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どうもはじめまして。
私は純粋に同性愛心理に興味があり、
男の同性愛ものの小説やエッセイを
読んでみたいと思っています。

小説については、女性向けのものではなく
(例えばルビー文庫やchara小説や花丸文庫など)
漫画の挿絵があるようなものではなく、
なんと言いますか、女性向けの文ではなく
一般的に読まれるような文章のものを探しています。

ご存知の方は、ぜひ教えてください。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (10件)

BL以外で同性愛もの本は、クリストファー・デイヴィスさんの作品がオススメです。


ゲイが書いたゲイ小説なので、リアリティもあります。
出版年が十年以上前なので絶版になっているかも知れませんが、大きな図書館でお探しになればあります。
ちなみに、フィラデルフィアは映画にもなっています。

■ぼくと彼が幸せだった頃/早川書房
■ジョセフとその恋人/早川書房
■フィラデルフィア/ソニー・マガジンズ
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◆「うさぎのダンス」小村小芥子・著 文藝春秋刊


◆「金魚の昼寝」小村小芥子・著 文藝春秋刊
文藝春秋から出ている文芸小説です。
と言っても固いわけではなく、読みやすい青春小説でした。
東京に出て来た少年が、水商売で働くお姉さんに導かれ、
さまざまな夜の世界を見ていき自分が同性を愛する人間だと
気付きます。夜の世界を描いているのに意外と爽やかな
小説です。

◆「最後の息子」吉田修一・著 文藝春秋刊
芥川賞作家、吉田修一さんのデビュー作。文學界新人賞受賞作。
デビュー作にして、芥川賞候補にもなった作品です。
この小説は短編ですが、続編が最近出て、嬉しかったです。
おかまの「閻魔ちゃん」と、同棲している「僕」の物語。
文庫にもなってます。
ちなみに続編のタイトルは、「春、バーニーズで」です。必読。

◆「魔女の息子」伏見憲明・著 河出書房新社刊
第40回文芸賞受賞作です。ゲイのライター伏見さんが書いた
老いてなお恋に燃える母とゲイの息子の物語です。
自伝的小説、だそうです。

◆「サグラダ・ファミリア(聖家族)」中山可穂・著 新潮社刊
主人公は女性ですが、重要な役でゲイの青年が出てきます。
純文学なのだけど、表現がナルシスティックで好き嫌いは
分かれると思う小説ですが…。

◆「スチール」織田 みずほ ・著 集英社刊
すばる文学賞受賞作。主人公はロッカーを住み処にしてる、
男性客相手の風俗のバイトをしてる10代。

すぐ思い付くのはこんなところです。
どれも同性愛ものの小説で、日本人の若い作家が書いていて
( あ、小村小芥子さんは若くないかも)
読みやすいけれど、一般に読まれていて、多分これからも
読み継がれていくと思うものです。
是非読んでみて下さい。
上に挙げた本は、どれも出版社ホームページやamazonや
書店で手に入ると思うけれど、同性愛小説をたくさん置いてる
ウェブ古書店をリンクしておきますね。

参考URL:http://www.h2.dion.ne.jp/~manmaru/
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♯4です。

追加で紹介します。
長野まゆみ著「白昼堂々」「碧空」「彼等」「若葉のころ」、全4巻の凜一シリーズはお勧めです。
求めておられるような同性愛心理が分かるようなものではないかもしれませんが、読んでいて大変切なくなります。長野さんの作品は少年を取り扱った同性愛的なことを感じさせるものが多いですが、その中でも一番お勧めです。
全4巻ですが、1冊1冊が長いものではないのですぐに読めると思います。文庫にもなっていますので、興味がありましたら是非ご一読ください。
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 すみません。

ご紹介するのは映画で、本が出ているかどうか解らないのですが、いずれも名作です。

★「さらばわが愛-覇王別姫」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005O …

★「ブエノスアイレス」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002XG …

★「モーリス」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005G …

 本でしたら、やはり「オスカー・ワイルド」を読まれるといいのでは?
http://www.d4.dion.ne.jp/~yanag/wilde.htm

参考URL:http://www.geocities.jp/oscar_wilde_fansite/
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少し求めておられるものとは違うかも知れません。



江國香織「きらきらひかる」新潮文庫
女性向け(いわゆるボーイズラブとかジュネとかではなく、一般の女性向けです)の恋愛小説です。
主人公は結婚したばかりの夫婦、睦月と笑子。ただ、夫の睦月は同性愛者で恋人がいます。妻の笑子もそれは承知です。
とてもすてきな話でした。私はすごく好きです。同性愛の心理……というよりも、ごく普通の恋愛小説なんですけどね。
たしか紫式部文学賞という賞を受賞した作品です。
もし興味がおありでしたら、手にとってみて下さい。
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初めまして。


趣味が合いそうで嬉しいですねえ。
概に良い御回答が幾つも寄せられていますがANo.3様の挙げられた「潮騒の少年」これは原題が確かボーイズ オン ザ ロックとか言ったと憶えてますが、これ私もお勧めです!キレイごとでなしに恋愛の本質ってものが、よく出てるし男性同性愛者の気持ちが観察できるし。
あと個人的に大好きなのが江戸川乱歩「孤島の鬼」。昔シナリオ作家養成スクールに通ってた頃これを映画化するなら配役は誰と誰がいいかと想像して、この美青年俳優に相手役は、このオトコマエ俳優で・・・などと一人ウッシッシと喜んでおりました^▽^;;
あと、これは女性の作品ですけど森茉莉さんの「枯葉の寝床」「日曜日には僕は行かない」
御父君の森鴎外「井タ セクスアリス」も併せて御一読なされば面白いのでは。
三島由紀夫も足穂もお勧めですが横溝正史にも、そういった傾向の作品があります。このかたは江戸川乱歩に強い影響を受けておられるようです。
他に筒井康孝「男たちのかいた絵」にも屈折した男たちの同性愛的描写が出てきますが相当グロいです。

フランスの作家ジッドの「背徳者」「一粒の麦もし死なずば」
同じくフランス人ジャン・ジュネの「泥棒日記」他一連の作品
アンドレ・マルローも個人的にホモの傾向があったそうですね。
トーマス・マン「ヴェニスに死す」これはヴィスコンティ監督の映画もありますね。

ヒューバート・セルビー・Jr「ブルックリン最終出口」短編集ですが、これにも扱われています。相当グロいです。絶版かも知れませんが。

「良き時悪しき時」高校生同士の同性愛に校長先生が!絡むらしいんですが私自身、読みたくて探してます。
探せば他にもありますけど今パッと思い出せるものだけ挙げてみました。
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「書物の王国10 同性愛」はいかがでしょうか?


日本の作家から外国の作家まで、様々な時代の作家の同性愛をテーマにした話の作品集です。
司馬遼太郎とか江戸川乱歩といった有名な方々の作品も載っていたりします。
ただ「同性愛」なので男同士のもあれば女同士のもあります。

あと、柴田よしきさんの「聖なる黒夜」がお勧めです。ミステリー小説ですが、恋愛小説の様でもある読み応えのある本だと思います。
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海外のものでいいのでしたら、既に絶版のようですが、


ジョン・フォックス著 新潮社
「潮騒の少年」
はどうでしょう?
主人公はアメリカの高校生です。
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三島由紀夫の


「仮面の告白」はどうでしょう。
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稲垣足穂の『少年愛の美学』という本はいかがでしょうか


第一回日本文学大賞の受賞作でもあります
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