと思いながら、いまでも飛びついたりしないけど。やっぱ、カッコわるいじゃん。もしかして、昭和軽薄体風文体で答えてくださいましたか?!はーこんな感じなんですかー!
「さらば国分寺書店のオババ」、タイトルだけでも笑える~!
私はいつも文庫本ばかり読んでいるので、ベストセラーをそのとき読むことはほとんどありません。現代に生きる者としてまずいかなと思うときもあります。
昭和軽薄体が最も売れていたときに読んでいれば、もっと楽しかったかもしれませんねー
「さらば国分寺書店のオババ」をぜひとも読んでみたいと思います。
楽しい回答ありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
原田さんは面白かったですよね。
むかしの椎名誠さんも昭和軽薄体と呼ばれてたと思いますよ。
自分が主に読んだのは「怪しい探検隊」のシリーズでした。ほんとに軽薄ですね。でもパタゴニアとか、メキシコなどの、外国に行く話はとても面白かったです。
さっそくお答えいただきありがとうございます!
私は原田宗典さんの「こんなものを買った」などを昔読んであまりの軽薄さに大笑いした覚えがあります。
「こんなおばかなおじさんがいるのだ!いていいんだ!」と。
椎名誠さんの「怪しい探検隊」シリーズですか。
椎名誠さんの著書はほとんど読んだことがありませんでしたので、
すぐに読んでみたいと思います!
ありがとうございます。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- 人類学・考古学 縄文人と弥生人の特徴について質問です。疑問点がいくつかあります。 3 2022/06/06 15:32
- 書道・茶道・華道 文字の美味い下手 5 2023/02/08 10:58
- ドイツ語 昭和時代のスキー用語•山用語•医学用語•学生用語は圧倒的に独語多いです。→ これは日本でしか使われて 2 2023/07/02 00:55
- 郵便・宅配 ミニレターの同封可能品について 4 2022/07/16 22:59
- 哲学 共産主義は西洋近代思想の根柢をなす「個人主義」に基づくもの? 3 2022/10/08 07:04
- 英語 第5文型SVOCとSVO to be Cの使い分けやニュアンスの違いについて 6 2023/01/03 08:57
- 生物学 縄文人・弥生人と下戸の関係性について質問です。 1 2022/07/18 17:32
- 歴史学 新撰組って名前は間違いじゃないですか?本当は『下品組』という名前ですよね? 個人的には絶対合ってると 10 2023/07/11 21:07
- 歴史学 司馬遼太郎はどこらへんまでフィクションですか? 13 2023/01/29 22:09
- 葬儀・葬式 お香典の御仏前は焼いてから、御霊前は焼く前? 5 2022/05/24 19:27
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
二階堂酒造のCM「夜の向こうへ...
-
宝石の国などの作品を書かれて...
-
花がテーマの小説・歌集
-
これ、どう思いますか?(西部...
-
銀色夏生さんのつれづれノート...
-
どちらかというとダメ人間のエ...
-
小説やエッセイのオススメ投稿...
-
図書館で借りるのに勇気のいる...
-
堀悌吉の 戦争善悪論 は書籍化...
-
結婚しないで本を造り売る人を...
-
最近の無頼作家
-
藤村かるた【鶏のおはようも三...
-
松本人志さんの記事が出た文春...
-
著名人の座談会に参加してみた...
-
この本を教えてください
-
面白い海外の古典ミステリーを...
-
不正を暴く人たちの実録本が欲...
-
小説の賞の受賞って、第何回か...
-
幸運は不幸の顔をしてやってく...
-
もういちど読みたいこの本のタ...
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
増補改訂版とはどういう意味で...
-
エッセイ集とはどんな本の事で...
-
つまらないエッセイを買った後...
-
明日本屋さんに行きます。 おす...
-
過去に読んだ、須賀敦子さんの...
-
向田邦子さんのクリスマスに関...
-
高島俊男さんのエッセイについて
-
随筆文(エッセイ)は、自分の体...
-
五重塔の「現代訳」
-
センター国語で、作者自身が解...
-
村上春樹の「男の子の条件」
-
さくらももこの次は?
-
菜摘ひかるさんのような本が読...
-
おすすめのエッセイ本とかあれ...
-
団塊の世代に人気の作家・エッ...
-
村上春樹さんのエッセイのタイトル
-
読書したい
-
星新一さんが言った 「男らしい...
-
村上春樹的な旅行、休日
-
さくらももこさんのエッセイに...
おすすめ情報