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最近オーディオコードにHi-Fiと書かれているものがよくありますが、具体的に普通のもの(Hi-Fiでないもの)とどう違うのでしょうか?
あと、それに普通の延長コードやプラグアダプターを取り付けた場合意味が無くなってしまうのでしょうか?

A 回答 (7件)

こんにちは。



ケーブルそのものの違いについては,後述するとして,まず,音への影響ですが,程度の大小はありますが,決して気のせいではなく,必ず音も変わります。一部分だけの変更でも,意味がないことはありません。

考慮するファクターがあまりに多いので,なんとなくでやると泥沼にはまってしまう可能性は確かにあり,そのあたりは注意が必要ですが,冷静に判断する耳をお持ちであれば,音質向上のために有効に活用することは十分可能です。

しかし,そこにかけた労力・コストに見合う効果を感じるかどうかは極めて個人的な問題ですので,私の回答範囲を超えてしまいます。

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ケーブルそのものの違いということでは,以下のような感じです。

<導体材料>
電気を流す材料として,通常は銅が用いられますが,現実には銅100%ということはなく,たいてい何か不純物が入っています。銅の純度として4N(フォーナインfour nine,99.99%),6N(99.9999%),8N(99.999999%)などがあり,もちろん高純度のものの方が値段は高いです。またOFC(Oxigen Free Cupper:無酸素銅)というものとか,ストレスフリーといって結晶内のひずみが少ないものとか,結晶そのものが大きいので電流を流す際の障壁が少ない(とメーカが言う)ものなどもあるようです。
銅より電気を流しやすい銀を使っているものもあります。

<導体の構造>
銅線に太いものを使う,逆に細いものを特殊な方法でより合せる,太いものと細いものを組み合わせる,などの工夫をします(直流抵抗を下げるだけではだめ,という議論もあるので)。
また,プラスとマイナスの線を平行にするか,より合わすか,またプラスとマイナス最低1本ずつでよいところに複数本用意したりするか,なども工夫の余地とされます。

<被覆の材料,構造>
コードは銅線丸出しではもちろん使用できません(プラスとマイナスがショートする,人間が感電する)ので,何かの絶縁物で覆ってやる必要があります(普通はビニールですね)。この材料に特殊なものを使って振動対策をしたり,誘電率の低いものを使って周波数特性を改善したり,電磁波を吸収するような加工をしたり,です。

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以上,中途半端な回答で申し訳ありませんが,ご参考にしていただければ幸いです。
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この回答へのお礼

こんなにご丁寧にご返事くださって申し訳ないです。

音質向上する為なら全精力を尽くします。やっぱり録音して音質が低下するのは許せませんからね笑

私はオリジナルの曲をCDに焼いて他の人に聴いてもらったり、なんて事をやってるので、特に自分の曲という事で最高の音質で聴いてもらいたいといつも悩んでいます。

やはり音質は違うのですね。それを聞いて安心しました。色々吟味して購入してみようと思います。

お礼日時:2005/04/29 21:25

こんにちは。

#3です。

#6さんのご意見についてですが,

> 自分は違いが判らない
(#6さん,勝手に引用し申し訳ありません)

とのことですから,#6さんの環境においてはケーブルの影響は実際にない(判らない,と,実際にない,は個人的リスニングにおいては同じことですから)のだと思います。#6さんがおっしゃるように,「ご自分の環境で」,「ご自分の耳で」冷静に聴いて判断した上で,違いが分かったのであれば,自信を持って取り組んでください。

以上,蛇足ですが。
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ケーブルで音が変わるんですか? 初めて聞きました。

 自分は全く気になりません。 余程の接触不良か、劣化や腐食による断線しかけでないと(音が途切れたり、急に小さくなったりする)わかりません。

自分はそういったものは、全部メーカーの商魂だと認識してます。 ある程度の太さを持った銅線で、シールドされてれば、アナログプレイヤーのカートリッジ出力以外は、オマケやジャンクのケーブルで十分だと思います。 ライン出力は、もうローインピーダンスになってますよ。

信号がラインで出た後に、いまさら無酸素銅だとか、導電率がどうだとか(シャレではない)いったって、じゃあ、素子のリード線材料・回路内のハンダづけ部分はどうなるんでしょう? それこそ酸素入りまくりです。

心配なら、誰かに手伝ってもらい、ブラインドテスト(どっちのケーブルかわからないように、聞き比べテスト)をしてみて下さい。 ちなみに、自分は違いが判らない耳を持ってます。 それで、明らかに違いがわかれば、本格的に研究されたら如何でしょうか?

