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オイラーのガンマ関数は階乗の一般化だと思うのですが、ベータ関数はどういう意味があるのかわかりません。いろいろ数学史の本を読みましたがオイラー自身がどういう動機でベータ関数を定義したのか調べることができませんでした。二項係数の逆数に似ているのですが、微妙に違います。ご存知の方よろしくお願い致します。

A 回答 (1件)

物理屋の siegmund です.


ガンマ関数もベータ関数もよく使っていますが,
ベータ関数の由来については知りません.
ガンマ関数の定義の積分を Euler の第2種積分,
ベータ関数の方を Euler の第1種積分と称するところを見ると,
Euler においてはベータ関数の方が先だったんでしょうか.

二項係数の逆数と微妙に違う,と書かれているところを見ますと,
すでにご存知かとも思いますが
1/B(n,m) = m×C(n+m-1,n-1) = n×C(n+m-1,m-1)
です.
C(p,q) は p 個の中から,q 個取る組み合わせの数.
う~ん,惜しいところですね.
mB(n,m) を新たになんとか関数と定義すれば(あるいは,さらに n,m をいじる),
二項係数の一般化になりますが,
そうすると B(n,m) = B(m,n) という美しい関係がなくなってしまうし....

どうも余りお役に立つ回答になっていませんね.
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この回答へのお礼

またまたご回答ありがとうございます。

「Euler においてはベータ関数の方が先だったんでしょうか」
私はガンマ関数の方が先だと考えていましたが、たしかにベータの
方が先かもしれません。アルファベット順でも確かにベータの方が
先ですね。アルファ関数はあるのでしょうか。

ベータ関数の極の留数はガンマ関数になるという意味ではベータ
関数の方が先かもしれません。

ベータ関数の積分の式をみると、積分区間の両端で0になる最も
簡単な関数の形だと思います。二項係数との関連は偶然かも
しれません。

「B(n,m) = B(m,n) ) という美しい関係がなくなってしまうし」
そうですね。
ヴェネチアーノもα(s)とα(t)とで対称になるように、ガンマ関数を
組み合わせてヴェネチアーノ振幅に到達したので、
対称というのはベータ関数のよい性質ですね。

お礼日時:2001/09/15 18:46

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