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映画のタイトルの訳し方
今大学のゼミの研究の課題として、映画(洋画)のタイトルの訳し方について調べているのですが、なかなか資料が見つからず困っています。
昔はいろいろ工夫された邦題がついていましたが、最近では原題をカタカナにしただけのものが多く見受けられます。
どうしてこのような風潮になってきたのか、そしてこの背景にはいったい何が隠されているのか、といったことについて何か意見があれば教えてください。あと映画のタイトルは誰が決めているのかということも知りたいです。
このサイトの中にも同じような質問を1つ見つけたのですが、研究課題の論証としては少し弱い気がするので、新たに質問させていただきました。
あと、映画のタイトルの翻訳について、参考になるサイトや本があれば、それも教えてください。言語は英語、日本語、どちらでもかまいません。ゼミの研究課題なので、資料はできるだけ信頼性の高いものを希望しています。
それからあまりよく覚えていないのですが、3,4年前に何かの映画雑誌で映画のタイトルの決め方についてちょっとした特集があった気がします。ロードショーかスクリーンだったような気がしますが、定かではありません。この雑誌についても、もしご存知の方がいれば教えてください。
質問が多くて申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
回答(4件)
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No.4ベストアンサー10pt
原題をそのままカタカナにすることが多くなったのは
ハリウッドなど製作サイドから変えないようにとあるから、というのは私も聞いた事があります。
製作サイドも悩みに悩んだ末のタイトルで作品の評価を左右する要素の一つですから訳する段階で勝手に変えられては困るのでしょう。
あとは英語ののままでも理解できる人が増えたことにも由来すると思います。
最近はそれが逆に問題になって訳語を決めよう、訳語を用いようみたいなことがニュースになりましたよね。
リスペクト、ポテンシャルとか日常会話に英単語を使う人が増えたのはそれだけ英語を使うことが日本に浸透してきたからだと思います。
(だからって英語を話せる人が増えたかと言うとそれは別問題ですが。)
逆に言えば昔は原題そのままカタカナにしても何のことやらわからなければ見に来る人がいない、集客に影響するからわかりやすい邦題をつけた、と。
個人的にはうまい日本語訳をつけるか原題を全くいじらないでそのままカタカナにするかどっちかに搾って欲しいです。
というのは、たとえば
「Mr.インクレディブル」
の原題は
"The Incredibles"
The+苗字”で”~の家族”を表すので原題だと「インクレディブル一家」なのに邦題だと「インクレディブルさん」。
家族をテーマにしている映画だというニュアンスが邦題では失われています。
また
「サウンド・オブ・サイレンス」
は一見原題そのままのようですが原題は
"Don't Say A Word"
です。
原題の方はストーリーのキーになる部分を暗に表しています。(ネタバレしますが、自分の身を守るために精神異常者を演じていた女の子のことです。)
「ミニミニ大作戦」は
"The Italian Job"の邦題ですが、
邦題のほうがなんか安っぽくないですか。
最近のもので言えば
"-less(レス)"
これも原題は
"DEAD END"
原題はストーリーを暗示していますが邦題は何のことやらさっぱり。
意味のない置き換えです。
複数形にしていること、冠詞をつけるかつけないかのニュアンスの差を全く無視してカタカナにするのは日本人の英語力のなさを表しているようでなんかなさけないです。
どうでもいいことですが、
「ファインディング・ニモ」
これを
「ファイティング・ニモ」
と言い間違う人って多いですよね?
後者じゃまったく別の映画になっちゃいます!
この回答へのお礼
Mr.インクレディブルは一見の支障のないように思えますが、ニュアンスの違いは重要ですね。興味深い意見ありがとうございました!
即出ですが、最近はハリウッド側が契約で「原題をいじらない」よう要求すると
聞きました。
でも、「The mummy(ミイラ)」より邦題の「ハムナプトラ」のほうが
断然面白そうですよね(笑)
あと、邦題の命名でいえば、映画評論家の水野 晴郎さんが有名だそうです。
お役に立てませんが、ご参考までに。
この回答へのお礼
さっそく水野晴朗さんについて調べました!彼の邦題は資料としてかなり使えそうです。教えてくださってありがとうございました!