そっちに金掛けないで、1枚でも多くのCD買った方が得策では?(あー、思いっきり反論されるんだろうなあ。自信あり にしてしまった。覚悟してます。)
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技術的なことについてはすでに答えられており、これらに関しては私も同意するところです。

そこで、少し違った視点から答えたいと思います。

まず、オーディオケーブルですが、Hi-Fiという記述に、明確な定義があるわけではございません。メーカーが勝手にHi-Fiと銘打っているだけで、実は大してクオリティが高いわけではなかったりします。ので、Hi-Fiという表示には気を遣う必要はないと思います。

それに対し、すでに回答されております通り、導線の種類(OFC、銅の純度、PC-OCCなど)や、被覆の材料(チタン配合やセラミック配合で振動を抑えると共にインピーダンスを一定に保ち、音質を向上するものがあります)や、コネクタ部の構造などは、確実に音質に影響してきます。ですので、こういった表示には気を配る必要があります。

また、価格に関しても、Hi-Fiでないものが安く、Hi-Fiになると急に高くなる、といったものではなく、素材や構造に応じて、様々な価格帯のものが存在します。

ですので、ご利用の機器のレベルに応じて選ぶ必要があります。

たとえば、ゲーム機をふつうのテレビにつなぐだけですと、高級ケーブルを使ってもあまり体感できる効果はないかもしれませんが、数十万円のアンプにCDプレーヤを接続する際のオーディオケーブルですと、ケーブルのクオリティで変わる音質の幅は驚くほど大きいです。

それと、やはり、延長ケーブルやアダプタは、よけいな抵抗物を通すと言うことで、その部分で音質の劣化が発生してしまいます。劣化を防ぐためには、特注のケーブルを製作するなどして(意外と値段は高くないです)、こういったよけいな抵抗物を通らないケーブルを作ることが大切です。
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接続ケーブルを替えると確かに音は変わりますね。

ただNo.2さんの仰るようにどれが最良なのか分からなくなることがよくあります。
延長コードは接続部分が増す分、音質に良くない気がします。
少しそれますが、スピーカーケーブルの場合でいうとスピーカー側の15cm位だけ高級ケーブルを(半田付で)つなげると飛躍的に音が良くなることがあります。
また、アンプの電源コードを延長コードを介して壁のコンセントにつなぐと何故か音が変わるんですね。私はオヤイデのOCB-1を使っているのですがけっこう気にいってます。
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素材が違う


銅の酸素含有量を減らしたOFC(無酸素銅線)(オキシゲンフリーカッパー)を使用する
銅純度99.999999等9の数で6Nとか表現

銅分子を成長させて分子サイズが通常の10倍以上大きくした銅を使う=分子間の隙間が減るので電気の通りが良い。
LC-OFC等


被服に特殊な物質を混ぜた物を使う
被服の硬さと線間距離を厳密に一定にして線間インピーダンスを定量化する。
1m1000円以上する物が多い。

各メーカー素材にいろいろな工夫を凝らしてます。
コードを変えると音が変わったような気になります
でもどれが良いのか自信がなくなり、
やればやるほど訳がわからなくなります。
大体雑誌に載っている評論家の批評の良い者に落ち着きます。

お金がない私は出来る限りぶっとい単線を短めにする事で
自己満足してました。

http://www.audio-technica.co.jp/atj/cable/01/

参考URL:http://www.audio-technica.co.jp/atj/cable/01/
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この回答へのお礼

確かに音が良くなったかどうかなんてよく分からないかも知れませんね。気持ちの問題って事でしょうか。

コードは太い程抵抗が少ないんですね。サイトも参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2005/04/29 20:10

 ケーブルを太く効率の良いものを使うことで、内部抵抗をへらして、より安定した信号を送れるようにしたものです。


 できれば、延長コードは同じものを使った方が良いでしょう。
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この回答へのお礼

なるほど、そういうものでしたか。

では延長コード等も同種を揃える必要がありますね。
ご返事ありがとうございました。

お礼日時:2005/04/29 20:03

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