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梅と桜は日本的なもののような気がしますが、奈良時代などに伝来したものという話もききました。
梅と桜はいつごろから日本にあったものでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

No1です。


確かにバラ科サクラ属の植物(梅や桃、杏も含む)の原産は、No3さんが言うように日本ではなく西アジアかまたはヒマラヤのあたりだといわれていました。ここに訂正します。
ただ品種単位では日本原産のものもあり、
ヤマザクラ
オオシマザクラ
エドヒガン
オオヤマザクラ
カスミザクラ
マメザクラ
タカネザクラ
チョウジザクラ
ミヤマザクラ
の九種類がそうです。
特にオオシマザクラは現在の、花を観賞する園芸品種のうちかなりの割合の元となった品種です。
サクランボがなる桜桃(セイヨウミザクラ)や、またカンヒザクラなどは日本原産ではありませんね。

結論としては「日本原産の品種もそうでないものもある」「日本で古くから親しまれてきた桜は日本原産の品種であろう」といったところでしょうか。
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 サクラが日本原産だなんてとんでもない!


 サクラの原産地は、現在のトルコからイランにかけての地域とされています。
 だからこそ、ヨーロッパではセイヨウミザクラの果実が「チェリー」(日本語では「サクランボ」ですね)としてもてはやされているのです。
 アントン・チェーホフの戯曲「桜の園」の舞台はロシア南西部ですが、この「桜の園」は「サクランボの農園」です。19世紀末~20世紀初頭にロシアにあったサクランボ農園が、日本から輸入されたサクラを品種改良して生まれたもののはずはありません。
 また、米国初代大統領のジョージ・ワシントンが、父親のサクラの木を切り倒したことを正直に名乗り出たというエピソードがあります。これは19世紀はじめの作り話というのは周知のとおりですが、ともあれこの話の作者はサクラの木というものを知っていたことになります。当時のアメリカ合衆国に、日本から輸入されたサクラがあるはずがありません。
 これらのことから、日本がサクラを輸出するようになる以前に、欧米人は桜を知っていたということになります。
 この事実を解釈する最も妥当な考察は、
「そもそもヨーロッパにも昔からサクラがあったのだ」
ということです。
 イランやトルコが原産なんですから、地続きのロシアにあるのは当たり前で、遠隔地である上に島国の日本にサクラがあることのほうが、むしろおかしいのです。
 アメリカのサクラは、ヨーロッパのものが移植されたと考えるべきでしょう。ちなみに、ワシントン特別区のポトマック川に植えられているサクラは、日本から贈呈されたものなので、「日本のサクラ」といえます。

 いったい、何が原因で、日本にサクラが伝来したのかは分かりません。鳥はサクラの実を食べますから、そんな鳥がユーラシア大陸から種子を運んできたのかもしれません。それが、日本や朝鮮半島の「花を見るサクラ」になってしまったのでしょう。

 かなり感情的な書き方になってしまったことをお詫びいたします。

参考URL:http://www.botany.com/prunus.html
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梅の答えは出ているようですが,サクラについて補足します。



ソメイヨシノはオオシマザクラ(大島桜)とエドヒガン(江戸彼岸)を江戸時代に交雑しまして誕生しました。

ソメイヨシノは種間雑種(F1)ですから実生で増やすことはできず,挿し木しまして増やしたものが全国に広まったわけです。今風に言いますとクローンです。

オオシマザクラは,名の通り伊豆大島が原産地のサクラです。また,エドヒガンは北海道を除く日本全土に分布していました。ですからその両種が揃った南関東でソメイヨシノは作られましたので原産国は当然日本です。

桜餅は極めて日本的なお菓子と思いますが,桜餅の葉は伊豆半島等に移植しましたオオシマザクラの葉の塩漬けを使用しています。
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梅(原産国は中国)


奈良時代に、遣隋使が中国から持ち帰ったといわれているそうです。はじめは薬用として持ち込まれたとのことです。

また、桜の原産国は日本です。
代表的な品種のソメイヨシノは江戸時代の末期に登場しました。
ソメイヨシノは接木で増やすので、世界中全て同一のDNAを持つ同じ木ということになります。

参考URL:http://koyomigyouji.hp.infoseek.co.jp/kisetsunoh …
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