No.9ベストアンサー
- 回答日時:
初めまして^^
当方、30代女性ですが、全ての作品を網羅したので一言(笑)。
秘密戦隊ゴレンジャーとジャッカー電撃隊は「スーパー戦隊シリーズ」としてちょっと別物だと思うのですが、昭和を駆け抜け、平成に突入し・・・・という時間の流れを追ってみると、「放送時間枠」というのが微妙に変化していくんですよね。確かに数字を取ろうとしているんですが、昭和の子供が夢中になれる時間帯(曜日も含む)と平成の子供が夢中になれる時間帯というのが変わってきているんです。そこにもちょっとしたポイントがあるように思えます。
「バトルフィーバーJ」を初代として考えた時、ここからしばらく、土曜18時という枠でしばらくシリーズが続きます。10作前後で確か、金曜17時30分という枠に一時移行します。それから何度も移行を重ね、或いは30分枠だったのが25分枠になったりと、バブル崩壊直後はあれこれとバタバタしながら、今の日曜7時30分枠に落ち着きました。
おもちゃ会社からのCM料(=制作費をどうやって取るか)、数字を上げるためにはどの時間帯が一番効率がいいのか、というのを「大人」が試行錯誤してあれこれ考えているのが1つの事実のようです。平成の子供たちは忙しいですからね。就学前とはいえ、日曜の朝くらいでないとゆっくりできないというのも実情のようです。
平成に入ってからのウルトラマンも似たような感じで試行錯誤していると思いますよ。親世代が懐古や憧憬を感じるから子供に見せる、一緒になって楽しむ・・・・ここらあたりが打ち切りにならない要因の1つにもなっている気がします。
また、制作者側にも「ドリーマー」がいるのも1つの要因ですよ^^
どんなモチーフならいいか、どんなスーツを着せようか、どういう演出が目新しいか・・・・同じように見えておよそ30作近くあるものの、一応「進化」していっているんですよ、少しずつ。
こうした「大人」の弛まぬ努力が、子供をひきつけているんだと私は考えています。#7様がその理由のほとんどを述べてらっしゃっているので、割愛させていただきますが、あぁなるにはやっぱり「ドリーマー」である大人が居続けているから・・・・と、こういうからくりではないでしょうか?
私自身は最近、おもちゃ屋をほとんど覗いたことがないのですが、私たちが子供の頃に見てきた光景と同じ・・・・超合金の色々なロボットや変身グッズはこっちを圧倒せんばかりに山積みされているそうですよ^^
ご参考になれば♪
No.10
- 回答日時:
7歳男児、5歳女児の母です。
うちの子は3歳くらい(当時はタイムレンジャー)からずっと、日曜の朝早起きして見てます。当時はあまりわかってないのかなとも思っていたのですが、お菓子のおまけ等にも段々興味がでてきて、そのうち、合体ロボおもちゃに移行していきました。一番欲しがったのは4歳頃で、ちょうど、赤ちゃんおもちゃでもなく、ゲーム等でもない、間の年齢で、そこをバンダイがねらっているのではないでしょうか?#8さんと同意見ですが、バンダイが提供だから続いてるのではないでしょうか?事実、ここ数年のヒーローは初めに3人~5人で始まり、4人目のヒーロー、6人目のヒーローが登場、そうすると、後からヒーローになった人の変身アイテム、武器は違うのです、すると放送と同時に新しいのおもちゃのCMが流れるといった具合になってます。最終的には変身アイテムは3種類くらいになるのです。
仮面ライダーも同じです、どんどんライダーが増えるのです。
バンダイが売り、それを欲しがる子供がいるかぎり戦隊ヒーローは不滅だと思います。
No.8
- 回答日時:
最大の理由は、「バンダイがスポンサーだから」
ということのようです。
岡田斗司夫著「オタク学入門」に、スーパー戦隊ものの詳しい分析があって、
その中に確かそのようなことが書いてあったと思って探してみたら、
何とネット上にアップロードされていましたので引用します。
「この戦隊シリーズが別に高視聴率の超人気番組というわけではない。いつも10%前後をうろうろしている普通の番組だ。ではなぜ20年も続いて21年目も中止の声を聞かないのか? 答えは単純。スポンサーのおもちゃ会社、バンダイがシリーズ続行を望んでいるからだ。
バンダイは日本最大のオモチャ会社であり、この番組の内容にも深く関与している。だから主人公たち5人は何がなんでもそれぞれ1台ずつ乗り物に乗るし、5体のロボットは合体する。子供に人気の超合金ロボットを売るためだ。」
http://www.netcity.or.jp/OTAKU/okada/library/boo …
「オタク学入門」が上梓されたのは1996年のようですが、
バンダイが熱心に「魔法戦隊マジレンジャー」グッズを売っているところを見ると、
