漢字圏の国々の固有名詞の読み方
テレビなどで、中国や韓国などのニュースを聞くたびに気になる事があります。
それは、漢字で表記されている地名・人名といった固有名詞の読み方です。
漢字は我々に馴染み深いですから、旧来「日本語読み」で発音する機会が多かったのは事実ですが、
今は現地読みと混用されていると思います。
「北京」「上海」「香港」「釜山」「盧泰愚」などは現地読み(微妙には異なるかも知れませんが)で読むのが常識でしょうが、
「台北」あたりで、どちらで読むか分かれそうなところ。
「長春」「瀋陽」「鄧小平」だと、ほぼ間違いなく日本語読みになると思います。
「金大中」「金日成」は、後に現地読みに変わりましたね。
私は「現地で読まれている名称」をなるべく尊重するべきと考えるのですが、
日本語読みと現地読みを、何を基準に分けている(その必要性は?)のか、教えて欲しいのです。
余談ですが、かつて、台湾の「たかお」で、というニュースを聞いて、
どうしても「高尾」を想像してしまい、
「高雄」と気付くまでに10分くらいかかりました。
宜しくお願いします。
回答(5件)
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No.5ベストアンサー10pt
No.2の方が
>中国はもともと中華思想のさかんな国でから、漢字を多国語読みすることんなどあり得ません。
とありますが、思想云々というより中国語に表音文字がないのが原因だろうと思われます。日本人の名前を日本風に読ませようとすると、漢字4文字に漢字8文字のルビが振られるなんてことになりかねません。中国人に日本風の読みを強制しようとするのは、実際的ではないように思います。
日本ではだんだん現地読みが採用されています。地図帳も最新版は大抵カタカナで現地読みがあってカッコして漢字があったりします。また段々にはペキンもベイジン、ホンコンはシャンガンのように中国標準語の音に近いように統一されていくのではないでしょうか?
この回答へのお礼
ありがとうございます。
表音文字がない、確かにその通りです。
中国では外来語も無理やり漢字に直して表現してますが、その読みをどうしたら正確に伝えられるのか、不思議です。
日本語みたいにルビ振れれば便利なんですがね。
読み方の決まりがある国に対しては、その決まり通りに、ない国に対しては、それぞれ使う側の決まりに基づいていますね。
NHKは中国に対しては、基本は日本語の読みですので、台北は「たいほく」ですね。北京、上海、香港については、現地読みではなく、国際的な事実上標準となった英語読みと言った方がよいと思います。現地では、ベイジン、サンヘ、ヒョンゴンというような発音ですから。
(外国人が現地で雇った通訳のような人から聞き取った音が基になってるんでしょうかね。)
台北は、じゅうぶんタイペイで、国際的に通用してるんですけどねぇ。(笑)
朝日新聞は、中華系の人も、ルビで現地読み風のカタカナです。
ところで「高雄」は、元は「タカオ」に近い音なんですよ。
日本統治下で、現地のタカオに漢字の「高雄」を当てたら、戦後の中華民国が、漢字の読みを中国語にしちゃったという歴史があります。
この回答へのお礼
ありがとうございます。
中国語が判らない私にとって、北京、上海など現地でどう読むのか、興味がありました。
Shang Hai、Hong Kong、Beijingといった英語表記と、我々が見慣れている漢字表記で、
ほぼ同じものと、違うものがありますので。
今後国際化を考えると、なるべく現地読みで標準化したほうがいいと思うんですがね。
高雄の件は初耳でした。そんな歴史があったのですね。
「トリビア」に応募されたら、結構ポイントになるのではないでしょうか?
