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膨張宇宙論のように宇宙初期が火の玉状態であるとすると、膨張約1000秒後で温度は約10^9Kほど、約10万年後で約1万Kほどになるそうですが、これはどこの温度のことを指しているんでしょうか?また、膨張すると温度が低くなるのはどうしてなんでしょうか?

A 回答 (2件)

宇宙を満たす物質のエネルギーと放射のエネルギーをそれぞれ温度に換算していると言えばわかりやすいかと思います。


膨張すると温度が下がるのは、熱力学の断熱膨張という現象で説明できます。断熱膨張とは、外界との熱のやり取りをしない膨張で、この場合温度は膨張とともに
急激に下がります。スプレー缶をシューッと噴出し続けたときに缶や噴出した液体の温度が下がるのと同じ現象です。宇宙の場合外界というものはそもそも考えませんので膨張するときは断熱膨張となります。
宇宙の膨張とともに、物質のエネルギーは宇宙の大きさの3乗に反比例し、放射のエネルギーは4乗に反比例します。
msndanceさんが書かれている温度は、現在観測されている宇宙背景輻射の2.7Kをもとに逆算した結果でしょう。
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この回答へのお礼

なるほど、わかりました。
断熱膨張とは・・・

お礼日時:2005/05/07 17:23

詳しくないので自信ないですが、


温度が高い=物質(分子?原子?)の動きが激しい だったと記憶してるのですが…。
なので、宇宙が膨張するにつれて、物質間の距離はどんどん遠くなり…てことかな?
すみません自信ないのに回答して。
詳しい方の回答を待ったほうがいいですね。
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この回答へのお礼

いえいえ、とんでもないです。
それで、温度が低くなっていく理由が知りたいんですよね。

お礼日時:2005/05/04 18:11

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