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日本のメリット、デメリットについて教えてください
今日もニュースみたんですけど・・・

いろんな話をきいてみたいので・・・
よろしくおねがいします・・・

A 回答 (6件)

日本の国益という観点からお答えします。



まず、デメリット

1) よく日本は莫大な国連分担金を払っているのだから、常任理事国入りをする資格があるという人がいますが、チョッと待って下さい。

国連分担金といっても 300億円程度の話です。  ドン底と言っても、日本の経済力から考えれば鼻クソ程度の金額です。

ところが、常任理事国入りという日本国外務省の悲願が見事達成されたアカツキの場合ですが、アナン事務総長から日本が行なっている政府開発援助 (ODA) をGNPの 0.7% まで一気に引き上げてほしいとの依頼があり、これを断るわけにはいきません。

ODA の総額については、あまり報道されませんが、年々縮小される傾向にあるとは言えど、2003年実績では GNP の0.2%、日本全体の GNP がその前年の2002年度では400兆4千億と算出されていますので、総額はザッと8千億円の負担をさせられていると考えられます。

それが常人理事国入りとなれば、ODA 総額が何と3.5倍にまで跳ね上がるわけです。

つまり8千億円が、2兆8千億円 ・・・ 外務省は一体どこからそんなカネを引っ張ってきて、ドブにすてると言うんでしょうね。

因みに日本の国家予算は約80兆ですが、税金で賄えているのが約50兆で、30兆は国民からの借金で何とか帳尻合わせしている状態です。

2) もしある国に対し、武力制裁という国連の決議がなされた場合ですが、世界中の全人類の尊敬の対象である日本国憲法第9条との矛盾を日本人独自の手で解決しなければいけません。

「日本は平和国家だとミンナ知っているんだから、胸を張って自衛隊を派遣する事などできません、とハッキリ言えばいいじゃないか」 と主張する人も多くいるようですが、国連の一員どころか、その中枢を占める事になる常任理事国がそんな能天気な事を言って、またカネだけ出して 「血を流すのはイヤよ」 と誤魔化す事ができるのか、疑問に感じられます。

メリット

日本外務省の官僚に歴代残された、ふたつの戦後処理の問題のうち、ひとつが解決される事。

つまり北方四島返還と並ぶ、 「国連常任理事国入り」 という問題が解決され、現在の外務省官僚たちは彼らのOBたちからお褒めの言葉が与えられます。

これは彼らにとっては、 「これでやっと戦後処理が終わる」 と感じられる大事なテーマであり、言ってみれば命に代えても達成したい悲願のようですよ。

   *     *     *     *

なお、常任理事国と言っても 「拒否権」 のないものですから、よく例えられるとおり 「二等普通車の自由席から同じ車内の指定席のエリアに席が替わるだけで車両自体は一緒、一等グリーン車に乗る権利などないもの」 でありますので、ハッキリ言って、○のツッパリにもならない存在、あるいは、○の役にも立たない存在です。

拒否権など持たない常任理事国に国際情勢に関するオイシイ情報が内々に入るわけなどありません。

メリットとデメリットの両方を、もう一度、国民の前に明らかにしてほしいと思います。
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 ちょっとした参考程度にですが第一次世界大戦で戦勝国の一員としてパリ講和会議に出席した際日本が要求したのが人種差別撤廃です。

国際連盟の規約を作成するにあたって、第二十一条に人種差別撤廃の規定を盛り込むように提案しましたが否決されました。それでもあきらめず小委員会に付託されるまで粘りました。小委員会では十一対五で賛成多数を勝ち取りましたが、議長であったアメリカのウィルソン大統領の全会一致が必要との意見で否決されました。      これを知っているとまた見方も変わってくるかも知れません。 
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この回答へのお礼

回答、本当にありがとうございました・・・

インターネットってすごいな・・・と思うと同時に
もっと こういった形で有意義に使うことを
自分自身 考えなくては ならないな・・・と
つくづく思った次第です・・・

私の知らない背景、歴史がたくさん、あるものです
簡単に優劣を語るには、あまりにも知識がなさすぎて
恥ずかしくも思いますが・・・

さっそく、みなさんのコメントをプリントさせて
いただき、勉強の材料にしようと思っています・・・

忙しい、時間をさいて、みなさん、コメントくださったと思います・・・

かさねがさね ありがとうございました・・・

お礼日時:2005/06/02 21:15

メリットは、国際上の安全保障問題で重要な情報を手に入れることができることと、その問題の決定に関与できることです。

うまくいけば、北朝鮮の拉致問題に関して、安保理付託して経済制裁に持ち込めるチャンスです。(中・露が・・・)
デメリットは、アメリカの要求をどの程度断れるかという事と中国の自尊心を傷つけることによって、恨まれるかも知れないということです。そもそも、中国にとって連合国(国際連合)に日本が入っていること自体気に入らないでしょうに、安保理に入って自分たちと同格になるとあちらは思うのですから。。。ほっとけばいいんですがね。
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本格的に、軍事的な平和維持、軍事行動の判断が必要になります。

常任理事会で軍事的判断を行うときに毎回棄権なんて考えられないし、決定したときには責任を持って参加するのが筋でしょうから。国連は常任理事国の軍事力により平和を維持する軍事同盟ですから。日本は、別な方法での国際貢献に特化するのが身のためというか、まずそのへんを国内で解決してからでしょうと思うのですが。
 メリットは当然、発言力が強くなりますね。
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外務省は、現在は非常任理事国に選出された時しか安保理に参加できない国際的な安全保障に関する議論に「常に」関与できるという点をメリットにあげていますが、常任理事国になることによって、国際社会で果たすべき責任が強くなり、経費が増加するデメリットが考えられます。



参考URL:http://www.mofa.go.jp/mofaj/comment/q_a/topic_4. …
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日本国憲法 前文を見てみましょう。


「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。」

常任理事国となって「名誉ある地位」につき、世界に貢献したいと思うことは、何十年も前からの日本の国の願いです。

デメリットは日本の負担が大きくなることです。
金銭面でも人的にも。

メリットは子供たちが日本を誇りに思ってもらえることです。

参考URL:http://www.houko.com/00/01/S21/000.HTM
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