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その1:「第2種放射線取扱主任免許」ってどういった免許なんですか?またこの免許を必要とする仕事って一体なんですか?
  
その2:放射能をだす物質は、焼いたり煮たりしても放射能をだすんですよね、物質は全て質量を持つからやっぱり
放射能をもった物質はいずれ軽くなるんでしょうか?

A 回答 (1件)

またまた、登場です。


第2種放射線取扱主任者は国家資格の一つで、放射性同位元素や放射線発生装置の使用者などには必要とされる資格です。第一種は非常に難関で、開封された放射性同位元素の取扱もできるのですが、第2種では密封されたものの取扱しか出来ません。試験は筆記試験に合格し、その後、法定講習を受ける必要があります。
講習のときに東海村の原子炉の制御室なども見に行った記憶があります。シンチレーターでの線量測定なども楽しかったですネ。
私の場合、自分の研究室で放射線同位元素を用いることが必要である関係上、十数年前にとりに行ったものです。

次に質量の件ですが
分かりやすいところで原子爆弾や原子力発電に使われるウラニウム235について述べてみます。この場合は核分裂なので非常に単純なのですが、ウラニウム235に中性子を高速で衝突させますと、原子核はクリプトン192とバリウム141に分裂し、そのとき、元の原子核から中性子が飛び出すことにより、分裂前後で約0.09%の質量減少が起こり、その差が大きなエネルギーとなるのですネ。
これは若干、ご質問の意図とは違っているので、本題に。
放射線を出す物質(放射性同位元素)は基本的に本来の姿よりも重くなっているものです。そして、先の核分裂ほど派手ではないですが、放射線という形で余分のもの(電子であったり、中性子であったり、エネルギーであったりします)を出して、元の安定な姿になるのですネ。
従って、放出されるのが電子のように極めて軽いものであっても、それが減ることによって、質量は減少します。
以上Kawakawaでした
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この回答へのお礼

こんなに書いてくださってありがとうございます。
 
最近、放射能について詳しくなりたいと思っているので
また質問があると思いますのでそのときはまたお願いします。

お礼日時:-0001/11/30 00:00

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