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学校のレポートを書く上でどうしても分からないところがあるので是非教えてください

先日学校でシュウ酸ナトリウムを用いた過マンガン酸カリウム溶液の標定を行いました
その時、溶液を酸性にするために硫酸を入れました
これに関連した質問で、溶液を酸性にする時多くの場合は硫酸を使うが塩酸や硝酸を使わないのはなぜか、というものがありました
過去の質問を読んで塩酸や硝酸が酸化剤や還元剤として働いてしまうので使わないということは分かったのですが、では何故硫酸は酸化剤や還元剤として働かないのでしょうか?
硫酸イオンの結合の仕方が何か違うのでしょうか?

回答お待ちしております

A 回答 (3件)

硫酸イオンが安定で酸化還元を受けにくいのは、電子が詰っている一番上の軌道(HOMO)が非常に低い位置にあり(イオン化エネルギーが大きい)、電子が空の一番下の軌道(LUMO)が非常に高い位置にある(電子親和力が小さい)からです。

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この回答へのお礼

とても助かりました、ありがとうございました

お礼日時:2005/06/06 10:11

液を酸性にする時多くの場合は希硫酸を使うが


塩酸や硝酸を使わないのはなぜかというのは#1さんの通りですね。

>何故硫酸は酸化剤や還元剤として働かないのでしょうか?
希硫酸は電離したときにH^+を出しますが、それだけしかしません。
つまりH^+濃度を大きくするだけです。つまり酸性にするだけです。
そのために酸化剤や還元剤として働かないのです。

なぜなら酸化剤や還元剤として働くためにはほかの物質と反応しなくてはなりませんが。硫酸イオンとして存在しているほうが
ほかのものと反応するより安定だからです。
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この回答へのお礼

参考になりました、ありがとうございました

お礼日時:2005/06/06 10:10

硫酸は熱濃硫酸の場合は酸化性を示しますが、希硫酸だと酸化力はないです。


硝酸は濃度や温度に関わらず酸化力があります。
塩酸は場合によって還元性をしめすことがあります。
2Cl- → Cl2 + 2e-

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A1%AB%E9%85%B8
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この回答へのお礼

参考になりました、ありがとうございました

お礼日時:2005/06/06 10:10

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