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2つの財の選考を考えた時、無差別曲線には

1,どの点に対しても、そこを通る無差別曲線がある
2,右下がりである
3,より右上にある無差別曲線はより高い効用に対応する
4,交わらない

…といった4つの性質がありますが(ここまでは実際にグラフを書いて理解できました)、

(1)2財のうち片方が貨幣財の場合
(2)さらに貨幣財でない方の財xの効用に上限が設けられている場合(xの数量>sならU(x)=Sといったような)

これらの性質は変わってくるでしょうか?
貨幣財もプラスの効用をもたらすので特に変わらないと思っていたのですが、そうでないとしたら、どの性質が変わるんでしょうか?

 長々とすみません。 

A 回答 (1件)

(1)2財のうち片方が貨幣財の場合


基本的に、貨幣財は将来の消費のために「価値の保存」を行っています。したがって現在の財と将来の財の二財があるのと同じになります。

(2)さらに貨幣財でない方の財xの効用に上限が設けられている場合
この場合、即時的な効用関数は x を消費財の量として
U = min{u(x),s}
とかけると思います。また予算制約は I を所得、r を利子率、b を貯蓄量、p を価格とすれば
I + (1+r) b_{t-1} = px + b_t
となります。u(x)=s となるxの量を x~ とすれば、定常状態において

・I+rb<px~ のとき
このとき、U=u(x)ですので、通常の場合と全く同じになります。

・I+rb>px~ のとき
この時、実は定常状態にはなりません。利子率が外生的だからです。内生化すれば、貯蓄が増え続け資金の供給過多となって利子率が下がり、I+rb=px~ となるところで定常状態になります。
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この回答へのお礼

詳しいお答えありがとうございます。
(お礼が遅くなってしまってごめんなさい)
参考にしてみます。

お礼日時:2005/06/09 21:39

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