前の方も書かれているとおり、韓国とは、相互で現地語読みをするような取り決めをしていますが、中国とは行っていません。
NBAヒューストン・ロケッツの姚明選手は、漢字を読むという習慣のないアメリカでは、当然のことながら現地語に近い発音で「YAO MING(ヤオミン)」と呼ばれています。日本では、J SPORTS等CS局では「ヤオミン」、NHKでは「ヨウメイ」と呼ばれており、国内でも統一されていません。
余談ですが、MLBロサンジェルス・ドジャースの崔熙燮選手は、日本や韓国では「チェ・イー・ソプ(または、イー・ソプ・チェ)」と呼ばれていますが、アメリカでは綴り(Hee-Seop Choi)に従って(?)、「イー・ソプ・チョイ」と呼ばれているようです。
この回答へのお礼
ありがとうございます!
確かに漢字にこだわっているから、日本語で読んでしまうんでしょうね。
ご回答を拝見して思い出しましたが、韓国の方が自分の名前を英語で言う時、
日本のように「名前~姓」ではなく「姓~名前」なんですよね。
金大中氏ならあくまで「Kim Dae Jung」であって、
決して「Dae Jung Kim」ではない。
韓国的な合理的な考えの方が、一本筋が入っているようで、個人的には好きです。
相互主義です。
下の方も言われているとおり、以前はすべて日本語読みしていました。
昭和 50年前後、韓国の大統領全斗煥の時代だったと思いますが、原語読みを尊重して欲しいという申し入れがありました。
それ以前の昭和 48年 (47年かも?) に起こった事件は、「キン・ダイチュウ」と呼ばれていましたが、以来「キム・デジュン」と変わりました。
もちろん、言い出しっぺの韓国では、「コイズミ・ジュンイチロウ」と呼んでくれます。
しかし、中国はもともと中華思想のさかんな国ですから、漢字を多国語読みすることんなどあり得ません。小泉純一郎をなんと読むのか、私は中国語を知らないのですが、コイズミ・ジュンイチロウとは読んでくれないのです。
したがって、日本のマスコミも、中国の人名や地名を日本語読みします。
ただ、北京や上海のように、近隣諸国だけでなく、世界中のだれでもが知っているような地名については、日本語読みしたのではかえって混乱するだけなので、現地語読みをします。
この回答へのお礼
ありがとうございます。
韓国と中国の背景の違いについて、判りやすい説明で感謝致します。
個人的には、日韓間のように取り決めをして、現地読みにした方がいいと思うんですが、政治的な関連もあり、難しいんでしょうね。
No.1ベストアンサー20pt
以前は、ほとんどが日本式(日本語読み)で、韓国、中国の固有名詞を呼んでいました。
はっきりは忘れましたが、数年ほど前に韓国から「自国(韓国)の固有名詞に関してはこれから全部韓国語の発音で呼ぶ(書く)ように」という申し入れがありました。
その後、韓国の地名、人名は向こうの発音を尊重して現地読みになりました。
金大中はかつて「キンダイチュウ」と呼ばれていましたが、彼が大統領になってからは、「キムデジュン」と現地式になりましたね。
また、ある時テレビを見ていて、韓国のサッカーのスタメン選手の名前が全部カタカナのテロップだったのに驚いた事があります。漢字で書いたところで名前を韓国式で読む事はできないので、カタカナで紹介したのでしょう。
当然韓国側も、日本の固有名詞を現地式発音で呼んでいましたが、改めて日本式で呼ぶようになりました。
ところが中国に関しては、そういった取り決めと言うか、確固たる決まりが無いので、慣例に即して現地式発音になったり、日本式発音になったりするのでしょう。
>何を基準に分けている(その必要性は?)のか
ですので、今のところは、韓国は全て現地式、中国は混同という感じになっています。
質問者様書かれていますが、
>「長春」「瀋陽」「小平」だと、ほぼ間違いなく日本語読みになると思います。
「金大中」「金日成」は、後に現地読みに変わりましたね。
上の3つは中国、下の2つは韓国ですね。
この回答へのお礼
ありがとうございます!
韓国と中国で扱いが異なる理由がよく判りました。
興味があるのは、中国の地名を現地語読みするか、日本語読みするか、その線引きですね。
NHKなどでも恐らくマニュアルがあって、それに基づいて区分しているのでしょうけれど。
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