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 カフェインの抽出をするため、
 茶葉25gに沸騰した水を225ml加え、7分間静置後、ほかの三角フラスコにデカンテーションして移す。熱い茶葉にさらに熱湯50mlを加え、、ただちにデカンテーションして前の抽出液に加える。水溶液を室温近くまで冷やし、ジクロロメタン30mlで2度抽出する。・・・

 ここで質問なんですが、ジクロロメタン60mlを用いて1回だけの抽出にせず、30mlずつ2回に分けて抽出するのはなぜですか??またこのときの溶媒抽出の原理を教えてください。分かる方お願いします!!
  

A 回答 (1件)

抽出回数を増やした方がトータル抽出量が多くなるからです。



以下、詳しいことは忘れてしまったので、間違っている可能性もありますが・・・
抽出の際には分配係数というのがあり、
分配係数=(有機層の濃度)/(水層の濃度) が一定となります。

例えば、分配係数が3、水層の容積が60ml、カフェインが100あったします。
60ml、1回で抽出した場合、有機層に移るカフェインをxとして
3=(x/60)/{(100-x)/60} を解いて、x=75となります。

30ml、2回で抽出した場合、有機層に移るカフェインをx1、x2として
1回め 3=(x1/30)/{(100-x1)/60} を解いて、x1=60となります。
2回め 3=(x2/30)/{(40-x2)/60} を解いて、x2=24となります。
2回分をあわせると、x1+x2=84を抽出できたことになります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!!とっても助かりました!

お礼日時:2005/05/15 16:38

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