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「最近の若者は本を買わない」とか「読まない」という批判をよく聞きますが、これらを裏づけるようなデータはあるのでしょうか。(きっと、あるから批判しているんだと思いますが。)
ネットで検索してもイマイチそれらしいものが探せません。

「年寄りはこんなに本を買っている(読んでいる)のに、若者はこんなに買っていない(読んでいない)」というようなことを示す、たとえば年齢別の書籍購入費の統計とか、年齢別読書時間とか、そういったものをご存じの方、ぜひご教示ください。

A 回答 (3件)

  >これらを裏づけるようなデータはあるのでしょうか。


まさに同様の疑問から書かれたような記事…↓ ご参考までに。
http://www.honco.jp/inter_os/page.php?issue=18
若者にまったく読まない人が増えているのに読書率の平均値は高い、ということは、
ものすごく読む人も増えているという二極化現象?…という話は納得。


  >たとえば年齢別の書籍購入費の統計とか、年齢別読書時間とか、
十分なサンプル数と統計期間を持った資料は多くはないようです。もうお調べになったかもしれませんが…

・「全国農村読書調査」http://www.ienohikari.or.jp/data/plaza/research/ …
 これは、1998年からの調査資料が公開されてます。
 各調査項目に、年齢別のデータあり。
 ただし、お探しの「若者が年配者に比して読書量が少ない結果」であるか?というと、
 ここのグラフだけを素直に見れば、そんなことはない。

・「読書世論調査」「学校読書調査」毎日新聞社
 これは出版物のみで、そのまんまの資料公開はないようです。
 #1の方のご回答のような結果もあるようで、しかし一方、
 上の記事にあるような結果
 (→10代20代は全年齢層の平均読書率より高い数値、かつ、前年より上昇…などの記述)
 もあるらしい。やっぱり二極化ですか。

思うに、おとなのみなさんが「最近の若者は、、、」と批判的に言うときは、
「自分の若い頃に比べて」という意味であることが多いでしょう。ですからおとなのみなさんは、
・今の年配者の読書量と今の若者の読書量を比べて
  「現在、平均すれば若者世代のほうがたくさん読んでいる」…という結果はべつにどうでもよくて、
・昔の若者と今の若者を比べて
  「今の若者は昔の若者に比べてまったく読まないひとが増えている」…という結果のほうを重要視する、
のではないでしょうか。
そこで、一面だけを捉えた後者の説のみが、おとなのみなさんによる報道を通じて
流布してしまったのではないかと想像いたします。

参考URL:http://www.honco.jp/inter_os/page.php?issue=18,http://www.ienohikari.or.jp/data/plaza/research/ …
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この回答へのお礼

ていねいな回答ありがとうございました。
とても有用なサイトも紹介していただいて、参考になりました。

まだ詳しく目を通したわけではありませんが、やっぱりそんなに単純な話でもないみたいですね。
毎日新聞の調査も、図書館あたりで探してみたいと思います。

お礼日時:2005/04/21 21:43

過去に類似の質問がありましたので、ご参考ください。



◆質問:国民の読書数はどこで調べたらいいの?
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=61341

こちらで紹介されている『国民生活時間調査』についてはリンク切れのようなので、別のURLを貼っておきます。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/ws …
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/ws …
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/ws …


あと、昨年の関連記事がヒットしましたので、貼っておきます。

■読書週間 本社世論調査 本離れ懸念 世代で差
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20041028bf01. …


それから、若者のライフスタイルを分析した資料があります。
小遣いの内訳の移り変わりを比較することはできます。
(ただ、以前より図書館が充実したから自分で買うのは減った、という状況変化がもしかしたら、あるかもしれませんが)

■若者ライフスタイル分析
http://www.tfm.co.jp/wakamono/
http://www.tfm.co.jp/wakamono/1_3.html

書籍としては、『若者ライフスタイル資料集2004』があります。年鑑です。
http://www.j-fic.co.jp/databook/105.htm


*自分の周囲を見回した印象なのですが。
他の方もおっしゃってますが、二極化しているように感じます。熱心に読む子もいるし、まったく手が出ない子もいます。
以前も、そういう傾向はあったと思いますが、それがより広がったような感じです。
図書館の貸出冊数は、どこでも多くなっていますので、そのあたりの分析ももしかしたら、必要になるのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
お礼が遅れて失礼しました。
いろいろご紹介いただき、とても参考になります。
やはり二極化というのが有力な見方でしょうか。私もいろいろ調べて考えてみたいと思います。

お礼日時:2005/04/25 23:44

探しているものに当てはまるかどうか分かりませんがこんなの見つけました。



12~30歳を対象にした内閣府の「情報化社会と青少年に関する調査」(01年)によると、新聞を「まったく読まない」が22.3%に達した。これは20年前の3倍以上。「10分以上」読む人は1/3ほど。毎日新聞の「学校読書調査」(01年)では、月に一冊も本(教科書・マンガを除く)を読まない中学生は44%、高校生は67%にも及ぶ。若者の活字離れに歯止めがかからない状態だ。
[2002年9月30日付 毎日新聞より要約]
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
私も毎日新聞の調査は毎年ちょくちょく見てはいるのですが、やはり推移を見るとどんどん読まなくなってるのでしょうかね。
若者だけじゃなく、お年寄りはどうなんでしょう。

お礼日時:2005/04/21 21:48

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