現在も状況はあまり変わっていないように思います。
http://www.bandai.co.jp/item/char/index_1521_1.h …
No.7
- 回答日時:
ゴレンジャーで育ち、母となって再び戦隊物にはまりました。
正直子供よりひどいです(笑)。私なりの見方を(一応保育の勉強とかはしたことがありますが、あまり関係ないかも?)まず1つめ。
各カラーの個性がはっきりしていることで、いろんな人がいてもいいということで、それぞれ自分は自分でいいんだ、という意識が芽生える・もしくはこんな感じの人になりたいという目標が明確になるというのはあるでしょう。
良く食べる子はキレンジャーの活躍を見て「あぁ僕もキレンジャーのようになればいいんだ!」と希望が持てるでしょうし、女の子は女性隊員がいることで「私も正義の味方になれるんだ!」と希望が持てるし。
2つめ。
単純に子供は「自分じゃない何か」になるのが大好き。そして正義を貫くことが好きです。ごっこ遊びが始まるのが3歳くらいからですが、戦隊物にはまりだすのもそのあたりからですよね。赤ちゃんは興味を示しません。そして物事の善悪が分かってくるのもこの頃。
普通は一般人の姿をしていながら、悪者が出てきたら変身するというのは子供にとって凄くファンタスティックなのでしょう。なので子供には「変身後」の姿が人気があるのだと思います(大人はもっぱら変身前のほうに興味がありますが)。
女の子は「魔法少女系」がずっと人気ですよね。セーラームーンなんて10数年続いてます。あれは完全に女の子だけの戦隊物として、長年女の子に支持され続けてるのだと思います。やはり「変身して悪者をやっつける」という部分で…。もちろん女の子向けに恋愛やオシャレなどの要素もたくさん入ってますけどね。
3つめ。
破壊・格闘シーンが爽快感を呼ぶ部分もあるのかも。超合金などで遊ぶ子供は大体戦闘シーンです。というかロボットは戦うときにしか出ませんけど…。
子供はロボットを持って「ドカーン」「※△☆◎!」と戦う掛け声をかけたりしますよね。あれはスカッとするんじゃないんですかね。
4つめ。
毎年キャラクターが変わりますよね?(ゴレンジャーのみ長く続きましたが)あれが子供を飽きさせない理由の一つではないかと。大体戦隊物にはまるのは3~7歳くらい。その間同じキャラクターだと子供は飽きちゃいます。1年というクールがちょうどいいのでしょうね。戦隊物が少し成長したときに終わりますが、それは進級・進学の時期。そういう自分の成長と重ねてみてる部分があるのかも?
5つめ。
途中で「大人が楽しめる」部分が入りだしたこと。最近の流れを見てもらうと分かりますが、完全に大人が喜ぶキャストです(笑)皆カッコイイしカワイイ!
TVは親が見せますので、子供を取り込むには親に認めてもらわないといけません。最近の母親は結構ミーハーな親も多いので(私もですが)カッコイイヒーローが出てるだけで「キャ~~!」と言って見てしまいます。平成に入ってからはこの部分も大きいのでは?
思いつくのはこんな感じです。
私が住んでる地域の遊園地で「スーパー戦隊ワールド」という戦隊ヒーロー物大集合!なイベントがあってました。もちろん現ヒーローが中心ではありますが、過去の歴代レッドが勢ぞろいしてて、お父さんお母さんが興奮してました。色々な思い出があるのでしょうね。
ただ、「戦闘シーンがあるので見せたくない」という保護者も少なからずいるようです。
製作者サイドについての考えを調べるのも良いと思います。今年の戦隊物で製作者サイドは何を伝えたいのか、なども専門の雑誌で書かれてありますよ。特撮ニュータイプ、東映ヒーローMAX、宇宙船(今月号で廃刊)などを読んでみるといいでしょう。少なくともここ数年の傾向は分かるかも?
後は実際にヒーローショーに出かけてみることです。子供達が何にそんなに反応してるのか、保護者は?などという風に客席を見てみるとヒントがあるかも…。会場側に許可をいただいて、「どういうところがすきなのか」などをアンケートしても面白いかもしれませんよ。
色々と書きましたが、私としては「変身して悪者をやっつける願望が強い年代だから」というのが一番有力かな~と思います。変身しなくてやっつけてたら、多分魅力半減どころか悪役に同情する人も出てくるかも!?
うちの子も3歳くらいから急に興味を持ち始めて今では大変なことになってます。女の子なので女性隊員にいつも憧れてます。
製作者の考えだけでなく、テレビを見ている保護者や子供たちの考えについても注目して調べていきたいと思います。ありがとうございました。
No.6
- 回答日時:
あくまで私見で回答してみます。
「何故‘水戸黄門’は長期にわたって~」
「何故‘サザエさん’は~」
etcetc.
