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単純な質問ですが、強度と剛性って意味合いが違うのか知りたいです。
広辞苑で調べても言葉の意味の違いが分かりません。
同じようなことで、「・・・思う」と「・・・考える」も意味合いが違うんですか?

日本人ですが、日本語難しいです。

A 回答 (8件)

No.6です。


>強度=「強さの度合い」、剛性=「外力によって変形しないという強度」ということですか・・・。

 その通りです。ただし、前に書いた通り、「強度」には「何に対して強いか」という点で種々の強度があります。
 一方、「剛性」はこれを高めるために関係する種々の「強度」の組合せで作り出すものといってもいいでしょうか。そして、剛性はただひとつだけのものといっていいでしょう。

>結局「強度」と「剛性」は同じなのですか?。ニュアンスの問題だけになるのですか。

 つまり、「強度」には実にいろいろな種類がありますが、「剛性」とは多くは構造体がこれに加わる外力によって変形しないように、「いろいろな種類の強度を組み合わせて作り出した総合的な強度」といったらいいかと思います。もちろんニュアンスの問題ではありません。
 
 「剛性」とは変形しない強さ.....これは例えば、自動車のボディなどといった構造体に剛性を持たせるには、路面の凹凸などから車輪を通じて伝わってくる振動や強い衝撃、風圧、遠心力や慣性、衝突時の衝撃といった「外力」によって車体がつぶれたり伸びたり、あるいはれじれたり歪んだりしないように(これが剛性)、圧縮強度、引張強度、ねじれ強度、など種々の「強度」をそれぞれ高める必要があります。

 また材料には弾性(バネの性質や弾力)というものがありますが、「外力」によって材料が一時的にバネやゴムボールのように変形することで、構造体全体が一時的に変形しないようにする必要もあります。

 繰り返しますと、こうした「種々の強度」をそれぞれ高めることで「剛性」は高まります。

 しかし、種々ある「強度」の中でも「磨耗強度」だとか「耐環境性」といった「強度」は直接「剛性」には関係ありませんね。ここのところをご理解下さると、ただのニュアンスの違いだけでないことがお分かりいただけると思います。

 とても技術的な話でさぞ難しいことと思いますが、わたしも技術分野の方はともかく、それをご説明する「国語」方が危なっかしいので、その辺はお許し下さい。
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この回答へのお礼

親切な対応ありがとうございます。とても参考になりました。
材料が持つ個々の強さが強度。
個々の持つ強さを使って構造物にしたときの総合的な強さが剛性。
ということになりますか。
具体的な事例まで挙げていただきありがとうございました。

お礼日時:2005/06/12 06:18

すると、強度とは「壊れるかどうか」、剛性とは「変形するかどうか」といった感じでしょうか。

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この回答へのお礼

感覚ではそのようになりそうです。度々ありがとうございます。

お礼日時:2005/06/11 18:16

 強度とは物体や構造体が持つ「強さの度合い」のことですが、何に強いかという面でさまざまな強度があり、ちょっと思いついたところでは、磨耗強度、圧縮強度、引張強度、ねじれ強度、耐衝撃強度等々、まだいくらであります。



 一方「剛性」とは、多くは構造体が、これに加わる外力によって変形しないという強度のことです。

 辞書を引いたわけではありませんが、エンジニアリングの分野ではこう理解しています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
強度=「強さの度合い」
剛性=「外力によって変形しないという強度」
ということですか・・・。
外力によって変形しないという強度とはどういうことになるのですか?結局、「強度」と「剛性」は同じなのですか?
ニュアンスの問題だけになるのですかね?

お礼日時:2005/06/11 18:12

余計なことですが、広辞苑はいい辞書ですが、言葉足らずな事が多いので、いくつかの辞書をひいて比べてみることをおすすめします。



個人的な好みで恐縮ですが、大辞林は比較的新しい使われ方も載っていますし、説明が詳細です。
逆に広辞苑は現在の実情に即していると言うよりは、古い伝統的な使われ方がメインなので、昔の言語感覚、文化、使い方等を知りたい時は便利です。
余談で申し訳ありませんでした。
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「強度」が一般的な強さを指すのだとしたら、「剛性」は「弾性」とも言い換えられると思います。


特にねじれやズレといった力が加わった時、どのくらい抵抗できるか。
すぐにねじれてしまうものを「剛性がない」、なかなかねじれずそのまま形状を保つものを「剛性がある」と言います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
剛性は「特にねじれやズレといった力が加わった時、どのくらい抵抗できるか。」ということですか?
そうすると、剛性のの「抵抗できる力」と強度の「一般的な強さ」とはどのように違うのでしょうか?

お礼日時:2005/06/11 18:08

強度というのは破壊強度のことで


剛性というのは、復帰可能な強さではないのでしょうか
そのように私はあなたの質問に対してそうおもいました。
決して考えたわけではありませんし、調査も、
裏も取ってはいません。
まんとなく、経験上、みんながそんな使い方をしているみたいだし、自分もそのように使い分けているので、
そう思っただけです。
考えてみるに、化けの分野、建築の分野、教育の分野では
まったく、違う意味で使っているのかもしれません。
でなければ、広辞苑も、それを相当の知識と判断力をもっておられるあなたがわからないという判断をなされたのですから。
言葉というものはみんなで作っていくものですから、あんまり心配はすることはないと 思います(考えますではないです。)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。強度は壊れるまでの強さを表しているんですね。

お礼日時:2005/06/11 18:04

> 強度と剛性って意味合いが違うのか知りたいです。



剛性というのは、性質です。数えられません。
強度というのは、強さの度合いです。単位があって数字で表します。

「硬い」(性質)と「硬さ」(単位)との違いと思えばいいのではないでしょうか。あくまでエンジニアとしての個人的見解です。
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この回答へのお礼

そうですか。剛性は数えられないんですね。参考になりました。

お礼日時:2005/06/11 07:59

「剛性」は変形するかしないかです。



石のように硬いものを剛性があるといい、ゴムボールのように変形する柔らかいものを剛性がないといいます。

強度は、そのものの壊れやすさを表します。
石でも地面にたたきつければ壊れます。壊れにくいほど、強度があるといいます。


思うと考えるは、ひとつのことを思う、複数のことをあれやこれやと考える、というように、対象が単数か複数で使い分けると「日本語練習帳」に書いてありました。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。「思う」,「考える」についても回答いただきありがとうございます。

お礼日時:2005/06/11 07:57

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