プロが教えるわが家の防犯対策術!

最近、知り合いとこういう話をしました。

知り合い「日本って離れたところからミサイルうたれたら何もできないで、終わりだよね~。」
私「いや、そうしたら自衛権発動で攻めていけばいいじゃん。空中給油機なくてもアメリカと協力すれば戦えるじゃん。イージス艦もあるし。」
知り合い「日本ができるのは後方支援だけなんだよね~。」
私「それは周辺事態における事でしょ? 自衛権は法律が違うよ。」
知り合い「それが何もできないんだな~。」
私「攻撃されたら反撃できるはずだけど? 昔、鳩山首相なんて先制攻撃できるって言ったくらいだし。」
知り合い「それはいわゆる失言ってやつだよ。」


どうなんでしょう? 私は直接軍隊が攻めてこなくても自衛権は発動できると思うのですが。

A 回答 (7件)

#3です。

当時、話題になったようですが、なにせ自衛隊そのものが違憲であると批判される時代です。そのまま消えてしまったというのが実態でしょう。しかし、この国会答弁は重要なものとして、いろいろなところで引用はされています。

誤解があるようですが、ほかに手段がなければ他国の領域に存在する攻撃手段を攻撃することは法的に可能であると解釈されています。わかりやすくいえば国内法における正当防衛のような考え方です。

自衛隊に攻撃能力がないわけではないのですよ。現代の戦闘機は、第二次世界大戦中の爆撃機なみに爆装できます。爆撃照準器を搭載していないとはいっても、天ガ森や島松の射爆撃場で急降下爆撃の訓練はやっています。これをやらないと着上陸が行われたとき敵の艦船を攻撃できないからです。空中給油機は来年度以降にならないとありませんが、片道攻撃なら可能です。中共や南鮮に着陸すればよいし、それができなければ海上にベイルアウトするまでのことでしょう。

ただし、ここからが肝心です。先にも書きましたように相手の発射機が移動式ですから、どこにいるかわからないのです。たとえ人工衛星から情報があっても、日本から攻撃していたのでは、動いてしまいます。リアルタイムで位置を特定できなければ攻撃できないわけで、アメリカのジョイントスターズのような物が絶対に必要になるわけです。そもそも戦時になっていればジョイントスターズも北朝鮮領空を飛行させるでしょうが、平時からそのような敵対的行動はとれません。またジョイントスターズでも、発射機の存在と移動がわかるだけで、その意図までは発射しなければわからないのです。フライングで攻撃すれば、先に北朝鮮を攻撃したことになり、国際法上、侵略になってしまいます。そのためには北朝鮮が発射機を移動させるたびに警告を行い最後通牒を突きつけておく必要があるでしょう。

予防戦争は、一応、禁止されています。実際の例としては、イスラエルがイラクのオシラク原発を爆撃した例がありますが、これも国際的には大きな非難を浴びました。

あとは謀略により、北朝鮮に先に手を出させることぐらいでしょう。
    • good
    • 0

法的な問題はとりあえずおいておくとして。


自衛隊の技術は一応弾道弾を何とか撃ち落せる位にはなっています。
可能性はあまり高くないですが。
現在、海自の最新鋭イージス艦「あたご」は、対弾道ミサイル用として
SM-3(艦隊空ミサイルスタンダード3)を搭載しています。
また、陸自は、PAC3という迎撃ミサイルを配備しています。
ただ、装備がいくらあっても
ミサイルが日本本土に向かってくる→総理大臣に迎撃していいかどうか聞く→国会で承認を得る(?)などとしているあいだに
弾道ミサイルなどとっくに着弾してしまいます。
日本に必要なものは、まず兵器よりも迅速に行動できる行動力です。
    • good
    • 0

 今回発射されたミサイルは対艦ミサイルです


 射程距離は100Km以下です

 日本の経済水域までとんで来ません。
 したがって日本に危害が及ぶ心配は皆無であるので自衛権事態を発動できないと考えます

 仮にこれが核を搭載した大陸弾道騨なら話は変わってきます
 でも難しいことが、射程距離半径5000kmなら日本以外の国に攻撃をしかける可能性があります
 日本を攻撃する意図が国際社会に明確に説明できる必要があります
 
 さてそれ以外に問題が・・・・・

 自衛権発動で攻めていけばいいじゃん。空中給油機なくてもアメリカと協力すれば戦えるじゃん。イージス艦もあるし

 えっどうやって自衛隊で攻撃にいけるのですか?
 仮にアメリカの空中給油機と管制システムを使ったとして
 ・戦闘機しかないよ、
  F-16 基本はスパローで殆ど対地能力はありません
  F-4があるから 爆弾つめるって
  うーーん 爆弾持ってたっけ
  そんな精密に誘導できる爆弾

  自衛隊の飛行機では破壊能力無しです

  まだイージス艦があるって言いたい?
  
  トマホーク見たいなミサイルは自衛隊はありません

  発射されたら、イージス艦で迫撃すれば?

  無理です上空300kmまでミサイルが届きません
  
  地上付近なら撃墜可能では?

