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初めての質問をします。
ブラックライトで物の表面を照らすと油脂分がついていれば見えるということを聞いたことがあります。
ブラックライトとは水銀ランプから発生する紫外線を特殊フィルターで取り出しているもので、最近はムード照明などによく使われていますが、油脂分を探しだすのにも使用できるのかどうか、どなたか教えて頂けないでしょうか。

A 回答 (1件)

ブラックライトは300~450nmの長波と呼ばれる紫外線を出すライトで、昔から写真の分野で使われてきたものです。


化学成分の分析に薄層クロマトグラフィーという手法があるのですが、薄層板に紫外線を照射し、その蛍光によって物質の存在を確認する検出法は一般的に用いられています。
私の研究室でも実験器具の紫外線照射器が高価なので、ブラックライトで代用することが多いですネ。
原子や分子に紫外線というエネルギーが照射されると、エネルギーレベルが上がります。そうすると、あまったエネルギーが『蛍光』という形で放出されるようになるというのが、その原理なのです。
カラオケボックスなんかでも使われていて、カッターシャツなんかが青白く蛍光を発しますね。
油脂も全てではないですが、多くは検出が可能です。
暗闇の中で紫外線照射することで様々なものを見つけ出すことができますヨ。
ただし、長時間光源を見つめると、目に悪いので注意してくださいネ。
以上Kawakawaでした
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この回答へのお礼

さっそくの回答、たいへんありがとうございました。参考になります。
「油脂も全てではないですが、多くは検出が可能」とのことですが、どのような油脂には反応する、もしくは反応しないのか、ご存じないでしょうか。人の手油なども見えるのでしょうか(人の手油はほとんどが水分ですかね)。

お礼日時:-0001/11/30 00:00

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