No.2ベストアンサー20pt
回答ボタンをクリックしてしまいましたが、ゼミですか!期待に沿えるか分かりませんが以前の書き込みを踏まえつつ頑張ります。
参考になったのは、ロードショー、プレミア、ハロームービーズ(93年頃のテレビ)、日本テレビ系列の(スーパーテレビ?だったかな)映画特集等です。
昔は映画配給会社の宣伝マンには『詩人』がいた、なんて言われてます。
GONE WITH THE WIND→風と共に去りぬ
A VIEW TO A KILL→007美しき獲物たち
AN OFFICER AND A GENTLEMAN→愛と青春の旅立ち
NO WAY OUT→追いつめられて
等
フランス映画なんて芸術的なタイトルばかりですよね。
まだ80年代は日本独自のタイトルでした。
個人的意見ではバック・トゥ・ザ・フューチャーあたりから流れが変わってきた気がします。
そのうち、カタカナと副題のミックス時代の到来です。
フォレスト・ガンプ 一期一会
アサシン 暗殺者
ロードハウス 誓いのカクテル
ハートブレイク・リッジ 勝利の戦場
セントオブウーマン 夢の香り
等
原題をそのままカタカナにしただけでは、?なので日本語の副題も付いてましたね。
この頃から英語そのものに日本人が慣れたのを反映してカタカナが一気に増えてきました。
90年代に英会話学校のテレビCMが登場したり、格安海外旅行が増えたのも何か因縁があるような気がします。
さらには、現在のそのまんまカタカナ状態の時代になりました。
スターシップ・トゥルーパーズ(何ですかね?)
007ワールドイズノットイナフ(これはヒドいと私は思います。昔なら、果てしなき世界、ですかね!?)
フォーガットン(忘却の彼方に!?)
アンブレイカブル(まあ、許せます!?)
Mr.インクレディブル(10年前なら有り得ないですよね?)
ホステージ(人質。これは思い付かないですね)
さらにはインパクトを与える為に
CUBE
SAW ソウ
π
101
等、たしかに雰囲気はありますよね。
日本ではアーノルド・シュワルツェネッガーという長い名前に慣れた下地があるからこそ違和感なくカタカナタイトルにも慣れたのではと思います。
原題と全く異なる邦題だと勝手なイメージが出来てしまう、若い観客にアピールが弱い、迫力に欠ける等の理由で日本語タイトルが減ってきたとも言われてます。
映画産業ではアメリカに次ぐ市場が日本だそうですから、作品のイメージを統一させる為にも原題通りのカタカナタイトルになる傾向だそうですよ。
ここからは全くの個人的な意見ですが、今後は原題をカタカナにもしないで英語表記のままのタイトルが増えるのかと思います。
トリプルX→XXX
Xーメン→XーMEN
等
でもたまには独自の邦題も恋しいですね。
サボテンブラザース
ドタキャンパパ
天国に行けないパパ
処刑人
プリティ・リーグ
はお気に入りタイトルです。長々と気ままに書き込みして参りましたが、ひとつでも参考になると良いのですが、頑張って下さい。
この回答へのお礼
丁寧、かつわかりやすい回答、どうもありがとうございました!
確かに格安海外旅行の増加なども原因の1つかもしれませんね。自分ではまったく思いつかない考えだったので、かなり興味深かったです。
やはり007は、原題と邦題の違いを考える上で重要ですね。私自身は007のタイトルが映画タイトルの訳し方の流れを示しているように感じられます。
とても参考になりました!ありがとうございます!
以前TVを観た時に、(その時は日本ヘラルドの特集でしたが)その時の流行りや映画の内容、客へのアプローチ、宣伝効果などでタイトルを決めているような事を話していました。
ちょっと記憶が曖昧なのですが…
[ロード・オブ・ザ・リング]の原題は[The Lord of the Rings]ですが、[ザ・ロード・オブ・ザ・リングス]では言い難いので[ロード・オブ・ザ・リング]になった…とか。
下記のページ(参考URL)は参考になりますか?
この回答へのお礼
迅速な回答ありがとうございます。
URLはかなり参考になりました!
新しく質問する前に一応検索したのですが、見落としたものがあったみたいです。
ご丁寧にありがとうございました。
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