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こんばんは。

自分は高1です。今日、先生が、政経の時、バブルのことを話してくれました。
そもそもバブルってなに?ってかんじだったのでさいしょはあまりよくわからなかったのですが、
今日なんとなく、ふ~んというカンジがしました。
その時に『プラザ合意』ということを何回かいっていました。
なにか最終的には、プラザ合意によってバブルが起こった的に自分では解釈したのですが、
そもそもプラザ合意とはなんなのですか?
円高にするために行われたみたいなのですが、内容はからっきしです。
また、なぜプラザ合意をしなければならなかったのかもよくわかりません。

そこで皆様に教えていただきたく質問させていただきました。
なぜプラザ合意をやらなければいけなかったのでしょうか(必然性?とでもいうんでしょうか(^^; )、
そして、そのプラザ合意というものとはどのようなもの(プラザホテルで何を決めたのでしょうか?)なのかを、詳しく教えていただけると嬉しいです。

では、宜しくお願い致します。

A 回答 (3件)

こんばんは。


私なりの解釈で簡単に書かせていただきます。
 

アメリカの双子の赤字(貿易収支、財政収支)
        ↓
米)ドルをもっと安くして貿易を増やすことでアメリカ経済をよくしよう。
 (ドルは基軸通貨だったので、アメリカの経済が悪くなると世界の経済は混乱する)
        ↓
円を高くすれば、相対的にドルは安くなる
        ↓
【プラザ同意】=円の切り上げ、ドルの切り下げ
        ↓
日)円高による貿易収支の減少
        ↓
日)     円高不況
        ↓
大蔵省)金融緩和政策(金利を下げて、国内経済を活性化させようとした)
        ↓
日)金利が下がったことにより、日本の大量の金融資産(預金とかね)は行き場を失った 
        ↓
日)金融資産を土地に回すしかなくなった。
  (今まで土地は値下がりしたことがなかった)
        ↓
日)土地の本来の価値以上の値上がり
  投機的な土地の売買
        ↓
      バブルの発生
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この回答へのお礼

凄い分かりやすかったです!!

とりあえず大学進学とかは考えているのですが、
まだ勉強したいことが見つかっていません。

でも、なんか経済って面白いですね!
なんかプラザ合意のせいで今の日本の不況があるのかな~なんて気もしました。
もちろん自分なんかがしらないまだ深いコトがいろいろあるんだと思いますが(^^;

ご回答有難うございました!!

お礼日時:2005/06/14 15:58

はじめまして、このテーマは大学で扱うべき物ですが、私なりに説明します。

(高校生には、すごく難しいです)。まず、プラザ合意に至る背景ですが、アメリカは、オイルショック後、インフレ(物の値段が上がる事です)にずっと悩まされてきました。この物価上昇が、アメリカ経済を弱め続けてきたと考えて下さい。この物価問題を解決しようと、連邦銀行(アメリカの中央銀行で、日本で言えば日本銀行です)議長、ポール ボルカー氏が貨幣(お金のことです)の量を減少させて、物価を安定させようとしました。しかし、時のアメリカの財政政策を担ったレーガン政権は、アメリカの経済が弱体化したのは、供給者(企業の事です)に対する規制や税制がきついので、減税したり規制を緩和すれば、必ずアメリカ経済は復活すると言い、大幅減税を実行しました。しかし、減税と同時に、財政支出も削減するはずだったのですが、こちらの方は、ことごとく失敗し、国債を大量に発行する結果に終わりました。先ほど申し上げたように、物価安定の為、貨幣量を減らす政策を行い、一方で、大量の国債を発行しましたので、金利が暴騰してしまいました。物価が安定方向に向かい、金利が上がりましたから、外国人にとっては、アメリカはいい投資先になり、アメリカの金融機関や金融市場にお金が流れ込みました。これが、ドル高を生みました。ドルが高くなりましたので、輸入品が急増し、また、アメリカの輸出企業は大打撃を受け、さらに安い輸入品がどっと入ってきたので、国内産業も日系企業などと厳しい競争を強いられ、国内産業も大苦戦しました。結果として、貿易収支が急速に悪化しました。これが、双子の赤字(財政赤字、減税して税収が不足し大量の国債を発行した事を思い出してください、と貿易赤字を)生んだ原因です。このまま高金利とドル高が続くと、アメリカ経済だけでなく、世界経済に与える影響も大きいと、大国の首脳は考え、為替市場でドルを売り介入を行う事を決めました。これが、プラザ合意です。しかし、日本の産業界にとって見ますと、ゆっくりとしたドル安(円高と同じ事です)なら、対応可能だったのですが、あまりにも急速的に円高が進んでしまいましたので、日本銀行としては、産業界に設備投資を促す為、段階的に金利を引き下げにかかり、産業界に設備投資を促しました。また、長期的には、ドル安(円高)方向で合意したのですが、あまりにも急速に円高に進もうとしていた為、外為市場で、円売り介入も行いました。(これは、日本経済にとって見ますと、お金が増える原因です)さらに、日本の貿易収支が黒字なのは、日本の内需が足りないからだ!と言ったリポート(前川リポートと言います)が発表され、内需拡大政策も採られました。だんだん、お金の量が増えていき、景気も良くってくると、非常にお金が借り易くなります。通常は、増えたお金が物価を押し上げるのですが、日本の場合は、物価は安定的に推移した代わりに、株価や地価を押し上げました。借りたお金で、物を買うのではなく、株や土地を買い出したのです。これらは、典型的な投機の対象になりました。日本銀行は、物価が安定しているので、金利を引き上げる必要はないと判断し、約100カ月間金利を据え置きました。このような理由から、バブルが発生した訳です。このトピックは、非常に難しいです。一言では、言い切れないのですが、復習をすると、アメリカのインフレ問題→物価安定の為、アメリカのお金の量を減らす金融政策実施、同時に、大幅減税実施(財政赤字)→高金利→ドル高→輸入品急増→貿易収支悪化→各国為替協調介入(プラザ合意)→急速ドル安(円高)→日本銀行金利引下げ、急速円高に対する介入、円高不況対策(内需拡大策)→バブル発生と言う事になります。
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この回答へのお礼

とても詳しく書いていただき本当に有難うございました。
正直、難しい言葉がいっぱいでてきてまだ自分なんかでは理解できない部分もあるなぁ~と思いました。

でも、経済おもしろいですね!
まだ全然知識がない自分がこんなコトいうのも生意気な話なんですが、
プラザ合意がなかったら今の日本の不況もなかったのかなぁ~と思いました。
なんというか日本の一人勝ちを他国、特にアメリカが許せなかったってカンジもしないでもないです(^^;
もちろん自分がしらないいろんなことが他にもあると思うんですけど。。。

ご回答有難うございました!

お礼日時:2005/06/14 16:03

日本のバブルの要因の一つです。



グーグルでそのままプラザ合意と入れて検索しましょう。
ネット便利になりましたね。
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この回答へのお礼

参考にさせて頂きました!

この度はご回答有難うございました。

お礼日時:2005/06/14 15:55

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