プロが教えるわが家の防犯対策術!

英文科に所属する大学生です。

時々、疑問に思っていることですが、

どうして英単語から和訳する際に複数の意味になる時が

あるのでしょうか?

例えば、riceは「ご飯・稲・米」になって

naiveは「世間知らず・純真」など多数の意味になる。

お分かりになる方分かり易く例などを交えて教えて下さい

お願い致します。

A 回答 (5件)

文化の違いによるのではないかと思います。



例えばお米は日本人にとって大切なもの、日常的なものだから、いろいろな言葉で呼ぶ必要がありました。米になる前は稲、その後は米、炊き上がったら御飯と。でも、英語圏では日常的に食べていたものではなかったから、riceだけで十分会話が通じたため、新しく名づける必要がなかったのだと思います。

逆に英語の例で言えば、英語ではよく人を褒めます。なので、褒め言葉がたくさんあります。very good, great, wonderful, excellentなど。でも、日本人は照れもあるし、褒めると甘やかすことになると、あまり褒めませんよね。だから、これらの英語を訳しても「すごい」だけになったりします。

こんなところではないかと思いますが、参考になりましたでしょうか?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
文化の違いですね。
納得です!

確かに英語ではよく人を褒めますね。
日本人は照れなどがありますね。
落ち着かないという面もあります。
話は違いますが、感謝の言葉や謝罪の言葉でもなかなか言えませんよね。
目上の人に名前を呼び捨てにするのもかなり抵抗がありますね。私も外人の先生を呼ぶ時に抵抗があります。

お礼日時:2005/04/07 14:50

英和辞典のことを仰っていると推測します。



およそ、一つの国の言葉を、他国のそれで最も近い意味で表す。  これが翻訳だと思っています。

一つの単語の意味は
使う人、見聞きする人(対象の人)、使う時、その時の状況、 色々な環境によって意味が変わってきます。

例えば"to have"を挙げると
I have a coin in my hand.
One and two make three.
Let me have a look.
I have a good idea.
You'd better have your hair cut now.
I had the clock mended.

have一つとっても
文によって
物理的状態、動作、
観念的、精神的。抽象的なことにも
使われます。

的外れになってしまったでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
勉強になりました。
為になりました!

お礼日時:2005/04/07 15:25

 私は一つの単語には基本的には一つの意味しかないと考えています。

例えば動詞のwork。「働く」「勉強する」「動く」「効く」「うまくいく」「ひきつる」...など、訳し方は色々ありますが、意味は「本来のはたらきをする」の一つしかありません。
  社会人が 本来の働きをする →「働く」    
  学生が 本来の働きをする →「勉強する」
  機会が 本来の働きをする →「動く」
  薬が 本来の働きをする →「効く」
  計画が 本来の働きをする →「うまくいく」
  顔が(怒りで) 本来の働きをする →「ひきつる」
というような感じです。このパターンでは、一つの意味を主語によって訳し分けているだけです。確かに全般的には日本語の方が表現が細かいと言えますが、ある事柄に対する概念的な枠組みの違いも大きく影響していると思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
沢山の事例を挙げて下さったので、分かる気がします。
参考になりました。

お礼日時:2005/04/07 15:23

ご質問は英文和訳の時だけの問題ではありません。

例えば日本語の単語と英訳単語が一対一の関係(コーディングと言います)にあるわけではありません。仮にそうであれば電子翻訳なんて誤訳がなくなります。
全ての言語にわたり単語は単純に一つの意味を持つわけではなく、単語の主たる意味から想起される一定のあいまいな範囲を持つのが普通です。それは文化・言語圏によって異なる方向へ個々の広がり方を示します。
例えば日本人が「工場の設備」と言った場合、この言い方はあいまいだと違和感を持つでしょうか?多分普通の人は持たないと思います。
英(米)語なら「設備」一つ取ってもFacility(社員食堂等の施設)、Equipment(機械設備/生産設備)、Utilities(用力設備/工場を稼動させるための電力・上下水道・ガス・高圧空気等)を正しく言い分けます。
逆に、日本語でマツタケ、しいたけ、シメジと個別にきのこを呼びますが、英語ではmushroomしか単語がありません。これらを区別するためにmatsutake mushroomとかsimeji mushroomと言う風に使われています。キノコを食べる文化の有無で言葉の広がりが違っているわけです。
このように言葉(単語)は文化の背景抜きには解釈のしようもなく、外国語を専攻するということはその言語の背景にある文化を学習・理解すると言うことです。あなたのご質問は、上記のような普遍性を示唆する内容でしたので、私的経験からアドバイスさせて頂きました。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
複雑ですね。
混乱してしまいました。

お礼日時:2005/04/07 15:20

言葉は文化や生活習慣、宗教など様々なことと関係して影響しているからだと思います。

riceはいい例だと思います。例えば一般的日本人にとって、米は生活に密接にかかわっている重要なもので炊飯器で炊き上がった「ご飯」と田んぼで育っている「稲」とは別のもので区別する必要があると思いますが、一般的アメリカ人(別にアメリカ人でなくてもいいのですが)で米を主食にしてない人にとっては田んぼを普段から目にすることもないだろうし、あまり細かな区別は必要ない(なかった)のだと思います。また時間がたつにつれ変わっていくものです。アメリカ英語とイギリス英語(そしてその他の英語)の違いも、いい例だと思います。異なった場所、気候、文化のところで長く使われていれば徐々に違いが広がっていきます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
要するに生活にどれだけ大切にしているかですね。
なるほど!
勉強になりました。

お礼日時:2005/04/07 14:45

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