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 9日のサンデープロジェクトは、平沼経済産業大臣&桝添・金子・森永の三氏と田原さんの5人で、激しい討論でした。

要旨
1 日本は今まで、新規参入を許さない「護送船団方式」であった。古くからの企業を守り、「潰さない」=「競争させない」方針であったが、これからは「競争」が不可欠。
2 中国の人件費は日本の20分の1(~30分の1)であるから、ユニクロを代表とする企業がどんどん中国に進出し、産業の空洞化が起こっている。
 中国の成長率:12億の人口を抱えながら7%台の経済成長率は驚異!
3 田原:かつて高度成長率を誇った国は資本主義であったが、中国は共産主義だから労働組合がない。また「言論の自由」がないので、この7年間賃金は全く上昇していない。文句言うやつは首にされる。
4 田原:この中国に対抗するにはどうしますか?
 平沼:米国がやっているような「金融ビジネス(先物取引きなど)」などを日本もやることは一つの候補。私(平沼)はまだ、日本の産業力には競争力があると思う(日本の電気代・輸送費などを見直せば)。

 以上のような内容でしたが、以下が質問です。
質問1:中国の物価は、日本の何分の一程度か?
質問2:7%の経済成長があっても、TV等に映る中国国民の生活は豊かになってきているという印象はないのですが、儲けたお金はどこに使われているのでしょうか?
質問3:中国国民は、どの程度が「資本主義」を希望しているのでしょうか?

 よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

わかる範囲内で回答します。



質問2:
経済発展の陰で、貧富の格差が生じています。
貧しい人は、相変わらず貧しいみたいです。特に工業化の恩恵が少ない内陸部
に多いようです。そのためか、中国政府は内陸部の産業化を目標の一つに掲げて
いるようです。

けれども豊かな人は豊かです。家電製品も一通り揃えているみたいですし、携帯
電話の普及数は、たしか世界一か二まで普及しています。


質問3:
本音はほとんど「資本主義者」だと思います。
中国人は、本来は商業民族なんですよ。日本人よりはるかに上手です。
東南アジアの華僑を見れば、彼らの商業的遺伝的素質がどれだけ大きいか
理解できるかと思います。
しかし、そうは言っても政治的には共産主義ですから、本音(資本主義)と
建前(共産主義)のぶつかり合いが始まっているようです。現在、経済発展を
唱える右翼と政治思想を引き締めようとしている左翼が権力闘争の真っ最中
だったような...

また、北京と上海の摩擦も、ある意味では経済と国家統制の摩擦の現れでは
ないかと考えられます。

この回答への補足

コメント有り難うございました。
 11日発売の「文藝春秋」が、中国を特集しているようで、「電子レンジ3000円」というタイトルが新聞記事に書かれていますね。

 今後ともよろしくお願いいたします。

補足日時:2001/09/11 11:57
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この回答へのお礼

 端的なコメント有り難うございました。
 とっても分かりやすかったです。
 中国も一枚岩ではないのは当然ですよね。
 中国の問題点まで教えていただいて有り難うございました。

お礼日時:2001/09/10 13:57

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