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ビール瓶をぬれた布で包んでおくと、冷たい水に入れておくよりも早く冷えるのはどうしてなのでしょうか??

A 回答 (3件)

水につけて冷えるのは、ビール瓶の熱が水に伝わって平衡温度に達したからで、正確には水も温度が上がりますから水の温度までは冷えません。



ところがもしビール瓶の熱で、水が蒸発すると、水の中の潜熱が奪われることで、その分の熱がビール瓶から供給され、さらにビール瓶は冷えるわけです。水の潜熱は1CCあたり8千カロリーですから非常に大きいのです。

ビール瓶が赤熱する位、熱ければ、浸けたただけでジューッと音を立てて水は蒸気になりますが、さすがにそこまで熱くはないので一工夫するわけですね。

布を使うのは、水の表面積を増やして蒸発する速度を早くするためです。周りの空気が乾燥していればさらに速く冷えますし、気圧が低くても早く蒸発して冷えます。水の替わりに蒸気圧の高いガソリンとかアルコールとかアンモニア水を使うともっと冷えますよ。
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ビール瓶を水に漬けておいても、水の温度以下には下がりません。



濡れた布で包む場合は、理科で習ったと思いますが、気化熱のせいで水の温度より下がる場合があります。
気化熱は、液体が蒸発するときに必要な熱量です。

濡れた布で包むと、水が蒸発して、その時に熱を奪います。1gの水が蒸発すると0.58kcalの熱が奪われます。

空気が乾燥しているほど、水は蒸発しやすいので、
昔、エジプトなどでは、藁などに水をかけて、風を送って、中の容器に入れた水を冷やし、氷を作っていたそうです。(湿度の高い日本では無理ですが)。
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気化熱のせいだと思います。


布の水分が蒸発するときビール瓶から熱を奪います。
そのため、水の中に入れておくより、早く冷えるのです。
ちなみに、扇いだり、扇風機の風を当てたりするとより早く冷えますよ。
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