と同じように、ある意味‘お約束’だったり、勧善懲悪なストーリーが好まれるのかもしれませんね。
また長寿番組になれば、子どものときに見ていた人が親になっていることでしょう。
そうなると、親御さんも一緒にと考えてもおかしくないでしょう。安心感がある番組とも、とらえられてるのかもしれませんね。
まぁそういいつつ、結局はそれなりの視聴率を取れるというのが、実際の理由のような気はしますが^^;
No.5
- 回答日時:
こんばんは。
私の勝手な見解を書きます。子供は外界の認識ができる時期になると人見知りが始まります。これは人や物の区別ができるようになるということですね。さらに発達すると人見知りのレベルがアップするようで、「知っている人か知らない人か」という単純な判断基準から一歩進んで、相手の外見により危害がありそうかそうでないか判別するようになると思います。このころには単純ながら恐怖の感情も芽生えているでしょう。で、実際ヒーローものに出てくる悪玉や怪獣の類は大体グロテスクな格好をしていて、視覚的に子供が恐怖を感じるような外見に仕立て上げています。まずこの「グロテスク→怖い→悪者」という構造を子供に刷り込み、それをヒーローがやっつけることで次に子供に恐怖からのカタルシス(浄化作用)を刷り込む。このサイクルを作ることで子供はとりこになってゆく。
つまり内容の巧拙というよりは、子供の発達段階で芽生える新しい感情を最もわかりやすい形で刺激する構造があのシリーズには出来上がっているのだと思います。人気がある、というよりは子供は特定の刺激に対して一定の反射をしているだけで、ストーリーの面白さ、キャラクターのかっこよさなどは二次的な要素だと私は考えています。だって大人から見たら「このシリーズはちょっとダサくないか…?」と思えるようなシリーズでも子供は夢中になって見ているでしょう?どの時代の子供でもこれは変わらないし、この手の番組は半永久的に続いてゆくと思います。
No.4
- 回答日時:
スーパー戦隊10周年記念作品として放送された「超獣戦隊ライブマン」の制作発表のときに、「日本の子供たちが初めて見る特撮作品はスーパー戦隊シリーズでありつづけたい。
」と東映側のプロデューサーがコメントしています。これが長期間絶えることなく放送されつづけている原動力なのではないでしょうか。蛇足ですが、1980年代は「ゴレンジャー」「ジャッカー電撃隊」をスーパー戦隊としてカウントしなかったので、1988年の「ライブマン」が10周年作品になっています。
それから、これはアニメで有名なサンライズから参加した鈴木良武プロデューサーのコメントですが、ダイナマンで「視聴覚的にアニメ要素を大幅に取り入れた。」バイオマンで「女の子のリクエストにこたえてヒロインを二人にした。同様に、ヒロインがヒーローを助ける話の展開をさせてみた。」ことが成功した、とおっしゃっていました。
現在ではゴレンジャーが第1作、とされていますが、ジャッカー電撃隊までの2作で、一度は幕を下ろしています。
2年の空白期間の後に、「バトルフィーバーJ」がアメコミヒーローシリーズとして制作され、(スパイダーマンが第1作目)等身大ヒーロー作品に巨大ロボットを出した斬新さが受け、「デンジマン」「サンバルカン」となって、「スーパー戦隊」シリーズとなりました。サンバルカンまで続いたからシリーズ化したのです。
この頃、こおろぎ73の歌で、「スーパー戦隊バンバラバン」というものがありました。「スーパー戦隊」の名称が一般化したのは、多分この歌があったからだと思います。
カウントしていないのに、ゴレンジャーのエンディングの「バンバラバンバンバン」のフレーズを使うので、暗黙の了解でゴレンジャーを一作目にしていたのがよくわかります。
ゴレンジャーとジャッカーは石森章太郎先生原作で掲載誌は小学館。バトルフィーバーJからは八手三郎先生原作で講談社掲載、と明確に違いがあったので分けざるを得なかったのが当時の実情です。
私の場合、最高傑作は「太陽戦隊サンバルカン」だと思っています。
回答ありがとうございます。
自分もゴレンジャーが1作目だと思っていました。
何となくですが、「ヒーロー戦隊」と言うと
ゴレンジャーって、「懐かしのアニメ・・・」
みたいなTV番組で、見たような気がします。
No.2
- 回答日時:
最近の戦隊ものは さすがに観ていませんが、
きっと「最後に正義は勝つ!」というきまりがあるからだと思います。
また どんなに状況が苦しくても 正しいことをしているのなら
絶対に神様は裏切らないという 信じる力もくれます。
現実社会は違うだけに そういうのを場面を
みると落ち着くのではないでしょうか!?
「正義は勝つ」
とても魅力がありますね。
今の世の中は、そうばかりではないようですが・・・
やっぱり、子供から大人まで人気の秘訣は
こう言った事なのかもしれませんね。
自分もそれに魅せられてハマって応援していたのかも
知れません
ありがとうございます。
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