  99.9%無理です なんせ飛行機の数十倍で大陸弾道ミサイルが飛んできます
  ミサイルで迫撃はスピードが早すぎて現在のミサイルでは当りませんので
 
 大陸弾道ミサイルの軌跡は確認することができる鉄の塊ですね

  したがって、自衛権発動することが可能ですが、破壊能力無しですから形だけの発動となります
  
 形だけなら発動ができることと成ります

 ミサイルを破壊するには米軍なら可能なのでお願いするしか無いです
    • good
    • 0

こんばんは。



基本的にあなたの考え方で正しいです。
(言葉の使い方とかは綾としておきましょう)
「周辺事態」は自衛権の拡大解釈の話であって、
「後方支援」はさらに拡大した話or別の話です。

その友人は話がごっちゃになっているのでしょう。
日本がミサイル攻撃を受けた場合はもちろん自衛権を発動することが可能です。

ただ例えば朝鮮半島や中国大陸からの弾道ミサイルについては、対応が間に合わないというのが実情です。
その為に考えられているのは、ミサイル発射の可能性が高いと判断した時点でその基地を攻撃出来ないか?という事でです。
技術的にではなく法的な問題として。

しかしながらその姿勢はアメリカが見込みだけでイラクを攻めたのと同じであり、アジア諸国の反対は必至です。
(今の反日キャンペーンの比ではないでしょう)

そもそも近代戦においてミサイルによる遠距離攻撃は常識です。これに反撃してはならないなんて言っていたのでは自衛権も何も無いですよ。

というわけで、反撃は可能だが近隣諸国からの攻撃には対応しきれない、というところです。

よく「在日米軍撤退」を訴える人が居ますが、それをするならまずは近隣諸国に対する国防プランをしっかり構築してからで無いと、文字通り丸裸になってしまうと思います。
    • good
    • 0

法律論上は可能と言う論議です。

確か昭和32年だったと思いますが、鳩山首相が発言したもので、先制攻撃ではなく、あくまでも相手が攻撃準備に着手することが必要ですが、相手の基地を叩くことが唯一の手段なら法律上は可能であるし、憲法の趣旨も、黙ってやられるのを耐え忍ぶことを良しとするものではないとのことを言ったものです。
最近では、石破前防衛庁長官が似た主旨のことを言っております。ようするに相手の攻撃手段を阻止するのに、相手の領土を攻撃するのが唯一の手段であるならば、憲法が許す範囲だという判断ですね。もちろん全面的に相手の領土を攻撃するという主旨ではなく、あくまでも発射前のミサイルを叩くという意味の範囲です。

現実論となると、ミサイル基地を叩くのは実は米軍でも難しい問題です。ミサイル発射機は移動しますし、偽装しますから、とても発見が難しいのです。おそらく米軍ならミサイル発射機を叩くより、報復攻撃と、射程距離内の地域を占領してしまうでしょうけどね。さすがにそこまで行くと、現日本国憲法では法律論としても難しいでしょう。

自衛権は軍隊そのものが攻めてこなくても、攻撃があれば認められます。ちなみに自衛権というのは国際法で慣習法的に定められたもので、国連憲章では、国連の制裁を補完するものとして条文化されています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

政府が「できる」と言わないから、できないんだ、黙ってやられるしかないんだ。と思ってしまっているもんなんですかね。
鳩山発言はその後、訂正や否定などされたんでようか、黙殺みたいなもんだと思いますが。

お礼日時:2005/05/03 04:44

「自衛権」は発動できると思いますが、


「自衛権」はあくまでも「自衛」する権利。
すなわちミサイルを打ち落とすことはできても、
敵国に上陸し攻撃を加えることはできないはずですよ。
しかもミサイルを打ち落とす(自衛権の発動)には、
現行法では総理の承認が必要なはず。
発射が確認されてから着弾までの数分で、
それだけの作業ができるとは、思えません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

つまり日本は人が攻めてこない戦争には無力、ミサイルが落とされてもNMD以外何もできないということですね。なるほど。

お礼日時:2005/05/03 04:20

>自衛権発動で攻めていけばいいじゃん。



攻めてこられたら撃破するのは自衛権ですが、攻めていくのは違いますよ。
完全な憲法違反です。
イージスとは「盾」の意味ですよ。

また、ミサイルが発射された場合(可能性が最も高いのは北朝鮮)アメリカの衛星経由で迎撃する仕組みになっていますが、これだと結構なタイムラグがある。
で、この衛星からの電波(暗号化されている)を受信出来るシステムを日本に配備するとかしないとかで今まさに話し合われています。(これは憲法的に全く問題ないとされています。)

もう一度憲法第九条をよく読んでみてください。

第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ミサイルで攻められてからの話ですよ。


鳩山首相は失言とされているんですか?
鳩山首相は「うつ前でもうつ意思が分かれば」と言ってますが、ここまででもなく、うたれて日本が火の海になったとしたら当然相手国に反撃できるという政治家を何人も聞いた気がします。失言ですか?

お礼日時:2005/05/03 04:29

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!