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鉄道写真を撮るとき、JRなどはよく「急なカーブ付近・勾配のきつい場所・鉄橋付近など」といろいろな撮影ポイントがありますが、路面電車の軌動線での写真の撮り方を教えてください。あと、広島電鉄のように鉄道線もある場合、JRなどと同じ撮影ポイントでいいのですか?よければこちらのほうも教えてください。お願いします。

A 回答 (3件)

 路面電車は市街地を走りますから、歩道やちょっとした建物の中など、撮影の足場には困りませんが、一方、電柱や電線、歩行者や自動車・バスなどといった障害物も多いものです。

やはり実際に歩いてみるのがベストではありますね。ただ、遠隔地の方は時間の制約がありましょうから、わたしの知る限りのポイントを挙げてみます。

 広島電鉄市内線のポイントとしてよくあるのは、
・「銀山町~胡町」間にある歩道橋の上(西方向をラッシュ時に望遠でねらう)
・「紙屋町」交差点(南側から宇品方面へ右左折する車両をねらう)
・「原爆ドーム前」(広島市民球場側からドームを入れる)
・広島駅前(駅ビルに向かって右(東)側歩道から右カーブ通過時をねらう)
・広島電鉄本社車庫(「広電本社前」下車) などなど。

 広島の場合、市内線部分はほとんど道路の中央部を走りますから道路の両端どちらからでもねらえます。また、交差点では、自動車用信号の合間を縫って市電用の信号が進行可になり、自動車の流れが止まった間に通行しますから、そこが狙い目となります(広島駅前・的場町・紙屋町・十日市・土橋・皆実町六丁目など)。
 それから、「八丁堀」にある「福屋デパート」の北側階段の踊り場に窓があり、適度な高さからねらえます。ただし、当然ガラス越しですし、限られた画角しか得られませんが。
 車両の形式写真であれば、かなり前寄りにはなりますが、電停の安全地帯もなかなかです。ただ、安全とマナーには十分に気をつけてください。
 それと、上にも書きましたが、広島電鉄本社車庫は入り口から中がねらえます。ラッシュ時をさけた日中なら、適度に車両が入庫しているので「電車博物館」らしいショットが得られるかもしれません。また、数年前は本社の窓口に行って、写真を撮りたい旨を伝えると、中に入れてもらえてました(今がどうかはわかりませんが)。
 広島らしさを出すなら、橋の上を通行中の車両もいいですよ。原爆投下の目標にされた相生橋(「原爆ドーム前」のすぐ西側)や宇品線の御幸橋(「御幸橋」~「皆実町六丁目」間)などは橋も立派です。高感度フィルムで夕刻、川面に写りこむ灯りを合わせると、大変趣深いひとこまが撮れます。

 軌道線(宮島線)の方ですが、これはなかなか難しいんです。というのは、見通しの良い場所の多くがJR線や国道と併走していて、足場がなかなかありません。よく見かける写真は、
・「地御前」~「阿品」間の海沿いのカーブ
・「楽々園」~「山陽女子大前」間の八幡川にかかる橋 などでしょうか。
「広電西広島」から「商工センター入口」までは、比較的、建物の間の隙間を縫って走る感じがあります(江ノ電の一部区間のように)。場所によっては下町情緒あふれる一枚がねらえそうですが、安全に注意してくださいね。
軌道線の電停は、市内線からの直通車用の低いホームと軌道線専用車用の高いホームとがくっついていて、広電独特の形状といえます。被写体になりますよ。また、現在、軌道線専用車両は走っていませんので、高いホームに車両が止まることはありませから、形式写真をねらうにはアイポイントも高く好都合です。しつこいようですが、安全には十分に・・・。
 それから「商工センター入口」の近くにある軌道線の車庫(荒手車庫:広島電鉄グループHPのトップページにある写真の車庫です)は、国道の反対側から車庫の敷地近くまで入れます。昔は、軌道線専用のオレンジの車両がたむろしていてなかなか趣がありました。ドルトムント車両などは、ここへ行ってみるのが最も確実でしたね。また、数年前と同様なら、救援車(だったと思う)としての余生を送るピンク(直通車カラー)の単車(型式名は忘れました。パンタグラフ装備の直通車用に製造され、3両編成に改造された際に一両だけ余った車両です。)に出会えるかもしれません。
 ところで車内や車両の部分クローズアップもなかなかですよ。ご存じと思いますが、他都市からの編入車には、元々どこの車両だったのかを示すプレートが設置してあります(車外は中央ドア付近、車内は運転席付近上部)。また、650形は、数少ない昔ながらの広電オリジナル車両で、被爆電車でもあります(遭遇は難しいかもしれませんが)。車内には被爆電車であることを示す案内表示もあります(運転席後部:運転士の背部分)。
 最後に超低床車両である「グリーンムーバー」は、リアルタイムで運行状況をつかむことができます。パソコンでも携帯電話(Web対応機種)でも可能です。携帯でのアクセスは「http://www.hirokoku-mlit.go.jp/kokyo/gm/k.html」ですから利用されてみてはどうでしょうか。

