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療育手帳のことで教えていただきたいのですが
取得する特に基準となる指数というのは、どんな質問が出るのでしょうか?
また判定が軽度だと療育手帳のメリットはあるのでしょうか?
教えてください

A 回答 (2件)

すでに詳しいお答えが出ているので。



うちの地域ではもっとも軽度のB2というのを持っています。私が取ったときのことを、参考までに書きます。

子供と、係員みたいな人で、(親は別室)知能テストみたいなものと、
親からの生活上の聞き取り(衣服の着脱ができるか、日常生活や学校で困ったことがあるかなど、など)みたいなのをされました。

試験の結果というか、IQというのでしょうか、その指数は教えてもらえませんでした。ただ、発達がこのくらいの年齢と推定される。。。みたいなことは聞きました。

メリットは、うちの地域では私鉄の運賃が半額、
公共の施設(博物館、有料の公園、市民プールなどなど)では、無料か、割引になるときもありますので、入場料を払うときは「療育手帳がありますが割引は受けられますか」とよくたずねています。
ボウリング場なども 何か割引があるときがあります。付き添いというのか、親が一人 割引になるときもあります。

障害児向けの講座や集いがあるときに、
療育手帳があるのが条件のことも (少ないようですが)あるようです。

あと、、、公的なものではないのですが、

うちの子が 夕暮れ時に、迷子になったときに、
警察に 一緒に探していただけないか、お願いしたのですが、
なかなか探すのを手伝うと いっていただけなかったのですが、
「療育手帳を持った、知的に障害がある子ですので、
行動の予測ができず、普通のお子さんよりも対応が難しいので 私だけでは 間に合わないので、お願いしています。」といったら、手伝っていただけました。

あと、どうしても、一見賢そうなことをいったりするので、(7さいで、習わずに、15000かける15000を暗算したり。)
行動に困ったことがあると、障害あるように見えずに、「勉強ばかりさせてしつけが悪いからこうなったんだ」という風にいわれてしまうときがあるのですが、

そういうときに、手帳があるというのが自分には、
(勉強を無理にさせてはいないし、しつけには、人一倍労力を使っているのに。。。
でも、ちゃんと障害があると認めてもらってるんだから
通りすがりの無責任の人には、言わせておけばいいんだ)と思うよりどころになっています。

親族でも、「あなたの育て方が悪いが そのうち治るはず。」と言い張る人がいらして、
その人には、「生まれつきの障害です」「障害があって、治らないとは思うのですが、ゆっくりですが
いいことと悪いことを教えていきます」と手帳を見てもらいました。

私には、実際の料金のメリットよりも、
心理的に、「援助が受けられる」「自分のせいでこうなったんじゃないといってもらえた」と感じた心理的メリットのほうが大きいです。

実は、公的な福祉センターで、「お宅のお子さんは
たぶん、審査に通らないと思うし、
持っててもたいしたメリットはないですよ」といわれたのですが。。。なぜそういわれたのかわかりません。

私の過去の質問のおこたえも、関連がありそうなので張っておきます。http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=1337275

おたがい、笑顔の多い生活になるよう祈ってます!
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この回答へのお礼

御礼が遅くなって申し訳ありません。
先日手帳を取得いたしました。
これから前向きに子供と向き合っていきたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/06/30 13:06

意外とあまり知られていないようなのですが、療育手帳制度は全国共通の制度ではありません。


厚生労働省からの通知(法令に準ずる効力を持つのですが、法令ほど強いものではありません。あくまでも“施策の目安”に過ぎません。)を根拠にして、都道府県ごとにそれぞれ個別に運用しています。
したがって、障害認定基準も都道府県ごとに細かいところがかなり異なっていますし、障害等級区分や呼び方(○級/重度・中度・軽度/A・B・C/B1・B2など、ほんとうにまちまち!)さえ異なります。
ということは、実のところ「決定的な指数や基準がない」ということを意味しています。
実際に、知的障害児・者施策の根拠法令となっている「知的障害者福祉法」にさえ、ただの一文字も記されてません。そして、信じがたいことですが、知的障害児・者の定義すら実に曖昧なのです(極言すれば、「一言も記されていない」のが現状です。)。

そこで、知的障害児・者の認定にあたっては、知的障害者更生相談所(いわゆる、都道府県立の身体障害児者リハビリテーションセンター)が一定の基準を設けて、健常児・者の正常な精神発達段階と比較する形で判定を行なっています。
このとき、本人の心理測定と並行して親御さんとの面談を行ないますが、成育歴を尋ねたり、言葉や運動能力を尋ねたりします。
特に、発語がいつ頃だったか、その後発語の消滅(出ていた言葉が消滅してしまう、というある知的障害の症候群があります)がなかったか、異常分娩ではなかったか、などは重視します。
また、兄弟姉妹や同年齢の子どもたちとのかかわり方(自分から遊ぼうとするか、それとも、自分勝手にひとり遊びをするところなどがあるか など)も尋ねます。

本人に対しては、こちらの言っている内容がわからない場合も多いので、言葉を用いた質問を行なうとは限りません。
行なうとすれば、日常の生活でよく目にする雑貨や果物などの名称や役割を答えさせたりしますし、父母の名前を答えさせたりもします。
一般には、自閉症的傾向も併せて調べるために、言語的知能・数学的(空間的)知能・運動的知能の各分野のバランスを調べるための心理測定を行ないます。
言語的知能が著しく劣るのに、数学的(空間的)知能や運動的知能が不自然に高い場合には、こだわりや多動を疑い、自閉症的傾向があるとされる場合があります。

これらのデータを総合して、各都道府県ごとの運用指針なども加味しながら、知的障害児・者を認定してゆきます。
ですから、俗に言われるIQ(知能指数)の数字で画一的に知的障害であるかどうかを決定する、ということは、最近ではあまり考えられないと思っていただいたほうがよいと思います。

判定がたとえ軽度の場合であっても、お子さんが療育手帳を持っていると、親御さんの税制面などでのメリットも大きいため(所得税や自動車税などの減免をはじめとして、さまざまな施策があります)、バカにはできないと思います。
身体障害者手帳所持者に準じた施策を受けられますので、過去の質問・回答の中から検索なさってみて下さい(確か、私もお答えしたことがありますので)。
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この回答へのお礼

わかりやすく丁寧な回答ありがとうございました。
これからの子供のことを考えると悩むことが多いと思いますが頑張りたいと思います。

お礼日時:2005/05/30 14:13

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