鳴いて血を吐くホトトギス?
「鳴いて血を吐くホトトギス」という言葉がありますが、この言葉、もともとの出典は何でしょうか?そしてどんな意味でしょうか?以前から疑問に思ってましたがよくわからないので、ご存知でしたら教えてください。
回答(3件)
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No.3ベストアンサー20pt
前に違う方の同じような質問に回答したものです。
「杜鵑の吐血」という中国の故事が由来です。
概要は
「蜀」は古代中国、長江流域(四川省)で栄えたとされる国だ。蜀といえば「三国志」の蜀が有名だが(3世紀、日本なら卑弥呼の時代)、それよりも千年以上も前に蜀という国があったという(それに関係したらしい三星堆遺跡が1986年に発掘され、多くの金器や青銅器などを出土、黄河流域中原文化とは別の、中国特異な文化遺跡として大きな注目を集めた)。
その蜀が荒れ果てていた時、杜宇という男が現れ、農耕を指導、蜀を再興した。彼は帝王となり、望帝と称した。
望帝杜宇は長江の氾濫に悩まされたが、それを治める男が出現、彼は宰相(帝王、補佐)に抜てきされた。
やがて望帝から帝位を譲られ、叢帝となり、望帝は山中に隠棲した。実は、望帝が叢帝の妻と親密になったのがばれたので望帝は隠棲したともいわれる。
望帝杜宇は死ぬと、その霊魂はホトトギスに化身した。そして、杜宇が得意とした農耕を始める季節゜(春~初夏)が来ると、そのことを民に告げるため、杜宇の魂化身ホトトギスは鋭く鳴くようになったという。
月日は流れて、蜀は秦(中国初の古代統一国家。始皇帝が建国)に攻め滅ぼされた。
それを知った杜宇ホトトギスは嘆き悲しみ、「不如帰去」(帰り去くに如かず。帰ることが出来ない。)と鳴きながら血を吐いた。ホトトギスの口が赤いのはそのためだ。
以上がホトトギスを不如帰、杜宇、杜鵑、蜀魂、蜀鳥、杜魄、蜀魄などと表記するゆえんだ。
ホトトギスは実際血を吐くことはないですが口の中が真っ赤であることとその時の泣き声がとても鋭く甲高い声なので血を吐いてもおかしくない様子から先の故事とホトトギスの姿を重ねて見ていたのだと思われます。
この回答へのお礼
詳しい回答ありがとうございました
追記
次の記事をみつけました。やはり「鳴いて血を吐くホトトギス」に関連する話です。
↓【杜鵑血に啼いて・・の、「血に啼く」の意味を教えて下さい。】
http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=1387133&rev=1
No.1ベストアンサー10pt
ホトトギスは口の中が赤いので、それが血に見え、ホトトギスは血を吐くまで鳴き続けると思われていて、それを詠んだ古歌からきたと記憶しています。
松山出身の人間には、馴染み深いものですね。
松山出身の俳人「正岡子規」は、自身が結核に冒され血を吐いたことから、『鳴いて血を吐く』ホトトギスを表す「子規」を名前に選んだのですから。
と、いうことで、その古歌を探してみましたが、残念ながら元歌や出典は見つかりませんでした。しかし、次の漢詩を見つけました。
↓NO.41 金陵駅 文天祥(ページの最後です)
http://www2.cc22.ne.jp/~k_e.leya/kansi.htm
漢詩抜粋
>化作啼鵑帯血帰
書き下し文抜粋
>化して啼鵑と作(な)り 血を帯びて帰らん
和訳抜粋
>自分は死んでも、鳴いて血を吐くという不如帰に為ってでも帰り国のために尽くそう・・・
この回答へのお礼
すばやい回答あしがとうございました
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