 私は広島在住ですが、最近、鉄道写真とはとんとご無沙汰なのでちょっと古い情報もあります。お役に立ちますでしょうか。
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この回答へのお礼

すごい!!路面電車って意外にも撮影ポイントって多いんですね。僕はJRなどよりずっと少ないと思っていました。
教えていただいたポイントの中で、僕が知っていたポイントは「原爆ドーム前」ぐらいです。(テレホンカードで見るから)広電は道路の中央を走るから写真は撮りにくいと思っていました。実は撮りやすいなんて!僕もまだまだだなって思いました。鉄道線は市内線より若干ポイントが少ないことも分かりました。でも、教えていただいた「地御前~阿品」間の海沿いカーブは絶対にフィルムに収めようと思います。
教えていただいたことを参考に、さっそく写真撮影に行こうと思います。(広電本社前車庫。頑張ってみます)
たくさんポイントを教えていただき、ありがとうございました。

お礼日時:2001/09/24 21:20

>広島電鉄



私は浜っ子(生まれも育ちも横浜)ですが、時々広島に行きます。
1.広島駅前→猿猴橋町→的場町間
  駅発着の全ての車両が通ります。特に猿猴橋町-的場町間のカーブの信号は、車両専用の物があるのでお勧めです。
2.紙屋町 付近
  紙屋町は駅が2つ(3つ?)あり、5系統を除く路線が交差しています。

3.宇品5丁目付近(競輪場前)
  ここは中心部と異なり、車が少ないので、車体が良く撮れると思います。

>鉄道線もある場合
 宮島線でしたら、市内を走っている列車(3両編成)がそのまま高速運転します→約70Km/Hなのですが、軒先をかすめるように走っていますので、体感上は100Km超えです。
カーブも緩やかですので、鉄道と同じで良いと思います。
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この回答へのお礼

宇品五丁目がいいポイントだとは知りませんでした。僕は猿猴橋町ー的場町間のカーブがいいと思っていました。やはりあそこもお勧めなんですね。
宮島線のほうも書いていただきありがとうございます。ここを走っているのを見ると「市内」を走っているのを忘れさせるぐらい早いですよね。宮島線は鉄道と同じように撮ってみようと思います。たくさん教えてもらいありがとうございました。
あっ、紙屋町の電停は2つで~す。

お礼日時:2001/09/24 10:42

 撮影ポイントというのは、定説になっている所もあれば、定石になっている所もあります。

でも、そんなポイントは大勢の人が撮りに来ますから、逆にあんまり面白くないと思いますけどねぇ。鉄道カメラマンで有名な広田さんでさえ、自分の足で探しています。それも足が棒になるくらい歩いて……。広田さんのポイントが有名になっと所は無数にあるでしょう。鉄道写真にもあなたなりのセンスを出した方がいいと思う。路面らしい街頭の雄姿、軌道敷き内なら背景を考えて情緒を演出するとか…。例えば私が撮るなら車両のアップはしません。風景の中の一場面、題材の一部です。あとはあなた次第です。頑張って下さい。
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この回答へのお礼

撮影ポイントはやはり自分で探すものなんですね。
来週初めての路面電車撮影に行こうと思います。comdotさんにアドバイスしていただいたように「街頭の雄姿・背景」を考えて路面らしい写真を撮ってこようと思います。いろいろありがとうございました。

お礼日時:2001/09/23 19:12

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